さわらびの譜



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

8.50pt (10max) / 2件

Amazon平均点

4.41pt ( 5max) / 34件

楽天平均点

3.81pt ( 5max) / 16件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []A
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年10月
分類

長編小説

閲覧回数1,194回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

さわらびの譜 (角川文庫)

2015年12月25日 さわらびの譜 (角川文庫)

「わが想いは一筋の矢の如し、届け――! 」 扇野藩重臣有川家の長女・伊也は、藩随一の弓上手、樋口清四郎と渡り合うほどの腕前。競い合ううち清四郎に惹かれていく伊也だったが、妹の初音に清四郎との縁談が持ち込まれる。伊也とのあらぬ噂により、藩主の不興を買った清四郎の汚名をそそぐため、伊也は清四郎と弓勝負で立ち合ううことに――。有川家に身を寄せる謎の武士の正体とは。姉妹の揺れる想いの行方は。くすぶる藩の派閥抗争が彼女らを巻き込む。 高潔な志が清々しい感動を呼ぶ、時代長編! ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

さわらびの譜の総合評価:8.82/10点レビュー 34件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.34:
(4pt)

さわやかな面白さ

葉室先生の作品は、いつも、さわやかな面白さがあ読んでいて清々しい気持ちになります
さわらびの譜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さわらびの譜 (角川文庫)より
4041036496
No.33:
(2pt)

歴史小説を久々に読んで(平成、令和のストーリー)

隆慶一郎に慣れた私には、ストーリーとエンディングに今の時代を感じてしまった。
さわらびの譜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さわらびの譜 (角川文庫)より
4041036496
No.32:
(5pt)

ハズレがない面白さ

とても読みやすく感動ものです。
ぜひ一度読んでみて欲しい
さわらびの譜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さわらびの譜 (角川文庫)より
4041036496
No.31:
(5pt)

山本周五郎なみに面白い

山本周五郎は全編読んでるが、久しぶりにそれと並ぶ作者に出会えた
さわらびの譜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さわらびの譜 (角川文庫)より
4041036496
No.30:
(4pt)

端正なまでの予定調和

著者による「青嵐の坂」を読みそこに描かれた近世=幕藩体制の本質的暗さに感心してしまった。同書のレビューより自己引用
 それ以上に本書のインパクトは主人公の老僕の「年々、皆の暮らしは苦しくなるばかりで」というセリフにあった。考えてみればこれこそは江戸時代を舞台にした時代小説の普遍的な主題であり動因ではないか。窮乏化法則の具現化と言えるし、ラスボスの大阪商人などは資本の原始的蓄積過程の象徴といって良い。そうであるからこそ御都合主義的なまでに小気味好く登場人物が心変わりするにもかかわらず本書は全体として陰翳が強くなる。その辺りを堪能できた。
 引用終わり
 それで扇野藩シリーズという存在を知り、とりあえず「散り椿」を読んでみた。
同書レビューより自己引用
話が基本的に殿様の代替わりに伴う家中の権力闘争であることに変わりがない。話を強引に現代に押し込めば市役所の派閥争いに業者も加わるというところだが、侍が世襲でやっているところに悲壮感が伴う。そういう大枠で見ればワンパターンだが、とても面白く読み進めた。第4作が御都合主義的に感じたのと比べると第一作は著者の時代小説のセオリー=娯楽小説のツボを外さずプラスアルファを感じさせる を外さない。
 前近代=幕藩体制=資本主義以前ってそういうことだよなあ、と勝手に納得。
引用終わり。

 要は1作目も4作目もどことなく暗かったわけだが、この第2作は微塵も暗くない。しかも弓矢の達人である18歳の少女が主人公として活躍していて昔の少女漫画を思い浮かべてしまった。筆者は女性向けの漫画の知識に乏しいが、それでも里中満智子氏の絵柄で活躍する主人公を想像してしまった。さらに次々と惹起する勝負や味方男性登場人物の活躍や、主人公と妹の役割分担に、最後に殿様が改心するところなど最近は見かけなくなった正統派少年・少女漫画という印象だ。
 こう並べるとあまりに御都合主義的で、綺麗なハッピーエンドも中盤からは既定路線だ。しかし、それでも違和感なく面白く読み通してしまった。身分制秩序のしがらみ=時代物という枠組みによってあざとさが緩和されたのかもしれないが、それ以上に扇野藩は代々殿様が改心して悪家老が失脚するにも関わらず窮乏化原則に即してしまう厳しい運命を背景に綺麗事に徹し切った対照の妙だろうか。
さわらびの譜 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さわらびの譜 (角川文庫)より
4041036496



その他、Amazon書評・レビューが 34件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク