十津川警部「家族」
- 十津川警部シリーズ (466)
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中年の男女、桜、鉄道。三つのヒントを元に幼き日の記憶をたどる。 事件そのものはいたって普通の内容。警部とともに少しづつ記憶を追い、 犯人を追う楽しみがある。 分量もちょうどよく、2時間もあれば読める。 | ||||
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十津川警部の部下の田中刑事が, 行方不明になる前に辞表を出していた。 田中刑事の家族を調べると、弟が行方不明になっているらしい。 田中刑事の家族をさらに調べると、 行方不明になっている女性の消息と関係しているらしい。 行方不明の人間がどんどん増えて行くのかと心配になる。 最後に事件は急展開する。 十津川警部をはじめ,同僚が田中刑事の家族愛を信じ, なんとか事件が究明できないか奔走する。 実際の警察ではありえないことかもしれない。 人間中心の西村京太郎の世界の,こうであるべきだという提言だろう。 | ||||
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誘拐にあった孤独なカメラマンのエッセイの標題が「遠い記憶」というもので,名前が永井俊。 「満開の桜が咲いている。そしてそこを黒いSLが白煙をたなびかせながら走っている光景である。 そのSLの向こうに,人が二人立っている。それは中年の男と女であることはわかるのだが,顔ははっきりしない。」 2歳半のときの記憶らしいが,自分の親を「中年の男女」と思うだろうか。 子供にとって,親は,大人だと思うが,中年とは思わないのではないだろうか。 疑問が残るエッセイだ。 | ||||
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話は被害者に見覚えの無い誘拐からスタートします。 前半から中盤にかけてはかなりスローテンポで話が進み退屈な展開です。 後半は一気にテンポアップしますが、如何せんストーリーに迫力がありません。 肝心の十津川も誰でも出来るような推理&捜査をして犯人の動機も弱く設定にも無理がアリアリです。 著者の前期のころの作品と比べ読み応えが全くありません。 このような中途半端な作品を出すのではなくじっくり練られた作品が読みたいです。 もう無理かもしれませんが・・・ | ||||
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これはいろんな楽しみ方ができる作品だと思う。 まず、「旅情」。表紙にSLと桜の絵が描いてあるように、SLや桜で有名な路線が複数登場する。沿線や車両、駅、そして桜の様子が詳細に記述されており、目に浮かぶようである。 そして、「スリル」。物語はいったいどのような結末を迎えるのだろうか。そんな思いが最後の方まで絶えることのない、飽きない展開である。 それから「人情」。登場人物、特に犯人の心境には、読後も思いを馳せることができる。 さらに、本作品の取材の様子が過去にDVD化されている。レンタルして観たことがあるので、一層楽しむことができた。 | ||||
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