赤穂バイパス線の死角
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私は赤穂在住です。 赤穂市は兵庫県と岡山県の県境の市ですが兵庫県です。岡山県ではありません。 それにしても作者も編集者も全く調べなかったのかなぁ。 | ||||
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2012年2月に刊行された西村京太郎氏の大きな区切りの一つ前の499冊目の作品です。本作のタイトルを読みますと西村氏は本当に題名の付け方に毎回ご苦労されているのだなと否が応でも感じてしまいますね。何時の時代も世間は西村氏に鉄道推理を期待していますので、常にこういった感じにしないとならない宿命なのでしょうね。「赤穂バイパス線」なんて本書の内容と全くかけ離れていますが、まあこれも著者の看板だから仕方ないのだろうと割り切ろうと思いますね。 「忠臣蔵」で主演を務めた若手人気歌舞伎役者の尾上竜之介が若い女子アナと服毒死する事件が起きて、残された竜之介の遺書から心中と判断されて捜査は終了となる。しかし尚も他殺の疑念を捨て切れない池袋署の小西警部と雑誌記者の坂井が兵庫県の赤穂大石神社へ調査に赴いたとの推測の元に十津川警部と亀井刑事が二人の後を追うのだが、やがて岡山県日生(ひなせ)の港で坂井の溺死体が見つかるのだった。 本書の前半では忠臣蔵の四十七義士についての諸説やエピソードの数々が詳しく書かれていてとても興味深く読めて勉強になりましたね。また歌舞伎の世界の特殊用語「もどり」が後半の重要な手掛かりにも繋がる面白い知識として得られましたね。本書の推理は本当に事件の全貌の見当が全くつかない五里霧中の状態が続いて最終章を迎えるまではまるで暗闇の中を手探りで進む様な頼りない覚束なさでしたね。まあ多少は、ではなくかなりの都合のよすぎる偶然の要素はありますが、第6章で披露される奇抜な逆転の発想には推理作家ならではの「よくもまあこんなけったいな事を考えるものだな」と大いに感心させられましたね。今回もアリバイ等の鉄道トリックとは無縁でしたが、でも常に1パターンではなくミステリーのあらゆる趣向に果敢にチャレンジする著者の努力を私は大いに讃えたいと思いますね。最後に先輩の小西警部は見えない陰の場所で十津川警部以上に努力し活躍されていながら全く評価されず寂しく引退されるのが誠にお気の毒でしたが、でも最後の難事件を自らの手で解決に導く事ができてご自身としても本望でしたでしょうね。 | ||||
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忠臣蔵に出ていた人と女子アナの心中としてみなされる死亡事件。 殺人だったのではないかと探していた人が次々行方不明。 一人が殺されていて,殺人事件ではなかったかの予想が広がる。 女子アナの詳細な人物描写がないのが悲しい。 標題も忠臣蔵の言葉があるとうれしいかも。 | ||||
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