青嵐の坂



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初公開日(参考)2018年05月
分類

長編小説

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青嵐の坂

2018年05月31日 青嵐の坂

正義を貫く武士の覚悟が胸を打つ、傑作時代長編! 藩のため、妻のため、男は荊の道を歩み出す――。 生きるとは?正しさとは? 不正を許さぬ武士の覚悟が胸を震わす、葉室文学の真骨頂! 城下の「お狐火事」をきっかけに、扇野藩の財政は破綻の危機に瀕した。 中老に登用された檜弥八郎は藩政改革に着手するが、改革は領民の生活を圧迫、人々は「黒縄地獄」と呼んで弥八郎を嫌った。 そんな折に弥八郎は収賄の疑いで糾弾され切腹、改革は三年でとん挫する。 弥八郎の娘・那美は、親類の中で最も貧しい、遠縁の矢吹主馬に預けられた。 ――その数年後。 弥八郎の嫡男、慶之助は、代替わりした新藩主の側近として国入りを果たす。 父・弥八郎の改革に批判的だった慶之助は、自らの考える藩政改革に意欲を燃やし、藩札の発行など、新しい政策を提案する。 警戒する家老らは、主馬を呼び出し、那美を妻とせよと命じた。 主馬に檜家の家督を継がせることで、慶之助を排除しようとしたのだ。 だが主馬は、弥八郎からある密命を受けており――。 「政を行うということは、いつでも腹を切る覚悟ができているということだ。そうでなければ何もできぬ」 正義を貫く武士の覚悟が胸を打つ、傑作時代長編。 映画化で話題沸騰の『散り椿』に連なる、扇野藩シリーズ!(「BOOK」データベースより)




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No.11:
(4pt)

面白いが浅い印象。

ストーリー展開は巧みでぐいぐい読んでいくのだが、人物造形が単色で、複雑そうな人物もけっこうあっさり変化してしまう。
青嵐の坂Amazon書評・レビュー:青嵐の坂より
404107018X
No.10:
(3pt)

青嵐の坂

マアマア
青嵐の坂Amazon書評・レビュー:青嵐の坂より
404107018X
No.9:
(4pt)

資本の原始的蓄積過程としての江戸時代

著者は亡くなった後も新作が刊行され順調に文庫化される。本書もそのように文庫化された。
 本作品の特徴は最初は嫌な奴だった主人公の義兄や殿様が途中から良い奴に変貌してゆくところだ。特に主人公の義兄など主人公に「義兄上はいつの間にか大きくなられましたな」と嘆息される。また悪者だった地元の商人や、大阪の商人の手先の女性さえ変心する。この辺りは本書の娯楽作品としての白眉といえる。都合よすぎと思いつつやはり小気味好い。
 それ以上に本書のインパクトは主人公の老僕の「年々、皆の暮らしは苦しくなるばかりで」というセリフにあった。考えてみればこれこそは江戸時代を舞台にした時代小説の普遍的な主題であり動因ではないか。窮乏化法則の具現化と言えるし、ラスボスの大阪商人などは資本の原始的蓄積過程の象徴といって良い。そうであるからこそ御都合主義的なまでに小気味好く登場人物が心変わりするにもかかわらず本書は全体として陰翳が強くなる。その辺りを堪能できた。
青嵐の坂Amazon書評・レビュー:青嵐の坂より
404107018X
No.8:
(5pt)

最高傑作かな。

久しぶりに夢中になって読んだ時代小説でした。
武家ものであり、家族小説であり、そしてミステリー仕掛けとなるかな。
どんどん展開が変わっていき、登場人物の活躍も見事、圧巻でした。
逝去された4年です。
葉室さんに代わる時代小説の書き手は出てきてません。
葉室さんの最高傑作といってもいいくらいの出来でした。
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No.7:
(4pt)

断固たる決意

変革を為そうとした折りには、鬼になる必要があるのなら鬼に徹する決意が要ること。長として身命を賭して事に当たることの気構え。人を信じること家族の絆に感銘しました。
青嵐の坂Amazon書評・レビュー:青嵐の坂より
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