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草笛物語
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草笛物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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佳作、「蜩ノ記」からはじまった羽根藩シリーズ。 今、本格的な時代小説作家が少なくなり、市井の女性を主人公にした新進の女流作家の作品が本屋に並ぶ。 藩政の揺れる中で、様々に翻弄されながら志しを貫かんと生きる武家を描く本道の時代小説。 作者の早生が惜しまれる。 | ||||
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葉室氏の遺作と思い手に取りました。以前の作を知らずとも、感動する作品です。人がどう生きるべきかを考えさせられます。 | ||||
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羽根藩ものの最終巻(になってしまった)。 「蜩ノ記」に直接連なる物語なので、未読のかたはまずそちらから。 同じ羽根藩の物語である「潮鳴り」「春雷」「秋霜」とはつながりはないのですが、作者が心に描いた小藩のありようを踏まえる上では先に読んでおいても。 「ひとは善良に生きるべきである」とは、海外であればニール・ゲイマン作の物語等で繰り返し述べられるテーマで、作者の各作品にも底流にそれが。しかしここまでの羽根藩物では、その底流はたえず流れているものの、本筋として武家社会・君臣関係ゆえに重くのしかかる絶望があり無常があり諦念があり、それでいて決して濁ったものではなく清澄なやるせなさとでもいうべきストーリーがつづられています。が、本書だけは仕立てが違っていて、ラストに輝く大きな希望の光へ向かって主人公の少年が草はらを駆けていくかのようなお話。 たしかに、「君」と「臣」、あるいは敵対者側の造形はお馴染みの水戸黄門や大岡越前で見慣れた類型的な気配を濃く感じはしますが、それは「蜩ノ記」や他の羽根藩ものを読み進んで本書にたどり着くと非常に大きな「救い」を感じる、読後「ああ、いいお話だった」と素直に思える、いわば承知の上で仕込まれたものかと。さらにちゃんと登場人物の中には、葉室作品ならではの重要なポイントで「化ける」人物も配されているなど、念入りな仕立てになっています。些細な部分で回収されないままになるところもありますが、書かれてはいないけれど「読者が『こうなればいいのに』と思ったとおりになったんですよ」と作者が言ってる気がします。 あとがきにもあるとおり、作者が描く幕末・維新の羽根藩を読んでみたかったと心から。そしてこれだけの物語を世に残された葉室先生には敬意と感謝を。 | ||||
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身分をこえた幼馴染の物語に飽きたというのと、登場人物同志が共感しあいすぎてつまらない。 | ||||
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配送も予定通り着き、お気に入り作家で直ぐに読みきりました❗感謝2倍 | ||||
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葉室麟の作品が好きで買ったのですが「蜩の記」の続きの作品とは知らず、ラッキーな気分でよみました。 | ||||
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世は移ろいゆくもの、人もまた時間が変えてゆくもの。そこにひとつの人生がある。次世代に繋ぐあやや、機微に隠された想いがある。蜩の記から続く物語がここにある。 | ||||
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文句なし | ||||
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名作「ひぐらしのき」のその後を描いた、が、前作がすばらしすぎたので、やはり少し、頼りなかった。特にラストは、イマイチ、 | ||||
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やはり葉室さんの描く武士はかっこいい!終盤は涙を堪えて読みました。面白かった! | ||||
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最近シリーズを読み始めました。 シリーズ第5弾。吉通や颯太の物語をこれからもずっと読みたかったですが、さっぱりした終わり方で これはこれでよかったです | ||||
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読めればいいやと思って購入しましたがとてもきれいな状態でした、 | ||||
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葉室麟の小説にしては迫力がなく、物足りない。 | ||||
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このシリーズを通して張られた伏線が本作で回収された。その上で、生きている人間は何事かと折り合いをつけながら生を全うしていくのだという図が示された。重かったり悲しかったり激しかったりする旋律が続いたシリーズの最後は何となく突き抜けたような明るさと軽さを感じさせた。月並みな表現を許してもらえばベートーベンの交響曲第9番のような。本作を読了して間も無く作者の逝去を知り、余計にそのように感じたのかもしれない。 | ||||
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亡くなった葉室麟氏の作品は、蜩の記 、を購入して読んだのが最初で.この草笛物語は蜩の記の20年後の羽根藩の武家社会が描かれていて 実に面白く痛快な人間模様と醜い人間関係が読む事が出来てよかった。これまで3年程の間にこの作家の作品を20作程読んで来てどれも面白く次の作品が楽しみだったが亡くなられたので残念でならない。 | ||||
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先日66歳という若さで天へ召された葉室氏の羽根藩シリーズ第5弾。 江戸屋敷時代は時期藩主と交流があった少年が、両親の他界により、母方の伯父を頼り、帰国する。 厳しい状況の中でいろいろな人と関わり合い成長していく。 最後に藩全体を巻き込んだ難問中の難問をどう解決していくのか?答えは出るのか? クライマックスでは思わず落涙してしまいました。 葉室氏がこの世にいないことが本当に悲しいです。 | ||||
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「蜩ノ記」に続く物語ということで期待しましたが、全体的に内容が子供っぽくて自分には物足りない感じがしました。 | ||||
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葉室先生の本は、今にない、世の中にない、人に対する、暖かみあり、自分心をしっかり持っ、立ち向かって行く子供この本を読んで気持ちがいい | ||||
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羽根藩シリーズなので期待したのですが、平凡な作品でした。「蜩の記」等にあった重厚感がなく、期待外れでした。軽いなあという印象です。戸田秋谷という名前は随所にあり、「人を生かす道」というテーマらしき言葉が出てくるのですが、どこか説得力に欠けるのです。話の展開がハッピーエンドに向かうように、作られているからかもしれませんし、登場する悪役が、「おきまりの人物像」であるせいかもしれません。 | ||||
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