炎精(かげろう)
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戦前の中国の状況を知りたくて、ここのところフィクション・ノンフィクション問わず関連書籍を色々と読んでいます。中国人作家の書く小説は事件がメインで、その行動を取った登場人物の心情が描かれていないか共感できないことが多いのですが、日本の作家(特に女性作家)の作品は、まず人間の気持ちがあって、その気持ちに従って行動し、それによって事件が動いていくので、どこにも引っかからず、物語に没頭できます。正直勉強になればいいかなくらいで手に取ったので、ストーリーが面白くてうれしい誤算でした。 | ||||
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日本人にありがちな私小説の枠を大きく壊して 壮大なスケールと時間の流れを見事に上質のサスペンスものに仕立てている。 終盤のドキドキハラハラ感は、読者を強烈に惹きつける。 是非 映画化を実現させてほしい。 | ||||
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租界時代の上海が舞台なら、何が起こって不思議ではない。列強諸国の思惑がうごめく当時の支那大陸で、後発帝国主義国であったわが国が満州国をつくり、王楽浄土をつくる努力の極めて些細な一つの策謀が、一人の若者とその家族らの人生を狂わせていく。誰が味方でだれが敵なのか、次々と起こる事件の意味は? 目的は…? スリリングなストーリー展開、精緻な時代考察、涙が止まらないエンディング…。いつもながら、描かれる女性が魅力的。特に「季乃」に会ってみたくなった。山崎洋子ワールドの最高傑作の一つだと思う。 | ||||
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