骨とともに葬られ
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シェイクスピア版ダヴィンチ・コードというふれ込みだったので期待して読みましたが、はっきり云ってミステリーとして破綻してます。 まずストーリー展開があまりにあちこち飛びすぎて、読んでいる方がなかなか就いていけません。主人公とその助っ人たちがアメリカとヨーロッパを飛び回りますが、ミッション・インポッシブルなみのご都合主義で登場人物にリアリティが感じられず、全く感情移入ができずに話がどんどん進んでいきます。 さらにやたらと人が殺されてしまい、その理由も明らかにされません。とどめはどんでん返しの連続で読者をびっくりさせようとする意図はわかりますが、もっともらしい理由で真犯人とされた人物があまりにあっさりひっくり返されてしまうため、次の人物を犯人とする理由がまったく説得力を持ちません。 過去に何人もの人が探して見つからなかった手がかりを、主人公が探すとあっさり見つかってしまうのもミステリーとしてどうでしょうか? 作者はもともと作家ではなくシェイクスピアの研究家だとのことなので、謎としては非常におもしろい主題なのでしょうが、充分に料理しきれなかったという印象でした。海外ミステリーとしては星1つですが、個人的にはシェイクスピアのトリビアが結構おもしろかったので2つとしました。 出版された年の”このミス”でまったく話題にすら上らなかったので、やっぱり目の肥えた方々の評価もそういうところだったのでしょう。残念! | ||||
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