シェイクスピア・シークレット
- 歴史ミステリ (189)
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幻の戯曲の原本の探索という謎は、いつしかシェークスピアは、いったい誰なのかという歴史的な謎に変貌していく。手袋商人の息子に過ぎないシェークスピアに、あれだけの戯曲を書ける教養があったはずがないというのが、その最大の理由である。フランシス・ベーコン、オックスフォード伯、当時の知識人の合作など、様々な説がある。現実に、いまだその謎は解けない。筆者は、それぞれの説の長所、欠点をのべ、その謎を解くカギとして幻の戯曲の原本を扱っている。その、探索が進む中、殺人事件が繰り広げられる。犯人は誰か、何のためにこの殺人が起こるのか、そしてシェークスピアはだれ?上巻よりも、話が論理的かつ冒険劇になり、すこしロマンが減ってしまったかと思うが、興味深い作品である。 | ||||
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ダ・ビンチ・コードは、最近のミステリーとしては衝撃的な登場だった。そして、それを上回るのが、このシェイクスピア・シークレットだろう。日本人が、英米文学を理解するのに、障害となるのは、キリスト教と、シェイクスピアの知識であろう。だが、この作品に、シェイクスピアの知識はいらない。シェイクスピアの入門書といってもいいぐらいだ。なんと魅力的にシェイクスピアを扱っていることか。シェイクスピアの未発見の戯曲の原本を追って、ヒロイン、ケイトはシェイクスピアに関連する場所、人物の軌跡を追う。あちこちにちりばめられているシェイクスピアのセリフや詩は、作品に美しく深い伴奏をそえる。知的好奇心ーそれが人類を発展させ、人生を味わい深くさせる。このメロデイを、楽しんでいるうちに、作品の半分をあっという間に読んでしまった。未発見の戯曲ははたして存在するのか? | ||||
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わたしはダヴィンチ・コードを読んでおらず、映画も見ていません。何の予備知識もなく読み始めましたが、それなりに面白かったです。登場人物が多くて、名前が当然カタカナで、一覧表を見ながら苦労しましたし、時代が現代になったりシェイクスピア時代に飛んだりして混乱しますが、読んでいけば、ミステリ/サスペンス小説として、なかなかいい作品でした。二転三転する犯人さがしも、予測がつかず楽しめました。それから、英国や米国ではシェイクスピア学という学問が確固として存在するんだということ、シェイクスピア個人に関しては意外と謎が多いということを知りました。日本でも写楽は誰だったかみたいな研究をしている方がいらっしゃいますが、それのもっとすごい版(?)がシェイクスピア学かな? ダヴィンチも読んでみます。 | ||||
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