クレシェンド



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    初公開日(参考)2003年02月
    分類

    長編小説

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    クレシェンド (角川文庫)

    2017年11月25日 クレシェンド (角川文庫)

    鬼才竹本健治が描く、言霊が持つ恐怖とその受信回路のメカニズム! ゲームソフトの開発に携わる矢木沢は、ある日を境に百鬼夜行の幻覚に苦しむようになる。どこからともなく魑魅魍魎の群れが現れ矢木沢の周囲すべてを埋め尽くしてしまうのだ。しかも、その幻覚は回を重ねるごとに進化し、威力を増し、巨大な恐怖の濁流となって矢木沢を翻弄していく。知り合いの姪、真壁岬の助けを借りて原因を究明しようとするが、幻覚は矢木沢の思考、存在を超えなぜか古事記に酷似したものとなっていく。どうしても思い出せない母親の顔……。震動を伴い聞こえてくる言葉「吾に辱見せつ(われにはぢみせつ)」……。鬼才・竹本健治が描く、日本人のDNAに直接迫る言霊から生まれる恐怖と、その受信回路のメカニズムとは!(「BOOK」データベースより)




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    クレシェンドの総合評価:6.50/10点レビュー 4件。Cランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (2pt)

    謎はすべて解けなかった

    あの真壁岬登場、てっきりミステリだと思って買ったのですが、まるで期待外れ。
    日本人論を書きたいけど、論文として書くには根拠が足りないから、小説仕立てにして登場人物に語らせただけの本でした。
    クレシェンド (角川文庫)Amazon書評・レビュー:クレシェンド (角川文庫)より
    404106239X
    No.3:
    (5pt)

    本歌取り

    天才的な学者や謎の解説老人、まことしやかな論考、
    訪れるカタストロフと翻弄される青年
    ミステリ好きな方ならドグラマグラへのオマージュとして、
    SFも好きな方なら「日本沈没」や「BRAIN VALLEY」等と合わせて
    認識をヘンカクする小説としてお楽しみいただけると思います。

    できれば、「腐食の惑星」の続編も文庫化希望します。
    クレシェンド (角川文庫)Amazon書評・レビュー:クレシェンド (角川文庫)より
    404106239X
    No.2:
    (1pt)

    これは何だったのか?

    やたらと評価が高い著者ですが、「匣の中の失楽」に続く読後がっかり作でした。
    幻覚を見た男がなんやかんやで、日本語と日本人についての自論をのべるだけ。
    起伏に乏しくストーリー性も皆無。
    半村良のようなエンタメへの昇華もできておらず、後半はただただ読むのが辛かった。
    クレシェンド (角川文庫)Amazon書評・レビュー:クレシェンド (角川文庫)より
    404106239X
    No.1:
    (5pt)

    史上最大の怪奇小説

     怪奇小説には、多種多様な妖怪や怪物が存在する。しかし、この物語で登場する怪物は、史上最大の存在である。主人公矢木沢が、あるビルの地下で見た幻覚は、その正体を探索していくうちに、日本神話やマオリ族の神話の中に、その姿をおぼろげに見せて行く。それに呼応して、恐怖もまた巨大になっていく。ラベルの「ボレロ」のように、クレシェンド(次第に強く)なっていく。主題は反復され変奏されていくたびに、強大になっていく。日本人の意識の中に棲み、狂気の淵に導いていくものである。つまり日本そのものと同じ大きさがある。横尾忠則の装丁は、火山の熔岩の煮えたぎる火口を、黄泉の国に同定する。創意にあふれた美しいものである。主人公のために世界との総力戦を戦う少女、真壁岬(まかべみ㡊??き)の清浄な美しさが忘れがたい。怪奇小説の佳品である。並みの恐怖では飽き足らない読者に勧めよう。
    クレシェンドAmazon書評・レビュー:クレシェンドより
    4048734350



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