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春雷
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春雷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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硬骨漢、孤高の侍、一途なひと、そして「鬼」と、主人公を表現する言葉はいろいろあるでしょうが、本書の要、芯にあるのは文庫本だと167頁にある主人公の言葉。 「わたしは、悪人とはおのれで何ひとつなさず、何も作らず、ひとの悪しきを謗り、自らを正しいとする者のことだと思っている」 さらに文庫本191頁で 「おぬしの正義はおのれの正しさを言い立て、ひとを謗り、糺すものだ。何も作ろうとはせぬ。あからさまに言えば、何かをなそうとする者の足を引っ張って快とするだけだ。この世に何も作り出さぬ」 これほど明快な言葉で表現されているのは、読んでいて思わず声が。この「自分の正義」だけを主張してひとを貶める類は、仏教分野だと修羅道におちるということになりますが、世のあちこちで生きながらにして既に(以下略) 若い読者には、この言葉を心に置いておいてほしいと思います。 羽根藩物は「蜩ノ記」にしろ「潮鳴り」にしろ、この「春雷」やさらに連なる「秋霜」にしろ、読んでいてつらい展開がかなりありますが、その清浄な光をたたえながらもつらい物語を読み進めたかたは、羽根藩物語の最終巻の「草笛物語」をぜひ。そこに読者への救済と希望がちゃんと用意されています。(逆に、武家社会の小藩における理不尽や無常感、悲劇に浸っていたいかたは草笛物語は読まないほうがいいかも?) | ||||
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「秋霜」の後編だった事を知らず、「春雷」をよんだが江戸時代の=藩=の有り様が垣間見えた。 | ||||
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綺麗な本で気持ち良いです。 | ||||
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予定通り着き直ぐ読みました | ||||
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大変丁寧で受け取った商品にも満足しています | ||||
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表紙を巡ったら、葉室麟さんの直筆サインと印が押されていました これは嬉しかった反面、手放した人には「何故⁉︎」と驚きを禁じ得ない | ||||
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武家社会の生き方として上位に逆らって闘う武士の強さに感銘しました。 | ||||
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主人公の思いを情景描写や新田開発の仲間との会話から読み取れない。というか、その表現がなされていないために、最後のシーンに違和感を感じてしまう。 | ||||
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世評を気にせず、必要なことを断固としてやり遂げる人たちの姿はかっこいい、 | ||||
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豊後羽根藩3作目、他2作同様面白く読めたが、中盤少し他の2作品に比べて退屈な場面が、有った。 | ||||
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葉室麟 先生 さすがです。 先生の著書の登場人物は男も女も頑固です。 とくにこの春雷は頑固です。 でのこの頑固さがとってもいいです。 | ||||
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主人公の最終目的はわからず、読み進んでいったが、感動とともに、その策に唸った。 家族への思いがこれほど深く、自分を律し、最後の目的を果たそうとするその姿に感動した。 この作者の他の作品では時代小説として、全く趣が異なり好きになれないものもありますが、 これは良かったです。 | ||||
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葉室麟の小説は本当に面白い。作品に脈々と流れる日本人の魂と真心、今の日本人が忘れかけているものが、葉室麟の小説にはある。 この春雷も鬼と揶揄されている主人公の誠の心は民のためであった、 死を覚悟のうえ、使命を果たす武士の行動には思わず涙があふれる。 若い人に是非読んでほしい作家の一人である。 | ||||
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葉室さんの「羽根(うね)藩」シリーズ第3作。 藤沢周平氏の「海坂藩」のように、これからも いろんな主人公で「羽根(うね)藩」の物語が作られそうです。 藩の財政を立て直そうとする主人公、隼人。 彼の凛とした生きざまを縦軸に物語が紡がれていきます。 しかし、どうも「銀漢の賦」「蜩の記」と 「主要人物が死んでオワリ」という結末に、正直あきてきました。 そろそろ主要人物が死んでしまわない物語を作者に書いて欲しいと思いました。 | ||||
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名君とは、どういうものか、考えさせられました。と同時に、「尽くす」とは何か、も 考えさせられました。ただ、主人公には、一揆を抑え、もう少し見える形で干拓に かかわらせてほしかった。 | ||||
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いつもながら一気に読ませて頂きました。 登場人物の心の襞の表現には感得しています。 | ||||
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