春雷
- 羽根藩シリーズ (5)
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硬骨漢、孤高の侍、一途なひと、そして「鬼」と、主人公を表現する言葉はいろいろあるでしょうが、本書の要、芯にあるのは文庫本だと167頁にある主人公の言葉。 「わたしは、悪人とはおのれで何ひとつなさず、何も作らず、ひとの悪しきを謗り、自らを正しいとする者のことだと思っている」 さらに文庫本191頁で 「おぬしの正義はおのれの正しさを言い立て、ひとを謗り、糺すものだ。何も作ろうとはせぬ。あからさまに言えば、何かをなそうとする者の足を引っ張って快とするだけだ。この世に何も作り出さぬ」 これほど明快な言葉で表現されているのは、読んでいて思わず声が。この「自分の正義」だけを主張してひとを貶める類は、仏教分野だと修羅道におちるということになりますが、世のあちこちで生きながらにして既に(以下略) 若い読者には、この言葉を心に置いておいてほしいと思います。 羽根藩物は「蜩ノ記」にしろ「潮鳴り」にしろ、この「春雷」やさらに連なる「秋霜」にしろ、読んでいてつらい展開がかなりありますが、その清浄な光をたたえながらもつらい物語を読み進めたかたは、羽根藩物語の最終巻の「草笛物語」をぜひ。そこに読者への救済と希望がちゃんと用意されています。(逆に、武家社会の小藩における理不尽や無常感、悲劇に浸っていたいかたは草笛物語は読まないほうがいいかも?) | ||||
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「秋霜」の後編だった事を知らず、「春雷」をよんだが江戸時代の=藩=の有り様が垣間見えた。 | ||||
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綺麗な本で気持ち良いです。 | ||||
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予定通り着き直ぐ読みました | ||||
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大変丁寧で受け取った商品にも満足しています | ||||
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