(短編集)

ナポレオンの剃刀の冒険 聴取者への挑戦I



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初公開日(参考)2008年02月
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ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)

2008年02月29日 ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)

動く密室と化した列車内で男が殺された。容疑者は七人。しかもあるはずの宝石がなくなっており、車内のどこを探しても見つからない…。巧みなトリックとエラリーの名推理を堪能できる表題作を始め、国名シリーズを彷佛させる傑作シナリオ八編を収録。クイーン警視、ヴェリー部長刑事、ニッキイ他おなじみのメンバーも登場する本格ミステリ。全編“聴取者への挑戦状”つき!ラジオ版「エラリー・クイーンの冒険」のエピソードリストを併録。 (「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

懐かしくも色あせない推理の魅力

ラジオドラマのシナリオを8編収録。

ラジオドラマなので会話中心で、とても読みやすい。また、全体の雰囲気は明るくてゲーム性が高く、国名シリーズを彷彿とさせる。

が、会話中心だからといって、本格ミステリとして薄味というわけではなく、どれも質が高い。

多彩な手がかりから多彩な推理を紡ぎだすクイーンの手腕は絶品。

国名シリーズや悲劇4部作をむさぼり読んだ頃を懐かしく思い出し、と同時に、論理的かつ意表を突く推理
の魅力は、どれだけ時代が経過しても決して色あせることはないと実感しました。
ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)より
4846007588
No.5:
(5pt)

あまりに贅沢なラジオドラマ

出来栄えに多少ばらつきは感じられますが、どれも十分な質。中でも「ブラック・シークレットの冒険」には正に度肝を抜かれました。活字で読んでもびっくりですから、当時のラジオ聴取者もラジオの前であっけにとられたことでしょう。贅沢なひとときだなあ。何という仕掛け、何という解明でしょうか。
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No.4:
(5pt)

面白かったの一言が最高の賛辞だろう。

『Yの悲劇』くらいしか読んでいなかったEQであるが、ラジオドラマのシナリオで読み易そうなので試しに読んでみた。メリハリのあるストーリーとリスナーへの挑戦付きのロジカルな展開で期待以上に楽しめた。続編の『死せる案山子の冒険―聴取者への挑戦〈2〉』も読み始めたので、論創社のEQシリーズは読破するつもりである。それにしても、訳者で解説者でもある飯城勇三は怪物だな。いやはや恐れ入った。
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4846007588
No.3:
(4pt)

シナリオ本だけど侮ってはいけません。

ラジオドラマから抜粋した作品。
それでもエラリイ節、そして構成は見事に
再現されているのですから。
お見事というしかありません。

どの作品も意外性を出してくれたり
致命的なエラーから活路が開けたりと
興味深い作品が多いのですが
特に面白いなと感じたのは
ライバルであるキャラハンの出てくる
「ブラック・シークレットの冒険」でしょう。

この作品はとにかく意外性をついてきます。
犯人指定に関しても
そして結末に関しても。

シナリオ集でも
すばらしさは十分です。
ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)Amazon書評・レビュー:ナポレオンの剃刀の冒険―聴取者への挑戦〈1〉 (論創海外ミステリ)より
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No.2:
(5pt)

《国名》シリーズの精神を宿した純粋パズラーのシナリオ集

◆「ナポレオンの剃刀の冒険」

  列車内で男が殺され、彼が持っていた宝石がなくなった。
  車両の両端では赤帽と車掌が見張っていたため、犯人に逃げ場はない。

  しかし、どこからも宝石は見つからず……。

  犯人特定の手がかりは二つ。

  そのうちの一つは、犯人が詐称していた職業に
  ついての知識が問われるものとなっています。

  また、宝石の隠し場所に関しては、逆説的発想に基づくポー「盗まれた手紙」方式
  ではなく、緻密な検証によって可能性を限定していくクイーン『ローマ帽子の謎』方式
  が採られています。

◆「悪を呼ぶ少年の冒険」

  意味深なタイトル、そしてクイーンの超有名作を彷彿とさせる展開で
  あるため、クイーンを知っている人ほどミスリードされてしまいます。

  ただ、本作の《操り》は……。

◆「ブラック・シークレットの冒険」

  古書店を舞台に、「贋作者」「泥棒」「殺人者」の三人を推理するという趣向。

  ダイイング・メッセージ解読もありますが、なにより
  「殺人者」を隠す、反則すれすれのテクニックに吃驚!

◆「〈暗雲〉号の冒険」

  事件が発生する前に登場人物たちがやっていたジェスチャーゲームに、
  ぬけぬけと手がかりが仕込まれています。

  ただ、日本人が気づくのは難しいかもw

◆「ショート氏とロング氏の冒険」

  ホームズの「語られざる事件」の一つと同じシュチュエーション
  での消失トリックに、エラリーが《安楽椅子探偵》で挑んだ作品。
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