物の怪
- 河童 (28)
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連作短編3作。 山口県の萩市の河童、富山県の立山の天狗、瀬戸内海の島の鬼のお話です。 生物に対する蘊蓄は読んでいて本当に面白いのですが、同伴者の無知さをおもいっきり馬鹿にするキャラクターも好きだし、最後にちょっとだけぞっとする後味の悪さもあったりして、なかなかに楽しめました。 個人的には最初の河童のお話が一番面白かったです。 | ||||
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「観察者」シリーズの一冊。 「眼の池」「天の狗」「洞の鬼」の3中編が収められている。 河童や天狗などをモチーフにした、おどろおどろしい雰囲気のミステリである。 そこに観察者こと鳶山久志の生物学的知識が加わり、魅力的な道具立てとなってストーリーを盛り上げてくれる。 読後感も不気味。 安心して読める一冊だ(費用対効果という意味で)。 | ||||
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短編2編と100ページ超えの中編1編で構成された鳥飼氏の観察者シリーズの一編。 それぞれ日本古来の妖怪である河童、天狗、鬼にちなんだ妖怪でしか行えないであろうと思われる不可能殺人事件に主人公達が遭遇し、謎を解いていく趣向。 妖怪ミステリーに蘊蓄満載となると京極夏彦氏の一連のシリーズがまず頭に浮かぶが、それらとは異なり、本作は全ての謎が合理的に解決されるのが特徴。 1篇は日本推理作家協会賞の短編部門の候補となったものもあり、内容は充実している。事件の真相が明らかになってもさらに犯罪の闇が深まるような一種のバッドエンディングで統一されているのも面白い。 まさに妖怪をテーマとして正統派の本格推理作品である。 | ||||
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普通の推理小説かと思っていたら、もっとどろどろした世界へ連れて行かれる小説でした。 | ||||
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「観察者」シーリーズ 一見、妖怪による殺人のように見える事件を扱った本格ミステリ 河童、天狗、鬼が題材の連作短編3本を収録 妖怪が題材の一部となっているが、謎自体はすっきりと解け、幻想的な要素は皆無だった ただし、妖怪の伝承のもととなった現象に対する考察は面白かった 鳥飼氏は結構、ダークだ 殺人事件を扱っているので当たり前といえば当たり前だが、かなり苦い後味の作品ばかりだった | ||||
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