心地よく秘密めいた場所
- 第四期エラリー・クイーン (10)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
| ||||
---|---|---|---|---|
国名シリーズで一躍本格ミステリの寵児としてデビューし、その後多くの傑作を物にしたクイーン最後の長編。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1971年作。本作の特徴はというとミステリーにおける造形の直接性を妊娠・出産に見立ててしまったんだ。。まあ、、準平原だわね、最後の作品 においてこの皮肉な対位法。数の話もおもしろい、非累積的だけどそれが力の項なんだよ。取りも直さず好子。新局面はなくてもアタリショック にはならないんだよ、狂気がファニー。現実性に対して簡潔に与えられた別証明、その知的異方性 ずっとそこだけはコミットメント まずスタンドプレーなトーンが支配したコングロマリットでの黙々と果たされた多義的確認作業によって上位基準と不当放縦が衝突することに なるんだね。まごつく(放)追及する(上)抵抗する(放)そそのかす(上) 払い除ける為に法悦と苦渋が入り交じった清算を(放)それは、 はべらし趣味(上)の把握(笑)。三倍も年上の男(63)に娘(21)を差し出すはめに陥る、しかも転換ムードには優勢でということで期限と いう策が講じられ(結婚後5年を経なければ財産請求権をもたない、寡婦産も要求しない)〜 そしてDon't Look Back in Anger♪が流れながら4年と3ヵ月が経ち(笑)、さてそういうことでいまはランデブーの真っ只中、あっ夫の若い秘書 とだけど(笑)。この場面では化粧♪(青木美保さんだね)が流れてるんだ。そしてここから主題への関与として実質的な瞬間が一月毎に特徴 付けられていく、、、、さてその間プログラムに込められることがあって、悲しい創作意欲を露にした結果(笑)、ある二人の人物は現存しない そして感情の高鳴るその日そのシーンではJust the Two of Us♪が流れてる....クリスタルの恋人たち(笑) 容易に察する?一筋縄ではいかぬよう噴出し始める過剰装飾9 999999999 999 99 9 9 99 凝り固まった基軸としての数字9 いつものように 知り過ぎのかどで咎められるエラリー(笑) そんな彼が9の情景を模索していく じゃここでいつものヒント この事件の犯人のヒントは それでも世界が続くならの「シーソーと消えない歌」のビデオのなかにあるよ! さて、9の解釈を模索するのは我々も同様で(笑)・・・ある意味先取りしてるんだよね、〜からの授かりものかなにかのごとくに(笑)、 もっとリアリズムに調合してみればアニメなんか顕著だけど、味方への入り口と敵の活路が共存していて、突破口としてそういう勝ち誇り方が わからない変貌を遂げたわけで 交互こそ統合の合図 でも躍起になっていつまでもそればっかやっていてもいつかはナンセンスに終わるんであって、まあこの20年がでっぷりと一番その頂点だった んだけど、だから少しも思いやらないよね くらますことを絶対に許さないというか 一言で言えば知的情緒を欠いたひたすらに切り捨て御免 的な斬新さ、つまりきりのないいざこざで(笑)、相変わらず揉めてる(笑)もう飽きただろうに 芝居がかってるわけじゃなくて本当に主題のどんちゃん騒ぎなんだと思うよ 抜本的に反対な鼓動をするものにあてもなく途切れを生じさせる だから再びお目見えした時にすっぽりに覆われてるんだけど、次第に明らかになるまでもなく芝居じゃないって即座に解して見抜けるでしょ とてもそっくりなんだから 常にある けれども在庫点検においてフィランソロピストの名声になってしまう これは担保されるということに関してであって、 そうあってあげるよ 歳月はなくなった 時代、価値観というよりやり方で 長くなったけど結局何が言いたいかと言うと、戦前と戦後で日本人が一変してしまったってのは半分正しい けど半分違って仮にまったく正反対のことをやっていたとしてもそのやり方に段々根拠がなくなっていってしまう そこに関しては常に一定 で だから逆説的でもなんでもなくこれほど変わらない民族も本当に珍しいと思うんだよね。またそのメロディアスさがそんなに嫌いじゃない という(笑)まあ夢みたいに それじゃ今日も漂ういかがわしさのなか中身のない外見への遠足 傍らを通り過ぎていく 上品だなあ 立派だなあ さも複雑な心情かのよう そうだよなあ お孫さん男の子だもんなあ 今の平和がずっと続いて欲しい いざとなったらアメリカの青年が血を流してくれるから 始点は どこだとみなされる? 他国の青年にはばあちゃんがいない なんでなんだ 駄目だこりゃ(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クイーン最後の作品。クイーン作品が途中から(恐らくコンビのうち1人がなくなったあたりから)ゴーストライターによる名義貸し作品や、ハウスネームとしてのクイーン作品になっていることは既に明らかにされている。しかし、どうであれクイーン名義作品は実質的にこれで最後。 ある意味倒叙形式なので、犯人は途中で容易にわかる。しかしその心理を考えると犯人に同情したくなる。 何だかとても哀しい話。そしてエラリー・クイーンという巨星の消えゆく光のような感じ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|