特急ワイドビューひだに乗り損ねた男



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初公開日(参考)2012年03月
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長編小説

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特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)

2012年03月17日 特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)

東京・三鷹で白骨死体が発見された。死体のポケットには、未使用の「ワイドビューひだ13号」名古屋発高山行きの切符が。十津川警部は高山へ行き、7年前に町から消えた男の噂を聞く。男は市議会副議長の秘書をしていたが、その妻と駆け落ちしたのだという。慎重かつ大胆に捜査を進める十津川警部が掴んだ新事実とは?トラベル・ミステリーの第一人者が描く、極上のエンタメ・ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(5pt)

少し心配ながらも十津川警部の犯人逮捕に向けたえげつない程の気迫に圧倒されました。

2012年に刊行された西村京太郎氏の通算501冊目の作品ですね。本書は前年の雑誌連載が翌年に単行本化されたパターンの作品ですが、著作リストを見ると2011年には何と16冊も出されていて同じパターンもあるだろうとは言え1月に1冊以上という驚異のペースに著者が当時で御年81歳であられた事を考えるともう唯々凄すぎる!の一語に尽きますね。
東京の空家の床下から偶然に見つかった白骨死体の衣服のポケットに二年前の高山行き「特急ワイドビューひだ十三号」の切符があった。十津川警部が飛騨高山へ赴き七年前に市議の妻と駆け落ちして姿を消したという男の話を聞き込んだ事で漸く事件は動き始めるのだった。
本書の眼目はフーダニットではなくミステリー本来の楽しみを期待される方は少し落胆されるかとは思いますが、その代わりに権力を盾にしてのさばる巨悪の犯罪ドラマと十津川警部の執念の捜査の迫力を存分に味わえるでしょう。確かに被害者とてワルには違いないのですが、何となく不器用な小悪党の短く終わった人生ドラマを幾分かは無念に思って、もっと狡賢く立ち回って法網を逃れ悠々と暮らす真の悪党に対して復讐する或いは仇を討ってやるといった念を十津川警部は心に持たれたのかも知れないなと感じるのですが、これは私の勝手な思い込みで考え過ぎでしょうか。まあとにかくこの過去の経緯を探り出して一歩一歩真実を明らかにして行く推理の過程は鮮やかで読み応えがありましたね。そして圧巻なのは終盤での十津川警部が犯人に対して仕掛ける強引とも思える非情な作戦ですね。まあここでの十津川警部は何時になく鬼のように怖くて非人間的で優しさの欠片もありませんが、でも狡賢い悪党には生ぬるいやり方ではなくこれぐらいのえげつない事をしないと駄目だという事なのでしょうね。もし現実であれば犯人側が逆にこの違法捜査を白日の下に晒して無理矢理に自白を強要されたと居直るといった展開もあり得るだろうなと、その点が心配にはなりますが、まあこれはフィクションですからこれで一件落着という事で一抹の懸念はスッパリと忘れようと思いますね。
特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)より
4334077080
No.2:
(5pt)

ちょっと残念。

おかしなところが二カ所ある。
死体を埋めた地図を、刑事の部屋から盗んだというところ。
刑事が知っているなら、もう死体はないはずだ。

死体を埋めたところに行って,穴に嵌って抜けられないというところ。
刑事が知っていて,見張っているはずなのになぜすぐに逮捕しないのか。

細部で気にかかるところもある。
下呂水明館という実在する旅館がでてくる。
旅館の描写があまりに少ない。
せっかく有名旅館を例示するなら、その描写を入れてもらえると嬉しい。

高山線の景色もいろいろ記述があると嬉しいかもしれない。
ちょっと残念。
特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)より
4334077080
No.1:
(3pt)

トラベルミステリー?

白骨死体が発見され、ポケットには2年前の「ワイドビューひだ」の切符が…

面白かったのは面白かったけれど、
十津川警部でなくてもよかったのかも。

西村京太郎といえば、トラベルミステリー。
電車の時刻表を始め、移動によるトリックが醍醐味ではないだろうか?

移動中に細切れでざっと流して読んだだけなのだが、
結局、この白骨死体の人は、この「ワイドビューひだ」に乗るつもりだったのか?
…と、肝心なところが分からなかった…
もう一回、読もう…
特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:特急ワイドビューひだに乗り損ねた男 (カッパ・ノベルス)より
4334077080



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