死を望まれた男(友は永遠に)



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初公開日(参考)1988年03月
分類

長編小説

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死を望まれた男 (創元推理文庫)

1988年08月31日 死を望まれた男 (創元推理文庫)

チャーリーが殺された。毒舌が得意で、事あるごとに周囲の神経を逆撫でにしていた男、それがよりによって、唯一の親友が結婚する朝、撲殺体となって発見されたのだ。日頃の言動ゆえ容疑者には事欠かなかったが、いざとなると、明確な殺意は杳として浮かんでこない。だが捜査が行きづまるかに見えたとき、事件は意外なところからほぐれだした…。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

死を望まれた男(友は永遠に)の総合評価:8.33/10点レビュー 3件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

小道具の使い方に唸ります。

メインの被害者となるチャーリー・ハットンの、周囲の人々に与える嫌悪感がレンデルにしては描き込みが足りず、薄味だったように思われる。
今回感心したのは、キングズマーカム署に備え付けられたエレヴェーターの使い方。この小道具をコミカルに、そして有意義に活用している手際は見事。

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Tetchy
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No.2:
(4pt)

ウェクスフォード警部の推理が冴えるシリーズ第4弾

ウェクスフォード首席警部シリーズ④。

トラック運転手撲殺事件を追う警部が、一見無関係と思われた不可解な交通事故との関連を看破するというミステリだ。

皆に疎まれ数多の容疑者が存在する被害者。人の悪意の描写は流石、レンデルである。奇妙な交通死亡事故との意外や意外な関連にも悪意が入り込む。

シリーズを追うごとに、事件は複雑な様相を呈してた。足で解決する警察小説から、警部の推理に重点がおかれてきている。

本作品では、警部と娘の微妙な間柄など家庭生活も描かれて、警部のキャラもかたまってきたようだ。シェークスピアがやたらと引用され、ジョークは皮肉たっぷりという英国ぽいミステリに仕上がっている。
死を望まれた男 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死を望まれた男 (創元推理文庫)より
4488243045
No.1:
(5pt)

小説として上手くできた作品

正直、まさかこんなにもレンデルが楽しい小説を書ける作家だとは思いませんでした。情景描写は女流作家らしく繊細で、その筆で描かれる人物も非凡でかつ現実性があります。そして、シリーズものということもあってか、気の利いた文章やユーモラスで思わず笑ってしまう場面も多く、彼女がこのシリーズは読者サービスだと言うのをなんとなく納得してしまいました。 この作品は特に序盤が良く、哀愁から明るい雰囲気まで作り出して、文章がとても冴え渡っています。中盤からは本格ミステリということもあってか、必然的に捜査の場面が多くなりますが、全く飽きずに読めます。
 といっても、やはり本格ものらしくはありません。シリーズキャラクター達のやり取りを合間に入れた捜査が進むにつれて、容疑者たちの事情がわかってくるのですが、捜査はあくまで登場人物の一面を覗かせるきっかけに過ぎない感じです。そして気がついたら既に終わりにさしかかっていて、真相と同時にやっと人物の全てが明らかになります。 というわけで、事件の内容よりより登場人物に目がいく作品です。しかし、事件が上手くできていないと人物もまた活きないわけで、そのあたりのバランスが非常に上手いです。レンデルを含め、最近の作家の作品はやたらと盛り込みすぎて冗長になりがちですが、レンデル初期のウェクスフォードものは皆、コンパクトで且つ、人物の描写も鮮やかです。
友は永遠に (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:友は永遠に (光文社文庫)より
4334760066



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