星火瞬く
- 幕末 (129)
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シーボルトの息子の視点から描いてあり、この作家にしては珍しく新しい試みですが、残念ながらこの試みは失敗に終わったようです。時代小説にこれだけ外国人が多く登場すると、やはり、違和感があります。普通、時代小説は難しい名前や地名、また現代では使わないような言葉が多く出てきて、読み進めるのに時間がかかるのですが、この作品は1日足らずで読めてしまいました。それは決して面白かったからではなく、内容が薄いからです。ロシア人の革命家バクーニンの思想・哲学をもう少し掘り下げて書けば、多少違っていたのかも知れません。いつもと同じような物を書いていると、マンネリ化すると思ったのかこのような実験的な小説を書かれたのでしょうが、残念ながらこの小説に限って言えば、期待を裏切られました。この作家の実力からして、少し残念な結果です。 | ||||
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出版が遅いものは、ストーリーに、人物説明が多すぎで理解に迷走気味 | ||||
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題名と内容との関係が理解できず、消化不良のままで終わってしまっている。 もう少し突っ込むことが出来なかったのか? 幕末は史実が虚構をジャマする時期だと感じた。 | ||||
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(ネタばれ注意!) 200ページ過ぎまでは非常に面白い。 シーボルトの息子が主人公ですが、清河八郎が、勝海舟が、小栗忠順がそして高杉晋作まで幕末の偉人が次々と登場しワクワクさせられます。 また、ジョセフ・ヒコといった脇役も実在することや対馬が一時ロシアの軍艦に占拠され、小栗忠順が返還折衝にあたったこと等史実に基づている ことも(後から調べてですが)わかり、幕末の騒然とした雰囲気と偉人達の志が、国を想う心が伝わってきます。 但し、史実に縛られているせいか 葉室 麟の“理不尽に立ち向かう正義”というテーマが今一歩伝わってきません。 バクーニンのいわゆるアナーキズム的に言動に、主人公がヒコがあるいはラシャメンが触発され、各々の抑圧された 人生や時代の理不尽に怒りをぶつけますが、その方法が火炎瓶を庭の松の木にぶつけるだけとは…。 ラストに向けて急速に尻すぼみしてく展開にがっかりです。 やはり、主人公や重要人物に実在の人物を持ってきたのが失敗か? あるいは葉室 麟の力不足か…。 大好きな作家ですが、『川あかり』でもレビューした通り、作品の出来にムラがあるのが残念です。 | ||||
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