草笛物語
- 羽根藩シリーズ (5)
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佳作、「蜩ノ記」からはじまった羽根藩シリーズ。 今、本格的な時代小説作家が少なくなり、市井の女性を主人公にした新進の女流作家の作品が本屋に並ぶ。 藩政の揺れる中で、様々に翻弄されながら志しを貫かんと生きる武家を描く本道の時代小説。 作者の早生が惜しまれる。 | ||||
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葉室氏の遺作と思い手に取りました。以前の作を知らずとも、感動する作品です。人がどう生きるべきかを考えさせられます。 | ||||
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羽根藩ものの最終巻(になってしまった)。 「蜩ノ記」に直接連なる物語なので、未読のかたはまずそちらから。 同じ羽根藩の物語である「潮鳴り」「春雷」「秋霜」とはつながりはないのですが、作者が心に描いた小藩のありようを踏まえる上では先に読んでおいても。 「ひとは善良に生きるべきである」とは、海外であればニール・ゲイマン作の物語等で繰り返し述べられるテーマで、作者の各作品にも底流にそれが。しかしここまでの羽根藩物では、その底流はたえず流れているものの、本筋として武家社会・君臣関係ゆえに重くのしかかる絶望があり無常があり諦念があり、それでいて決して濁ったものではなく清澄なやるせなさとでもいうべきストーリーがつづられています。が、本書だけは仕立てが違っていて、ラストに輝く大きな希望の光へ向かって主人公の少年が草はらを駆けていくかのようなお話。 たしかに、「君」と「臣」、あるいは敵対者側の造形はお馴染みの水戸黄門や大岡越前で見慣れた類型的な気配を濃く感じはしますが、それは「蜩ノ記」や他の羽根藩ものを読み進んで本書にたどり着くと非常に大きな「救い」を感じる、読後「ああ、いいお話だった」と素直に思える、いわば承知の上で仕込まれたものかと。さらにちゃんと登場人物の中には、葉室作品ならではの重要なポイントで「化ける」人物も配されているなど、念入りな仕立てになっています。些細な部分で回収されないままになるところもありますが、書かれてはいないけれど「読者が『こうなればいいのに』と思ったとおりになったんですよ」と作者が言ってる気がします。 あとがきにもあるとおり、作者が描く幕末・維新の羽根藩を読んでみたかったと心から。そしてこれだけの物語を世に残された葉室先生には敬意と感謝を。 | ||||
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身分をこえた幼馴染の物語に飽きたというのと、登場人物同志が共感しあいすぎてつまらない。 | ||||
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配送も予定通り着き、お気に入り作家で直ぐに読みきりました❗感謝2倍 | ||||
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