悪意の傷跡



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初公開日(参考)2002年12月
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長編小説

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悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

2002年12月10日 悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

キングズマーカムの町中で二人の少女が相次いで誘拐される。奇妙なことに少女たちは誘拐されてすぐ、何事もなかったように無傷で帰ってきた。しかも警察や家族の詰問にも、その間の出来事を頑として語ろうとしない。いったい少女たちに、何があったのか?事態に翻弄される警察を嘲笑うように、第三の誘拐事件が発生した…時を同じくして、子供に性的な悪戯をして有罪となった老人が服役を終えて町に帰ってきた。住民たちの不安は爆発寸前となり、大規模な暴動になりかねない勢いとなる。事態収拾に奔走するウェクスフォードを待つ運命は。 (「BOOK」データベースより)




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(5pt)

ウェクスフォード対DV(家庭内暴力)

ウェクスフォード警部シリーズ第18作。2件の、実害のない誘拐事件の後、今度は3歳の娘が自分のベッドから誘拐された。折りしも、服役していた小児性愛者の老人が刑期を終えてキングズ・マーカムに戻っていた。周辺住民は恐怖に駆られ、老人が警察にかくまわれているという誤報で警察署に詰め掛ける。その騒ぎの中で、何者かが投げた火炎瓶で警官が焼死するという事件まで起きた。問題の老人は行方不明のままだ。2件の誘拐事件の謎も解けず、住民も一触即発の状態、火炎瓶を投げた人物も特定できない。一度に多くの謎を抱えつつ誘拐事件の捜査に当たるウェクスフォードは、誘拐された娘の母親が夫から10年以上にわたって虐待を受けていることを知る。誘拐、家庭内暴力(DV)、奇妙な態度を取る2人の息子・!・・全てが一本の線でつながった正にその時、殺人が!今回は、いつもろくでもない男に惚れてはウェクスフォードを悩ませる次女のシーラではなく、父親とは愛し合いながらもしっくりいかない長女のシルヴィアが、DVに悩む女性たちの電話相談を受けるソーシャルワーカーとして登場。彼女の久々のメイン扱いで、彼女自身の家庭の事情も描かれる。シルヴィアはどうなっちゃったの?と気にかけていた人にも朗報だ。長いし、いつものように登場人物も多いが、人物造形が巧みで、ごっちゃにならず、途中でだれることもなく、謎はきちんと解明される。だが、おさまらないのはDVの恐怖だ。読んでいると本当に、結婚するのが怖くなる女性も多いのではないだろうか。まだまだうまく解決される例が少ないことを、この!物語でも知る。ハッピーエンドといえるのかどうか?哀しい話である。
悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
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