非在
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全1件 1~1 1/1ページ
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死体トリックや人物誤認などいろんな面白くなる要素が入っているはずなのに、世界観にいまいち入り込めないのはどうしてなのか。 | ||||
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観察者シリーズ。 人魚伝説、無人島探索、殺人事件…と面白い要素たっぷりです。 このシリーズを順番に読んでいるわけでもなので人間関係がどうだったとかよく覚えてなかったのですが、写真屋の猫田さんってこんなに女を強調するキャラだったっけ?と戸惑う部分もあったり、少し読みにくいと感じる部分もあったりしましたが、人魚やその他の蘊蓄もふんだんだし、九州の方言を喋るイラストレーターもキャラもいい味。洞窟で叫ぶ場面の文章遊びも個人的にツボに入り、読み終えるのがもったいないくらい面白かった~っという印象でした。 この作家さんの作品をもっと読んでみたいのですが、もはや殆どが中古でしか買えないのがとても残念です。。 | ||||
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鳥飼否宇の小説には、動物達以外にも、人間的に魅力的な登場人物が多く出てくるのが好きです。推理云々の前に、今回はどんな人達が出て来るのだろうと楽しみになります。 | ||||
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鳥飼氏のデビュー作の中空に続く観察者シリーズの2作目である。 前作とは雰囲気がガラリと変わって、冒頭から日記文による回想と・・・何やら折原一みたいな展開になっており、まあ当然のごとく叙述トリック系のネタである。 そこに人魚の正体ネタや一種のクローズドサークル内での不可解な死を後から主人公達が調査するというなかなか凝った構成になっており、技巧派のこの著者ならではの力作になっている。 | ||||
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2002年に出た単行本の文庫化。 中国の伝説上の島である蓬莱を求めて南海の孤島に向かった大学生たちが惨劇に巻き込まれるというストーリー。 舞台立てや設定は非常にこっている。人魚や朱雀といった幻獣たち、尖閣諸島という国際紛争の場、南西諸島特有の珍しい動植物……。 ミステリとしても上出来だと思う。ちょっと想像もしないようなトリックが使われており、なかなかおもしろかった。 しかし、それらが物語としての魅力につながっていないのが不思議だ。なんというか、読んでいて楽しくないのである。うーむ。 | ||||
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本作品は、横溝正史ミステリ大賞優秀作の「中空」に続く、観察者・鳶山久志と写真家・猫田夏海のコンビによる本格ミステリの第2作で、2002年発表。(【あらすじ】は、コメント欄に掲載) 本作品には、いくつもの興味深い謎が設定されています。 1.本当に人魚はいるのか? 猫田夏美の発見したフロッピーに記載されていた「日記」には、沙留覇島で人魚発見の記述が…。果たして日記は真実を記しているのか、というもの。 2.「沙留覇島」で何が起きたのか? 「日記」を書いた大和総合大学の探検サークルのメンバーは、行方知れずに。一体、訪れた沙留覇島でどんな事件が起こったのか、というもの。 物語前半では、そもそも沙留覇島はどこにあるのか、という推理が観察者・鳶山久志を中心に展開され、中盤では、いよいよ鳶山・猫田のコンビは島に到達し、数々の「事件の痕跡」を発見します。 中だるみもなく、真相解決まで、あっと言う間でした。 ただ、全体的に、インパクトに欠ける…というのが率直な感想。 本編に挟まれた「沙留覇島での探検日記」という趣向からは、どうしても「あるトリック」が連想されてしまいますし、実際、意外性はないわけではないのですが、新味が薄いような気がします。 また、「沙留覇島」で起きたことも、十分に衝撃的なのですが、ガツンとくる迫力に欠けている…。 最後に明かされる「人魚はいるのか?」も一応合理的な説明はあるのですが…。 作品の雰囲気はとても気に入っていて、「良い作品」なのに、なぜか不消化な印象の強い作品でした。 でも、カーやチェスタトンの影響がみられ、個人的には好みの作風。第3作以降に期待します。 | ||||
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