007/カジノ・ロワイヤル
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ヴェスパーの描写に関心を持ちます。映画女優との比較や007の思いなど。続きはどうなるのか? | ||||
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カジノロワイヤルを読むことでジェームズボンドがなんたるかについて考えました。 映画は全て観たので、原作を改めて読み、イアンフレミングが描きだしたボンドそのものを味わいたいと思います。 | ||||
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ロシアのスパイをカジノで破産させるべくイギリスのスパイが送り込まれ・・・というお話。 007シリーズ記念すべき第一作。敵のスパイを破滅させる為、カジノで戦いを挑むという少し変わった感じのスパイ小説だと思いました。 著者のフレミングが実際に諜報機関で働いていたという事で、自らの体験を元にカリカチュアした感じのスパイ小説を書いてみよう思ったのでしょうか。 解説にある通り、ジェームス・ボンドもかなり俗物として敢えて設定したとの事で、通俗的になる様に書いても単なる通俗小説にならず、華麗になった所にフレミングの筆力を感じました。 短いながらも読みごたえのある作品。機会があったら是非。 蛇足ですが、シリーズの他の作品の新訳にしてほしいです。 | ||||
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もう古い | ||||
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拳銃は38口径のコルト・ポリス・ポジティブ、車はチョーク付きのベントレー、連絡は暗号文の電報。採取した指紋はプラン式電送写真で。秘密兵器は出てこない。1953年に書かれたので時代を感じてしまうのはしかたがない。 それにしても、女性の服装とか挙措について、病的なまでの描写はfetishismと思うことしばしばである。麦藁帽子を被っているのは、陽射しが強い場所なのだろう。海水浴を楽しんでいたり。暑い気候の中で物語がすすんでゆく。 フェリックス・ライターと落ち合った時に、ようやく’Mine's Bond--James Bond.’の台詞。 ここで飲まなくてもいいと思うんだけれど、'Three measures of gordon's, one of vodka, half a measures of Kina Lillet. Shake it very well until it's ice-cold, then add a large thin slice of lemon peel. と注文する。 素性もわからないヴェスパー・リンド嬢とおしゃべりしながら、子牛の腎臓肉のプレーンソテーのリンゴ添えだの、キャビアと擂りつぶした固ゆで卵の白身と黄身と玉葱のみじん切りを山と積まれたトーストにのせてだの、レバーのパテだの、シャンパンだの、野いちごに生クリームをかけてだの、という極めつけの高脂血症メニュー。食事の描写がやや冗長。 イギリスは食い物にこだわりがある。D.H.ロレンスは『エトルリアの故地』で地元の娘さんが作った料理について不味いと書いてるよ。もっとも食事の描写に興味津々なのは私だけかもしれない。 この台詞には吹いた。 Vesper:'People are island, they don't really touch. However close they are, they're really quite separate. Even if they've been married for fifty years.' Bond:‘Let's’ join up and make a peninsula, Now directly we've finished the strawberries.' ジェームズ・ボンドは映画のように格好よくないです。以前、スパイ関係のノンフィクションを読みましたが、ちょっとした連絡ミスや、ターゲットとしている人物との思わぬすれ違い、こんなはずじゃなかった〜! などで失敗することが多々あるのです。そのあたりを著者は経験からうまく描写しています。 井上一夫訳を読んだのは10年前、映画を観たあとに読んだので、映画のイメージを拭いきれずに読んでいた。今回はイメージも見事に消し飛んでいる。新訳はやはり読みやすい。 | ||||
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