恐怖の研究
- 第四期エラリー・クイーン (10)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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クイーンが伝説の名探偵ホームズに挑む。しかも扱う事件は切り裂きジャック事件! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ワトソンが書いた部分とエラリー・クイーンが書いた部分が交互に出て来ます。推理小説としてはエラリーの書いた部分は、少なくとも途中までは不要な感じですが、これが挿入されているお蔭でワトソン部分も真実味(本当にワトソンが書いた未公開の文章であると)を感じさせる作りになっています。ちなみにエラリー・クイーンは探偵にして作家と、ホームズとワトソンの二人の役を一人でこなしていますが、エレリ―。クイーンというのは実はプロット担当と文章担当の従兄弟二人のペンネームなので、コナン・ドイルが一人でやっていることを二人でやっている事になります。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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エラリークイーン を持ってしても、切り裂きジャックとシャーロックホームズというミステリーの2大テーマはいささか荷が重かったか…。 | ||||
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シャーロック・ホームズとワトソン博士の実在を信じて疑わないシャーロキアンにとって、同時代最大の未解決犯罪「切り裂きジャック」事件にわれらがホームズが全く無関心であったなどとは到底考えられない。しかし篤実な紳士であった作者コナン・ドイルが老若男女に愛されたホームズの物語を、実在の猟奇連続殺人事件の血生臭い陰惨な描写で汚すことはついになかった。そこで後年「ホームズ対切り裂きジャック」をテーマにしたパスティーシュが複数出版されることになったが、中でも本作はたいへん読後感がよく、お勧めです。 およそ80年の時を超えてアメリカの名探偵エラリー・クイーンの下へワトソン博士の未発表の手記が届けられ、そこにはシャーロック・ホームズと切り裂きジャックの死闘の一部始終が綴られていた。手記は本物か。誰が何の目的で届けたのか。ホームズは切り裂きジャックの正体を知っていたのか。なぜワトソン博士はこの手記を公表しなかったのか。過去と現在を繋ぐ謎にエラリー・クイーンが明快に答える。 本作は1965年にイギリスで公開された映画「Study in terror」(日本未公開)のノベライズ版で、全体の7割を超えるワトソン博士の手記をシナリオ・ライターのPaul W. Fairmanが執筆し、手記以外の部分をエラリー・クイーン(Frederic Dannay, Manfred Lee)が加筆、しかも映画の結末に大胆な変更を加えている。クイーンによるこの見事な改変のおかげで、B級ホラーじみた冴えない映画が、第一級の娯楽ミステリに変貌した。本作はあくまでもシャーロック・ホームズの冒険譚であって、精緻な本格推理を愛する熱烈なクイーン・ファンには物足りないかも知れないが、時代を超えたふたりの名探偵の競演と、エラリー・クイーンがホームズに捧げたさわやかな結末が僕にはとっても嬉しかった。 (Study in terror, US kindle editionを読んでレヴューしましたが、日本ではキンドル版が未発売、旧ハヤカワ文庫も絶版になっているようで残念です。) | ||||
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エラリークイン(新)と、コナンドイルのシャーロック・ホームズ(旧)の時を超え、謎解きをしていくと言うお話で、シャーロックの相棒のジョン・ワトスン博士が書いたと思われる、切り裂きジャックの事件についてのいきさつが記してある記録を知人から渡されたエラリーが、切り裂きジャックの正体は誰だったのか!?シャーロックは誰が切り裂きジャックか知っていたのか!?と、その時代その時代で、新旧の名探偵が謎を解き明かすと言う、ミステリー好きにはたまらないキャストを上手く使った面白い作品でした。内容的にはもう少し深み?厚み?が欲しかった感もありますが、エラリーにシャーロックに切り裂きジャックですからね、そこは少し甘く☆4にしました。普通に読んで楽しめると思います。 | ||||
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