十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪



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初公開日(参考)2013年10月
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長編小説

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十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)

2013年10月08日 十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)

東京、横浜、松江で、資産家を狙った高額身代金目的の誘拐事件が発生!いずれも犯人は身代金を手に入れ、人質は解放された。警視庁の十津川警部は両県警と連携し、身代金の金額と資産家たちが営む企業利益との奇妙な共通点に注目。被害者周辺に群馬県安中市に関わる人物が必ずいると知った十津川らは、長野新幹線で安中榛名へ向かう!犯人は同一人物か?高額身代金の理由は? (「BOOK」データベースより)




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No.7:
(4pt)

歴史観

西村京太郎サスペンスらしい場面がたくさんあり面白かったです。
欲を言わせていただけるのなら、もっと人間関係を複雑にしたほうが推理が難しくなるように感じました。
十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)より
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No.6:
(4pt)

東日本の新幹線利用者数ワースト2の「安中榛名」駅の特徴が関係するストーリーです

安中市や安中榛名駅が好きな方にはおすすめです。
メインの事件は誘拐事件です。
代議士系の人は出てきません。
ヒロイン的な人もいません。
西村小説の中ではストーリーが地味なほうなので、
ドラマ化等はされなさそうなタイプですので小説で読んでおきたい作品です。
十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)より
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No.5:
(3pt)

長野新幹線は無関係

長野新幹線は無関係
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No.4:
(2pt)

「全て、あの安中市長が、悪いんだ。全部、あの市長のせいなんだ」というあきれた告白

▼この作品には「長野新幹線あさま号」自体も事件現場に登場しないし、ダイヤのトリックもない。舞台としては、長野(現北陸)新幹線は直接関係しない。
▼あえていうなら、事件被害関係者がすべて「群馬県安中市にそのルーツを持つ」という一事において、安中市を故郷に持つ私が読む意義があった…というものだろう。
▼三件の巨額身代金目的誘拐事件があいつで起こる。東京で起きた一部上場企業オーナー社長の若い後妻が誘拐された20億円の事件。横浜で6億4千万円、松江で3億6千万円のそれぞれ社長宅の幼児誘拐が相次いで起こる。合計30億円もの被害額だ。
▼その別々に起きたと思われた巨額営利誘拐の共通点を探っていく十津川警部は、三件の事件が実は「群馬県安中市」の一点で共通性があることを突き止める。
▼営利誘拐事件は犯人像が見えないまま、東京の被害社長が殺される殺人事件へと新たな展開を見せる。
十津川ら三件の事件担当警部が新幹線「安中榛名」駅へと飛び、市役所の計画課長ら安中市内各所で関係者に聞き込みを行って事件解決の手がかりを求める。
▼夢のような発展物語を描いた地方都市が、「全国ワースト2位の乗降客数」という期待外れの新幹線効果に落胆した。
財政危機にあえぐ首都圏の中堅都市の市長が、起死回生の窮余の一策に、安中出身やまたはそのルーツを持つ実業家に巨額の寄付をおねだりしたことが事件の引き金になった。
▼三件の誘拐事件の被害者らが経営する会社は、銀行の融資をつなぐため無理な粉飾決算に手を染めていた。その粉飾分の経常利益がこの身代金の額とピタリと一致する。
▼う~ん…無理な展開だし、乱暴な推理だねぇ。粉飾決算を隠すためだからと言って、被害者が安中市にそれほど巨額の寄付をする理由づけに無理がある。
またその金額を実際に寄付したら会社がつぶれるから、狂言誘拐で特損を強いられたので寄付できなくなった…という言い逃れをしようと企む動機も企業家としてありえない。
▼あげくには、みんな「寄付を求めた安中市長が悪い」ことに帰結させる自白で終わる。
▼現実の安中市は1995年に安中市職員による51億円巨額詐欺事件(実質被害額は27億円あまり)が発覚し、2088年までの「103年ローン」で現在市土地公社が返済中など、西村氏が思いつく素材はある。
加えて全国でもワースト屈指の財政指数(104)。
小説のネタにされる材料には事欠かないが、せめてこれを犯行の動機とするなら、政治や財政を背景として描ける力量がほしい残念な作品だ。
▼せっかく地方財政の問題の深さを描きだすのに格好なネタが死んでしまってる。加えて、「長野新幹線」はあまり関係ないなぁ。
高速交通網を誘致できても生かし方を思考から失っている地方都市の残念さを描き出せれば、十津川警部の登場価値もあろうというものだ。(終)
十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(3pt)

非常に魅力的なタイトルに惹かれて期待して読んだのですが珍しく今回は駄目でしたね。

本書は2013年に発表された西村京太郎氏の524冊目の作品です。最初に著者のファンの方々に対しましてこういう風なレビューを書く事が心苦しく大変に申し訳ないと思っております。本当にすみませんが、未読の方にはあまり読む事をお奨めできません。まあ600冊近い膨大な作品を書かれていますから全てが完璧とは行かないのは無理もなく、偶にはこういう不出来なものがあるのは致し方ない事でしょうね。
東京、横浜、松江で誘拐事件が連続して起きて、それぞれ人質は全員無事に解放されるが高額の身代金をまんまと犯人に奪われてしまう。一見すると三件の事件は別件とも見られたが、やがて十津川警部はある共通点に気づいて長野新幹線「安中榛名」駅へと向かうのだった。
まずこの一つ前の長編「哀しみの吾妻線」を読んでいた事で気づいたのは著者がこの頃は3つの事件という趣向に凝られているのだなという事実でしたね。それはそれとして、本書のトリックは一言で言うと「まさかこんな見え見えの手は使わないだろう」といった意外性を狙ったものだと思えるのですね。そうですね、まあ着想はそれ程に悪くはないと思いますが、でもあまりに小粒で要はつまらないなという印象しか残らないのが残念でしたね。細かい事を言えばタイトルに「長野新幹線」を使うのは、トラベル・ミステリーの看板を出して購買意欲をそそる目的であって、意味としては観念的な関連のみなので少し不適当にも思えますね。それから幾ら何でも誘拐事件が三件だけに終わるのではあまりに盛り上がらないと考えられたのか、終盤に殺人事件が起きるのですが、これについても犯人の正体が常識的でズブの素人にさえ普通こうとしか考えられないだろうなと思える様な平凡な真相ですので、読み終えてちょっとガッカリしましたね。まあ著者がわざと単純な図式にして現代社会の世知辛さ・情の無さを強調されたかったという可能性もありますし、解説に書かれている「長野新幹線」の知られざる意外な実情を描かれている意図も理解はできますが、何分にも私的にはミステリーとして楽しめなかったというしかありません。とは言えちょっと辛辣な文章になってしまいました。決して悪気はございませんのでどうかお許しくださいね。
十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:十津川警部 長野新幹線の奇妙な犯罪 (講談社ノベルス)より
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