イタリア幻想曲 貴賓室の怪人II

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評判

イタリア幻想曲 貴賓室の怪人IIの評価:

4.43/5点 レビュー 14件。 B ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

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全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(2pt)

テレビドラマに支えられた人気

 「貴賓室の怪人」の後編と思って手に取りました。前作から2年もたっていますが、未解決の問題に光があたるのかという期待がありました。
 ミステリーファンは、ともかく面白い作品を求めて読み続けるのですから作家をけなすことは本意ではありません。しかし...今回もまた残念な気持ちを禁じ得ませんでした。本編に作者が出てくるところなど、本人は余裕だと思っているのでしょうが、そんなことより、ストーリーの密度を深めて欲しいと思います。
イタリア幻想曲―貴賓室の怪人〈2〉 (カドカワ・エンタテインメント) Amazon書評・レビュー: イタリア幻想曲―貴賓室の怪人〈2〉 (カドカワ・エンタテインメント)より
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No.1
(5pt)

始まりは刑事局長殿の過去から

2000年9月に刊行された”貴賓室の怪人”の続編です。前作では解明されなかった「貴賓室の怪人に気をつけろ」というメッセージの謎が明かされます。物語は主人公の兄・陽一郎(当時20歳)がヨーロッパ旅行に赴くところから始まります。この旅行中に一人の日本人青年と出会い、その数日後、青年は事故死してしまう。そして、27年後に起きる今回の事件。その二つには共通点が有り、教会までが動き出す。事件に警察が動くのは当然としても、教会も乗り出すという異常事態を引き起こすほどの”存在”が今回の事件の中心に有ります。ルネッサンスの天才レオナルド・ダ・ヴィンチや一世紀のキリストの磔刑、それに日本赤軍まで絡んでくるというスケールの大きさ。歴史の色々な所からキーワードをチョイスして面白い仕上がりになっています。殺人事件が起きて誰がどういう方法で殺害したか、というのも推理小説の見所ではありますが、この作品では”事件が起こる原因となったもの”について、それ自体に纏わる謎についての考察&解説が見所の一つです。「推理小説・伝説・旅行記」の比率が「2:3:1」の割合でミックスされている感じでしょうか?単純な怨恨や強盗の事件ではなく、伝説が色濃く纏わり付く話なので純粋に犯罪トリックだけを楽しむ方にとっては物足りないと思います。伝説や伝承の類がお好きな方、興味のある方にお薦めします。
イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2 Amazon書評・レビュー: イタリア幻想曲 貴賓室の怪人2より
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