異界
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他の方がレビューで 熊楠の生家の間違いについて指摘されてますが 他にもストーリーには支障の無い細部で たとえば登場人物の移動距離や方言等に 間違いやおかしな部分が目立ちます この小説の舞台になってる町に住んでたからこの本を手に取ったのに 内容より 住んでたからこそ分かる間違いばかりが気になってしまいました | ||||
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南方熊楠を名探偵役にすえた長編ミステリである。 ロンドンから帰国して間もなくの、那智や熊野にこもって植物採集に明け暮れていた時代を取り上げている。 著者の作品を読むのは初めて。植物や昆虫に詳しく、自然や怪異をテーマにすることの多い作家と聞くが、本書でもそうした知識・作風が遺憾なく発揮されていた。ネタバレになってしまうので詳しくは書けないが、いかにも熊野という動物が使われ、そこに熊楠の「山人論」、西洋の類似の事例が取り入れられ、意外性のある結末につながっていく。 ただ、意外性はあるものの、ミステリとしてはいまいち。もう少し結末に工夫がほしい。 また、熊楠については、和歌山の田辺を出身地だと書く(そこは後半生に暮らした土地)など、誤った記述があちこち目に付く。私は熊楠への関心から本書を手に取ったので、かなり気になってしまった。 | ||||
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前半の熊楠と太一のやりとりは面白かった。時代が過ぎて太一が師匠となっているのも芸があっていいのではないでしょうか。 作品の内容だが、横溝正史的世界を描いてはいるが、おどろおどろしさは薄いと感じた。謎解きがないならば人間の業とか恐怖をもっと出して欲しかった。結局、あまり怖くないんだよね。最後のブラウン神父っていうのも、それならばもう少し伏線を凝らしていただきたかったかなと。 | ||||
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著者の作品の中で2文字タイトルのものは真面目な作品が多いが、 これもその流れを汲む逸品。「バカミス」を期待している読者には肩透かしかも。 南方熊楠をとりあげてはいるが、作者得意の細かい知識の描写は今回は影を潜め、 古典的な手法やおどろおどろしい雰囲気などから、まさに「横溝正史」的世界。 目新しさはないかもしれないが、誰もが満足ゆく作品だと思う。 | ||||
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