風刃迷宮



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

5.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

1.50pt ( 5max) / 2件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1998年12月
分類

長編小説

閲覧回数1,623回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

風刃迷宮 (光文社文庫)

2002年03月01日 風刃迷宮 (光文社文庫)

インドの古代遺跡で火災が発生。死者も出たこの事故で、牧場典子は、幸運にも逃げ出すことができた。「体を屈めながら走るんだ」という謎の声に従って。次々に事件が起こった。六本木の路上での殺人、巣鴨での質屋の女主人の失踪―。一見関連性のない、不可思議な事件の真相は、一体どこにあるのか?天才囲碁棋士・牧場智久シリーズ最新刊登場。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

風刃迷宮の総合評価:3.00/10点レビュー 2件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(2pt)

謎は謎のまま

1998年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。 牧場智久シリーズの一冊。 竹本健治氏の作品を読むのは10年ぶりくらいだったのだが、相変わらず訳が分からない。混沌としたストーリー、次々と現れる矛盾点、イメージ先行の物語世界。そして結末に至っても、解明される謎はほんの少しだけ。ほとんどの謎は謎のまま残されるのだ。 アンチミステリ、メタミステリの好きな読者にはたまらないのだろうが、私にはちょっと。やっぱり苦手だということを再確認させられた。
風刃迷宮 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風刃迷宮 (カッパ・ノベルス)より
4334073239
No.1:
(1pt)

女性無意識への旅

もし若い女性の内面の光景を、見る事ができたとしたら。このような風景を眺めることになるのかもしれない。そんな不思議な読後感のある小説である。地の迷宮、水の迷宮、火の迷宮を経巡ることで、主人公はついに風の迷宮にいたる。ダイヤモンドダストのきらめく風の丘の風景は、竹本健治が描いたもっとも美しい場所である。現実の風力発電の風車(ふうしゃ)が回転する光景が、記憶の中の色とりどりの風車(かざぐるま)の重なる懐かしい情景に重なっていく。主人公の牧場典子が、ついに心の中の世界の中心に辿り着いた事を知るのだ。そこは、旅の終着地ではなくて、新しい旅の始まりなのだ。それだけに、自由な開放感は、ちょっと比肩する作品を想い出すことができない。いわゆる推理小説ではない。幻想的な推理小説の手法をとった、繊細な心理小説の佳作である。
風刃迷宮 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:風刃迷宮 (カッパ・ノベルス)より
4334073239



その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク