毛だらけで身も心もあたたまるハートウォーミングミステリNOワン! 犬と歩けば、謎にあたる。 「頑張りすぎてませんか。

生前未発表だった幻のシナリオ、本邦初訳の短編、極上のショート・ショート、ブランド自らコックリル警部について語ったエッセイ等、バラエティに富んだ「ケントの鬼」ことコックリル警部ものの作品集。

ある不倫カップルの車が人をはねた。しかし、被害者の人間が出てこない。

花屋の主人・浪江。かつてはランキング・ボクサーだった。

フリーランスの翻訳者・弘美は、自殺とみられた親友の死の真相をつきとめたことをきっかけに、探偵事務所の調査員となる。

繰り返しの日常。家族、家のローン、中間管理職同士のつまらぬ牽制。

国立O大学医学部附属病院助教授の神埼は、策略をもって前教授の追い落としに成功した。

「脳が溶けている!」…。その衝撃的な事例の調査に乗り出した副作用解析・古閑志保梨は、ある研究所にたどり着く。

四十歳目前での思わぬ妊娠に揺れる旅行代理店勤務の優子。これが子供を産む最初で最後のチャンスだけど…。

太平洋銀行京都四条副支店長を勤めている南田のもとへ、融資先・小柳が営む鎌倉の新興菓子屋『ペストリー・カマクラ』のリスクッキーが送られてきた。

世界3大奇勝といわれる福井県・東尋坊から男が墜落して死亡した。

上野発金沢行き夜行列車“急行能登”車内で、ツアー参加者が刺殺体で発見された。凶器は1本のかんざし。

「WTA」主催の『秋を遊ぶ東北・北海道、列車でのんびり五日間』ツアー参加者の藤枝が、乗っているはずの特急“スーパー北斗九号”から失踪、翌日函館の万代埠頭で遺体で発見された。

舞台は中国、清。

男は、3年前に別れた妻を救うために、その街へやって来た。「なにからはじめればいいのか、やっとわかったよ。

皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ!ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。

小松原誠は新商品発表会のため東北新幹線で仙台へ向かう。

注意:この作品を読むとき、「常識」は捨ててください。

荒海を渡り、絶壁をよじ登って、男は女のもとへやってきた。「私がいる。

京都の名門旅館「鍵屋」の板前補佐・松岡が自宅で殺された。

平野汎―名前通り平凡な高校生で

2週間後に控えたツアーの下見に山形を訪れた旅行代理店「WTA」の秋月顕一は、芋煮会の会場となる馬見ヶ崎川の河原で中年男性が殺されているのを発見する。

深夜、人を轢いてしまったと、警察署に女性が飛び込んできた。死んだ男は泥酔して、道の真ん中で寝込んでしまったらしい。

とあるイギリスの田舎町。狂った時計が溢れかえった部屋で有名な家具デザイナーが射殺される。

都心・池袋の雑居ビル。長い夜を過ごすガードマンたちが、ドスン、という地響きの音を聞いた。

始まりは深夜の電話だった―。七年前に別れた久瀬の息子の慶太が誘拐された。

二百年ぶりに開かれることになったトレヴェッラ家の納骨堂。

女優、OL、キャバクラ嬢、資産家令嬢―年齢も職業も異なる四人が耽溺する、美容整形の世界。

女性を狙った殺人事件が連続して起こった。同一犯が疑われるが、動機が見いだせない。

政財界のフィクサー尾越の裏金5億円を積んで、関越道を白いBMWが走る。運転するのは美女ひとり。

【あの警視が死んだ!? そんなこと、信じられない!】 通報してきたのが無能で鳴らすヘクター巡査でなかったら、 通報を受けたのが無頼で鳴らすダルジール警視でなかったら、 事件の様相はまったく違っていたかもしれない。

二つの殺人をつなぐのは奇怪な二つの伝説だった。ご存知ディー判事、神の名探偵怪異に挑む。

母親との関係に悩みながらも、一人娘のひかりを慈しみ育てる、シングルマザーの美空。

書院番の同僚、上田半左衛門と武藤源太郎は長年憎みあっていた。

雪に閉ざされた山荘にいた全員が死体となって発見された。

新たな任地・蘭坊へ赴任するディー判事。到着寸前に追いはぎの襲撃を受けたのは、多難な前途を予告していたのか。

テレビドラマ・オンエア中に発見された監督の死体。探偵役の主演俳優は密室のスタジオから誘拐。

1973年、アポロ18号の打ち上げを間近に控え、カズ・ゼメキスはヒューストンのNASA有人宇宙船センターに軍の連絡将校として着任する。

仁科秘女自選歌集・夕潮―高校生のころ異色の閨秀歌人に非常な感銘を受けた鹿沼未知は、時を経て後ればせの新婚旅行に訪れた伊豆の島で、当の詠み人に巡りあう。

父の妹のエレナはアル中で身持ちが悪く、昔から一家の悩みのタネだった。

いきなり目に飛び込んできたのは、羽織姿の男たちが剣を手に激しく戦うというおそろしい場面!身の危険を感じた香里、拓哉、亮平は何とか身を隠して、その場をかわすのだったが、またもや幕末にタイムスリップしたらしいことに気づく。

いつものように突然時空を超えた香里、拓哉、亮平の目にまず入ってきたのは、五重塔…ということは、今回は飛鳥時代!?つまり聖徳太子に会えるかもしれないってこと?と、そこへ、一人の男性が登場。

ニューヨークの中流住宅街の路上で看護婦が殺された。

さまざまな時代にタイムスリップしてきた香里、拓哉、亮平の3人はまたもや時空を超えて、幕末の土佐へ。

時間管理局に連れ去られた女子大生の麻美さんを助けるべく、香里ちゃん、拓哉、亮平がタイムスリップしたのは、源平時代。

ある警官に執拗につきまとわれ、故郷を離れざるをえなくなったカーリン。

私たちの冒険は続く――「死」が二人を分かつまで。 親友の名前はトランジで、私はピエタ。

推理作家のママが京都へ取材にいくというので、拓哉、亮平とともにくっついてきた香里。

第二次大戦後しばらくして、ニューヨークに帰郷した“ぼく”が目にしたのは、旧友についての信じがたい新聞記事だった。

武州壬生を訪れた十兵衛は、旧知の町奉行が理不尽な「敵討ち」により落命したと知る。

修学旅行で日光へ行った拓哉・亮平・香里の3人は、ひょんなことから江戸時代にタイムスリップ。

高層ビル群やテーマパークの建設計画を打ち立てた「京都再生会議」。その座長塩崎が、謎のメモを残し殺害される。

殺人事件に遭遇したヴェイチェル警視。彼は宝石の盗難事件を極秘に調査していたが、身分を明かし、犯人探しに転じる。

その水を飲むと過去を忘れてしまう忘却の川・レテ。

危険すぎる彼女。

吹き溜まりの街、ザ・メイン。いろんな人間たちが破れた夢を抱えて生きている。

和泉蝋庵の旅に出ては必ず道に迷う奇妙な道中記。旅本作者と仲間たち湯煙の向こうに現れるのは極楽の温泉かこの世の地獄か。

オーストリア軍の兵士、オットーとカールの兄弟は、膠着状態の戦線で、ロシア兵達の虐殺を目撃したことをきっかけにジェルジュと呼ばれる若者に出会う…。

その日。高校生の水戸貴壱は、セットした覚えのない目覚まし時計で起きた。

密かに“切り裂きジャック”に憧れる平凡なサラリーマン・平田正也。

ラウール・ド・モンティニー男爵は、狼狩りの達人でした。その男爵が、ひょんなことから奥方を迎えることになりました。

世界は何によって、どんな風にできているのか?百姓の小倅であるヨハネスは、ふいに彼を襲った疑問に憑かれて旅に出る。

―イタリア全土、イギリス、フランス、スペイン、北アフリカから小アジア地域まで版図を拡大したさしものローマ帝国も、ライン河を渡ることには難儀した。

「今朝起きたらひどく頭が痛んだ。

“私は罪深い女です”裏磐梯で合宿中の劇団員一美が、謎の言葉を残し、全裸死体で浴槽から発見された。

貧乏御家人の婿養子になった野依駿平は、お家を守るために幼馴染の智次郎とお役めぐりを始める。

「世界を変えた男」は、無鉄砲で、真っ直ぐで、そしてセクシーだった――。

生活のためボストンに戻ったルイザは、親友と出かけた占い師の館で密室殺人に遭遇する。

設計事務所に勤める神崎順一郎はある日、伊東のホテルで目が覚めた。

デパートの宝石博覧会から、真珠の美術品を持ちだしたどろぼうは、アドバルーンにつかまって大空へ。

深夜の歌舞伎町。平凡な会社員の誠二は謎の女子高生から物を買う。

合衆国南部のキリスト教原理主義組織と、中南米一円にはびこる麻薬ビジネスの陰謀。

十人に一人がHIVに感染している国南アフリカ。

“下水道殺人鬼”“吸血殺人鬼”そして“爆殺魔ジャック”。ロンドンはいま複数の殺人鬼に震撼していた。

宿無し一文無しのルンペン、リュジュ・アンフェルマン。性別不詳の巨人で、野生の小鳥を食べるラ・クロデュック。

どことも知れぬ山奥に「水光舎」は建っている。特別能力期待生と呼ばれる中高生が、各々1年の1季節だけ過ごす寄宿舎だ。

カナダ、アメリカ両国でスコットランド系の男が拉致され、拷問ののち殺害される事件が発生。

ある日キャリサンが出会った、青い目を持つハンサムな男性リー。ふたりはたちまち熱烈な恋に落ち、付き合いはじめた。

中学時代憧れていた山岡が、医師として村に帰ってきた。久しぶりの再会をした真紀だったが…。

8月も盛りのむし暑いニューヨーク。

ロビン・モナークは、幼くして孤児になり、ブエノスアイレス最悪のスラムで生き抜くために、盗みの達人となった。

霧深いロンドンの街を騒がす連続殺人。犯人は不敵にも、現場に〈スミス氏〉という名刺を残していた。

血を流して横たわる被害者。何者かに頭を撃ちぬかれたのだ。

その映像は、開けてはならないパンドラの箱だった!?大手放送局に勤務する川原庸次は、かつて学生運動に参加していたという上司からT大時計台闘争にまつわるスクープ映像の存在を聞かされる。

拝領した鷹司町の治安が落ち着いたのもつかの間、 とある読売が話題をさらう。

吉原会所の頭取四郎兵衛の傷がようやく癒えた折り、またも吉原が脅威にさらされた。

かつてなく最高の 流浪人、現る! 全国諸藩をさすらい気ままに過ごす浪人、 その名は天下泰平。

銀河という名の夜行列車に乗り、幸子を東京に置き去りにして、十七歳の惟朔は京都をめざした。

雑誌記者の根谷は、特集記事の取材のためにテレビ局のドラマ部長・井波を訪ねた。

中国・唐代、二郎・七娘・小妹の幼なじみ3人は、桃林で10年ぶりに再会した。

「すべての犯罪の動機は愛である」。これがヴェローナ警察警部ロメオ・タルキニーニの持論である。