指に傷のある女



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初公開日(参考)1986年01月
分類

長編小説

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指に傷のある女 (角川文庫 (6290))

1986年01月01日 指に傷のある女 (角川文庫 (6290))

女は皺ひとつないベッドの上に、うつぶせになって死んでいた。指紋がすべて拭いとられた室内からたった一つ検出された手形には、右手の人さし指の先にL字形の傷があった。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

指に傷のある女の総合評価:6.20/10点レビュー 5件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

再読しなきゃいけないかも?

評価は3点だが、これは全く以って正当な評価ではない。私事に於いて煩わしい事があり過ぎて、読書に没頭出来なかったために、こうならざるを得なかった。ほとんど失語症である。文字と情景とが乖離して、ストーリーが、プロットが流れ込んで来ないのだ。
ただそれでも内容は冗長すぎるきらいがあるとは感じた。だが前述のような理由から全然サスペンスとして盛り上がらないのだ。だが収穫はあった。そう、G・K・チェスタトンのあの名言が。

Tetchy
WHOKS60S
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No.4:
(3pt)

新機軸!

ウェクスフォード警部⑨。

夫による妻の殺害を疑った警部の一年の記録である。

警察上層部から捜査中止を命ぜられても、部下から暗に批判されても、自身の勘を頼りにある時は単独行動、ある時はエリートの甥を使ってまでと、頑迷な一面を見せる。事件解決までのタイムリミットが設定されて絶対的に不利な状況の中、警部は真相に辿り着けるのか!と、スリリングな展開である。

たった一つの指紋から遂に突破口が!そしておっ!となるどんでん返しが待っている。

ダイエットに成功した警部の、よろめきの一コマなどもあって、新機軸と言って良いだろう。
指に傷のある女 (角川文庫 (6290))Amazon書評・レビュー:指に傷のある女 (角川文庫 (6290))より
4042541089
No.3:
(4pt)

現実味は大事。

妻が殺されたのに、"信じられない”とか、"つい今朝まで元気だったのに”とか、普通の人なら必ず思うようなことを、思っている形跡がない……それを根拠に、夫が犯人だと推理し、その推理に従って、捜査を進めて……。……って、"刑事コロンボ”みたいな展開。……でも、結局こういうことでしたっていうだけで、伏線とか、読者に材料を提供して、読者に推理させるわけじゃない。……最後の、"捕物”の部分も、なんとなくあっけなくて、肩透かしを食う感じがする。……そもそもこの動機で、こんな殺し方はしないと思う。……やっぱり、推理小説というのは、真実味がないと面白くないと思う。……ただ、文章とか、話の進め方は、うまいと思うので、星四つ。
指に傷のある女 (角川文庫 (6290))Amazon書評・レビュー:指に傷のある女 (角川文庫 (6290))より
4042541089
No.2:
(4pt)

円熟した作品

本作はウェクスフォード警部シリーズのなかでも円熟を感じさせる一篇です。
32歳の主婦アンジェラが自宅で殺された事件を追うウェクスフォード。
嘆き悲しむ夫やアンジェラを嫌う姑といった周囲の人びとの描写も
なかなか読ませますし、魅力的な隣人ナンシーの存在が
いつもは冷静なウェクスフォードを動揺させるという展開も楽しい。

正統派の端正なミステリーでありながら
ラスト近くの緊迫感が読者を惹きつけて離さない作品。
異常心理などを書くことの多いレンデルですが、本著にはそうした要素はほとんどありません
(偏った性格の人びとはいろいろと登場しますが)。深町真理子さんの翻訳も読みやすく、
プロットの巧みさ、登場人物の魅力、美しい風景描写などで再読に耐えうる作品だと思います。
指に傷のある女 (角川文庫 (6290))Amazon書評・レビュー:指に傷のある女 (角川文庫 (6290))より
4042541089
No.1:
(3pt)

ウェクスフォードが頑張っています

ウェクスフォードシリーズは、劇的な事件は起こらず捜査も緩慢に進んでいくことが多いのですが、この1冊はめずらしくスリル感が比較的高いものになっています。捜査を止められているにも関わらず孤独に犯人を追い続けるウェクスフォードの不屈の精神が、結末には、他のものではあまり見られない達成感を感じさせます。他のもののようにあまりどろどろした気分にならない一冊です。
指に傷のある女 (角川文庫 (6290))Amazon書評・レビュー:指に傷のある女 (角川文庫 (6290))より
4042541089



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