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さわらびの譜
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さわらびの譜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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物語としては面白いが今一盛り上がりが欠ける気がします。最後がやや無理に丸く収めた気がする。 | ||||
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葉室麟さんの『さわらびの譜』を読んだ。時代小説、武士道を描いて秀逸の極み。 武道を底に置いた日本人の精神性を描き切っている。 残念なのは(作品と関係ないですが)ブックカバーのイラスト。これは画家も編集者もいかんでしょう。 武士が両刀を袴の紐に差している。刀は帯に差します。100パーセントあり得ない間違い。 しかも大小とも下緒(さげお)が付いていない。こういう基本的な考証の間違いはどうにも気になってしかたありません。 作品が素晴らしいだけに残念。重版での改訂を望みます。 | ||||
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娯楽として楽しく読めました。時代は違えど、現代でもあり得る恋愛物語ですね。 | ||||
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人が自らの信念に従って生きていくには困難がついてまわる もの。それはあたかも通し矢を行っていくよう。 しかし懸命に何度も何度もまっすぐに矢を射かけていかない とならないし、そんな姿を見ると人は心が動く。 そしてそこに共に手を携えてくれる人がいることは大きな喜び であり勇気になるのだろう。 そんな人生の生き方を描いた凛々しくも清々しい1冊。 これはいい作品です。 | ||||
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終盤あたりまでは楽しめたが、ラストのハッピーエンド二組はあまりにも安易で陳腐。がっかりした。やはり清四郎は伊也への想いを胸に秘めて、初音と祝言をあげ、伊也は京へ旅立つのが、余韻の残るラストだと思う。叶うことのない想いを胸に抱いて人生を送ることが、より二人の想いの深さを語ると思います。書き直してほしい。 | ||||
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伊也と清四郎の裏表ない真っすぐな想いに清々しさを感じました。 難点があるとすると、著者の他作品と比較しても、とびぬけた印象がなかったことでしょうか。 安心して読める一冊なのですが、正直意外性がなく、いつも通りきれいにまとまっているので、 若干の物足りなさも感じました。 | ||||
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座敷牢からの弓での反撃は読みごたえがありました。作者の描写は他の作品も上手く表現されていると思います 本題も良いです。 | ||||
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伊也と初音姉妹のお互いを思いやる深い情愛や伊也と樋口清司郎との秘めた愛情、左近のすべてを包み込む大きな愛を縦軸に藩主晴家と守旧派の陰謀をからめてはらはらドキドキの展開は葉室ファンならずとも、これぞ時代小説、とうならせる。 | ||||
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著者の作品は、いつも、頼りなさは感じるが、読後の余韻は爽やか。まさに口型的な、葉室作品らしい一冊。 | ||||
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まさに早蕨の様な爽やかなお話で、とても面白かったです。葉室さんの作品の中でも、お気に入りの一冊になりました。 | ||||
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この著者にしては少し軽めな話だったかもしれませんが(他の本と比べて)流石に達筆で、引きつけられ、一気に最後まで読みました。未だに余韻に浸っていて、次の本にはすすみたくありません。 恋愛を基にしている小説ですが、美しい情景が目に浮かぶのは著者の執筆力だと思います。これだけ、読みながら頭の中に美しい情景が浮かぶ本は他にありません。正に男の中の男というような清四郎を妹の許嫁と知りながらも伊也が思いを募らせるのは解ります。母に推薦しましたら、何と3度も読み返したとか。とにかく、美しく心が洗われる本です。何となく背筋がピンと伸びました。お気に入り度は100点に近いですが、強いていうのであれば、確かに他の方が書いていた様に、最後の当たりが駆け足だったのが少し惜しい所です。もう少し主人公らの喜びをゆっくり深く書いて欲しかったです。 | ||||
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不可能を可能にしようと、命がけで全身全霊で必死に打ち込む姿は、見ている人の心に大きな感動を 与え、馬鹿殿様の心にも強く浸み込んだ様子が、多少の無理はあるものの感動的でした。 葉室氏らしい武士道物語です。 | ||||
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自分も弓道に関係しているので興味を持ってそういった面からも読ませていただきました。 | ||||
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この作者の著作は殆ど読んでおり、楽しみにもしている。ただ、書かれる女性はいつも類型化している印象はもっていた。しかし、この弓術に命をかける娘を描いた「さわらびの譜」では、姉と妹、すべてに対照的な二人の女性が生き生きと描かれ、何度も繰り返し読み返すこととなった。全巻を流れる玲瓏の気が素晴らしい。銀漢の賦、蜩の記にも通じる「人としての潔さ、覚悟をもつことの美しさ」をここまで描ける著者は他にはいないのではないか? | ||||
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