罪人のおののき



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初公開日(参考)1988年07月
分類

長編小説

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罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)

1988年07月31日 罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)

傍目に安逸をめさぼっているかに見えたマイフリート館。だが優しかった当主夫人は、ある夜、不可解な深夜の散歩に出た挙句、森の奥で殴殺されてしまう。誰が?何のために?捜査の進展とともに、館はしだいにその真の貌をあらわにしていく。そして人々の入り組んだ心理の綾の中にウェクスフォードが見いだした、ある衝撃的な事実とは…? (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

罪人のおののきの総合評価:8.50/10点レビュー 4件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

彼が秘めたる思いは意外でした。

彼は、何者よりも強く、倣岸で不遜だった。高みから見下ろしているかの如くだった。

事件自体は派手さはなく、寧ろ凡百のそれだろうが、彼の放つ言葉一つ一つが哀切で、特に「私は死にたい」の一言が強く印象に残った。

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Tetchy
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No.3:
(4pt)

入り組んだ心の綾

ウェクスフォード警部⑤。

見目麗しい裕福な夫婦。ある日、森の中で妻の死体が発見される。不可解な深夜の散歩の途中に襲われたのだった… 。

独特の空気感が漂う夫婦、憎しみあう妻とその弟、腹にいちもつある夫婦の周囲の人々。登場人物たちの入り組んだ心の綾は読み応えがある。警部は、捜査の過程で、それぞれが抱える秘密を明らかにしていく。

折々、文学を引用するのが警部の癖で、今回はこれが真相解明のヒントになるという趣向。著者お得意の異常心理ものではないが、なんともやるせない結末が待っている。
罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)より
4488243053
No.2:
(5pt)

最後の一行

発送・対応共に迅速かつ丁寧で、本の状態も良くとても満足です。出品者の方ありがとうございました。

読み始める際に誤って最後の一行が目に入り、その言葉に衝撃を受けました。どの登場人物の、どういう状況でのセリフかは分からない中で、始めから読み進めていきました。

捜査の中で登場人物達のエゴや誰にも見せたくない部分が晒されていきます。共感はできないのですが、触れていくごとに切なさが蓄積されていくような感覚でした。

最後の一文は、私にとってですが想像していた人物のものではありませんでした。例えその人物を想像していたとしても、心情まではわからなかったでしょう。この一文に悲しみと孤独が集約されたのだと思います。
罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)より
4488243053
No.1:
(4pt)

何十年経っても、読み応えあり!

学生時代からレンデルを読んでいるが、彼女の描きだす人間模様や、異常心理は、時代の流れに応じて見事に変容してきている。この「罪人のおののき」、今読み直しても新鮮きわまる。1970年に書かれたもの、とあえて言わなければ、時代設定を70年代にして最近書かれた作品といっても通用するだろう。
表面上はなにげない普通の平和な日常から、悲劇になだれ込んでいく手法は彼女独特だ。

本国では ほぼ毎年作品が発表されているのに、ここ10年以上日本語版が出版されないのはなげかわしいことだ。
罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:罪人(つみびと)のおののき (創元推理文庫)より
4488243053



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