ホテルウーマン
- 企業サスペンス (5)
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「花園の迷宮」からずっと著者のファンですが、どういうわけか、この作品だけは読もうという気になりませんでした。ドラマも見たことはなく(主題歌だけはよく聞きましたが)、粗筋もろくに知らなかったのですが、それが三十年近くたって、なぜかふと読みたくなり、読みました。 おもしろくて一日で読んでしまいました。柊子がつぎからつぎへともてるのが出来過ぎて違和感ありましたが、秀作でした。 一人で子を産み、男並みに働き、人間関係に揉まれてもへこまない彼女はすごいけれど、やっぱりこういう人は滅多にいないでしょう。 読んでいて、子持ちだということを言えばいいのに、と思うことが幾度かありました。当時はまだまだ言えない風潮だったのでしょうね。今は少しは変わったと思いますが、シングルマザーはやっぱり大変でしょう。 | ||||
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私はこの作品がドラマ化されていたのは知りませんでしたが 恐らくですがドラマ化ではかなりえぐい場面は カットされていたと思います。 (そのまま使うにはかなりきつい) 主人公である神尾柊子はあるトラウマを抱える女性でした。 留学先のアメリカで愛した男を目の前で拳銃自殺で亡くしたのです… そして、彼女は誰にも言うことなく その愛した男の子を産んだのでした… 一人の傷持ちすぎ(!)の女性がホテル業界で なりあがっていく物語。 だけれども周りの人間は決して女性には優しくないのです。 さらに彼女はなぜか「モテてしまう」がゆえに 女性まで敵を作ってしまうことになり… 確かに柊子はできる女性。 だけれども、いかんせん、それに猪突猛進がごとく 周りの事情に迎合することはできなかったようです。 どこか日本の枠には収まりきらないんですよね。 それがゆえにどこまでも溝は深くて 読んでいるうちになんかついていけなくなる感じがしました。 展開的にはハッピーエンドはたどるけど なんだかな… | ||||
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ニューヨークで不倫相手の子を宿した神尾柊子。 最後の別れ際に突然目の前で拳銃自殺。 衝撃の開幕始まる本作品は周子が子を生んで日本のホテルに就職し苦難を乗り越えていく作品だ。 サクセスストーリーでもなければお仕事作品でもない。 病気の息子を抱えながら賢明にホテル従業員の道を進もうとする野心に満ちている。 子供がいることを親にも、ホテルにも隠し続けるが、長続きはしない。 この事が発覚し仕事にもピンチが訪れる。 何故女はこんなにも強いのかを十分堪能させる物語に仕上がっている。 一般文学通算901作品目の感想。 2014/10/11 21:05 | ||||
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