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さわらびの譜
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さわらびの譜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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葉室先生の作品は、いつも、さわやかな面白さがあ読んでいて清々しい気持ちになります | ||||
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隆慶一郎に慣れた私には、ストーリーとエンディングに今の時代を感じてしまった。 | ||||
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とても読みやすく感動ものです。 ぜひ一度読んでみて欲しい | ||||
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山本周五郎は全編読んでるが、久しぶりにそれと並ぶ作者に出会えた | ||||
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著者による「青嵐の坂」を読みそこに描かれた近世=幕藩体制の本質的暗さに感心してしまった。同書のレビューより自己引用 それ以上に本書のインパクトは主人公の老僕の「年々、皆の暮らしは苦しくなるばかりで」というセリフにあった。考えてみればこれこそは江戸時代を舞台にした時代小説の普遍的な主題であり動因ではないか。窮乏化法則の具現化と言えるし、ラスボスの大阪商人などは資本の原始的蓄積過程の象徴といって良い。そうであるからこそ御都合主義的なまでに小気味好く登場人物が心変わりするにもかかわらず本書は全体として陰翳が強くなる。その辺りを堪能できた。 引用終わり それで扇野藩シリーズという存在を知り、とりあえず「散り椿」を読んでみた。 同書レビューより自己引用 話が基本的に殿様の代替わりに伴う家中の権力闘争であることに変わりがない。話を強引に現代に押し込めば市役所の派閥争いに業者も加わるというところだが、侍が世襲でやっているところに悲壮感が伴う。そういう大枠で見ればワンパターンだが、とても面白く読み進めた。第4作が御都合主義的に感じたのと比べると第一作は著者の時代小説のセオリー=娯楽小説のツボを外さずプラスアルファを感じさせる を外さない。 前近代=幕藩体制=資本主義以前ってそういうことだよなあ、と勝手に納得。 引用終わり。 要は1作目も4作目もどことなく暗かったわけだが、この第2作は微塵も暗くない。しかも弓矢の達人である18歳の少女が主人公として活躍していて昔の少女漫画を思い浮かべてしまった。筆者は女性向けの漫画の知識に乏しいが、それでも里中満智子氏の絵柄で活躍する主人公を想像してしまった。さらに次々と惹起する勝負や味方男性登場人物の活躍や、主人公と妹の役割分担に、最後に殿様が改心するところなど最近は見かけなくなった正統派少年・少女漫画という印象だ。 こう並べるとあまりに御都合主義的で、綺麗なハッピーエンドも中盤からは既定路線だ。しかし、それでも違和感なく面白く読み通してしまった。身分制秩序のしがらみ=時代物という枠組みによってあざとさが緩和されたのかもしれないが、それ以上に扇野藩は代々殿様が改心して悪家老が失脚するにも関わらず窮乏化原則に即してしまう厳しい運命を背景に綺麗事に徹し切った対照の妙だろうか。 | ||||
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本書の読み始めの印象でおやっ、葉室さんには珍しく単に恋愛時代小説かと思いきや、読み進めるうちに弓術を通し武門の厳しさの心理を問い活劇もありで、はらはらドキドキさせられ圧巻の終盤では千射祈願で藩主の「--わしのごとく愚かな者であろうとも、なさんという思いがあれば、何事かをなせるかどうかを。---立ってそなたの命の矢をわしに見せよ」の声に伊也の「承って候--」なんとかっこいい。これほどまでに活字で人物を美しく表現出来るのか、その場で見ているように情景が脳裏に浮かび目頭が熱くなり思わず感涙してしまいます。全葉室作品に通じる脳がしびれるこの感覚の気持ち良さが大好きだ。 | ||||
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読みやすい | ||||
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人の心の琴線に触れる珠玉の言葉が心をふるわせずにはおかない。そんな一冊である。 | ||||
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Good! | ||||
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葉室麟は好きな作家の1人です。何気ないことを書いているがとても良い作品ばかりです。 | ||||
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素晴らしい小説で、感激しました‼️ | ||||
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葉室さんの作品の中にあっては、ちょっと弛い部分が感じられて、少し残念。描かれるストーリーは相変わらず清々しいです。 | ||||
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珍しい弓道とそれが女性であったこと。 人物の構成が悪人と善人がはっきりし過ぎて少しがっがりだ・ | ||||
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気に入りました | ||||
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葉室麟作品で蛍草に次いでいい作品で感動しました❣️ | ||||
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大和流の弓の第一人者であろう清四郎。 伊也の袖を射抜いた清四郎も、馬上から鉄砲隊に矢を射た清四郎も、 かっこよくて、かっこよくて、表舞台の似合う人物だと思います。 一方で伊也が千射に挑む折には、裏方に徹して伊也を支え続けた清四郎。 どちらも素敵です。 晴家はやがて改心しましたが、家老の渡辺と用人の三浦、鉄砲隊の泰蔵は、 私欲に走るダメ家来として描かれています。 この連中以外は男性も女性も凛々しく優しい人物で、読んでいて気持ち 良かったです。 | ||||
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著者の作品を読んだのはまだ3作目ですが、一番読後感の良いものでした。女性が主人公ということで、じだいしょうせつとしてはどうかな?と思いながら読みましたがおもしろくて一気に読みおえてしまいました。時代を超えた変わらぬ愛にみちていました。これからもハッピーエンドでスッキリできるものをお願いします。 | ||||
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途中で予想された展開で終わる。それにしても叙述は素晴らしい。 | ||||
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架空の藩である扇野藩の重臣で、かつては扇野藩の弓術師範を務めた家柄である有川家の伊也(いや)と妹の初音。 現在藩の弓術師範を務めている磯貝八十郎の弟子である樋口清四郎。 弓術を通しての二人の勝負、男女の恋物語、さらには藩の中に渦巻く派閥抗争を描きながら、人はどのように生きていくべきなのかを考えさせてくれる作品でした。 題名の「さわらび」は、万葉の和歌 石ばしる垂水の上のさわらびの 萌え出づる春になりにけるかも から取られています。 | ||||
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藩の重役ながら弓の流儀を伝える家の娘が主人公なので、弓を射る場面が多いです。 娘が何かするたびに裏目に出て状況が厳しくなりどうなることかと思いましたが最後にうまく収まる感じです。 終盤にそれまで読者が知らないエピソードが唐突に出てきたりして、都合すぎるのではと思わぬでもないですが、気軽に読めて楽しめる本でした。 | ||||
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