帝国陸軍から秘密組織・水曜会に召喚された日下伸之博士は、中佐・月島寿三郎の出迎えを受ける。

競売にかけられた伝来の指輪を落札するよう頼まれ、英国コーンウォールへ赴いたハーディング。

モノレールに乗る人、モノレールを支える人。

裁判員裁判で死刑評決を受けた、犯行当時十九歳の死刑囚に死刑が執行される。

ボツワナでカトリック神父がテロリストに誘拐された。犯人の要求は、全てのキリスト教聖職者の国外退去。

ボンドの今回の標的は、全米の暗黒街を牛耳る男ミスター・ビッグ―彼はジャマイカから大量の古代金貨を盗み出し、世界の金相場を狂わせようと企んでいた。

新薬開発スピード競争に喘ぐ医薬品業界。

新宿で助けた藤村雅子と、金沢高一はホテルで一夜を過ごしてしまう。

三通届いた結婚式の招待状は 死への招待状！？ 亜由美のもとに、友人のゆかりから結婚式の招待状が届いた。

八ヶ岳の赤岳に登る途中で、大学生の井能哲也が転落死した。原因は不自然に折れた二本のアイゼンだった。

有能だが冷たく、人を寄せつけないFBIの行動分析官・ケネディ。

十万部突破の新感覚ミステリ、涙の完結!? 事件・事故現場を専門とする清掃会社で働き出した桃子は、現場に遺された想いに感応し、手のひらだけがくすぐったくなったり、無性に焼きそばを食べたくなったり、動物になったりする超常現象に襲われる特殊能力の持ち主だ。

とんでもなく面白い野球小説、できました! 書いたのは超弩級の新人作家! 史上初の“高偏差値”野球小説、第4冊は、シリーズ最高の大興奮編です。

真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。

難病を発症し心臓移植を受けることになった堤雅之。手術は無事成功するが、すぐに雅之は奇怪な現象に悩まされ始める。

もうわかってるの。自分がいやな人間だってことも、ダメな人間だってことも。

仲間とともに遺伝子繁栄推進局に迎え入れられた16歳の少女・トリス。

十八世紀初頭。ロンドンの地図製作者スパンドレルは、返せない借金の代わりにと密使の仕事をさせられた。

ボンドは英国情報部を辞職し、コンピューターの猛勉強を始めた。

凛とした人間の生き方。明晰な生命観、世界観が横溢する傑作短篇小説集。

〔クレギオン5〕美貌にして凄腕のアルフェッカ号船長マージ・ニコルズにも、かつて訓練生時代に淡い想いを寄せた男性がいた。

時代小説の名手、山本周五郎が描いた時代小説。人間は条件に左右されてはならない。

亡き夫との思い出をきっかけに松井波子が開いた「クロード子ども食堂」。

将軍吉宗お声がかりの鹿狩りに参加し不首尾だった咎で、直参旗本石河常康が切腹した。

アマゾンの熱帯雨林で乱開発を進める業者が、首を切られて殺された。

あの事件は、もう三十年以上も昔のこと。いまやモーテルと屋敷は復元され、観光名所としてオープニングをひかえていた。

大学入学と同時に上京した西島京志は、東京上野にある「ホテルパラダイス銀河」に住み込みで働きながら学校へ通う。

1981年、一組の夫婦が火星へ出発した。

戦争中「自己完成の追究の道」を求め続けた青年が、その自己を肯定するところから戦後出発しようとする『暗い絵』。

15年戦争中から敗戦後現在までの日本人の魂の変遷(発展)を抽出。無神論的・唯物論的にして宗教的な物の樹立を―。

インドで『もう一つの0』--『アムリタ』の手がかりをつかんだクイーン。

運動能力、聴力、記憶力…に常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。

刑事の兄と検事の弟、31年の因縁に終止符が打たれる! 兄弟の父は果たして「冤罪」を生んだ刑事だったのか? 『正義の天秤』『完全無罪』で話題の著者による、ドラマ化原作作品、シリーズ最新刊。

新東京テレビ制作部に勤務する五味剛は、敏腕テレビマン。

合コンで知り合った男とスピード婚を果たした奈々。資産家の息子だという彼と、タイのビーチで夢のような時間を過ごした。

うらぶれた小路の突きあたりに、妖しげな明かりを放つバーが一軒―。

プロボクサー・葛城レオは、余命いくばくもないという診断を受け、歌舞伎町を彷徨っていた。

私立恵堂学園に通う和泉七生は、2年生から特進クラスに編入を果たした。

その年、そしてその7年後、二つの殺人事件が起きた―。第一の事件の犠牲者は尾瀬路迂。

北の大津波で家族を喪った沖晴は死神と取引をした。 悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖を差し出して独り生還したという。

8年前に遭難した息子が帰ってきた? 猫が東京から松本まで一人旅? ――だったら、その謎を解いてみよう 長野のいいとこてんこ盛り! 「ナガノベル」で旅気分。

アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。

ひき逃げに遭って病院に運ばれたオークラ製薬の青年営業マン長生太郎は、強烈な違和感に目を覚ます。

女子高生の森田ゆかりは、１６年前ハネムーン先で失踪した父親の消息を求めて、ソロモン諸島・アクシオ島を訪れた。

難解なジグソーパズルのように入り組む謎！　殺された守銭奴の遺産を巡り、遺された人々の思惑が交錯する。

出雲でのフィールド・ワークを終えた橘樹雅は、 「出雲の本質は奥出雲にある」という 指導教官・御子神伶二のひと言で、奥出雲へ向かうことに。

小説家が本当に欲しいのは、永遠に失われたXKジャギュア、決してなくならないパイプ、そして至福の時を過ごした床屋の椅子―。

「きみのマンガ、映画化決定ね!」ナオトは同級生の天才女子高生監督・ハルから、突然そう告げられる。

ドイツ人捕虜を翻弄する数奇な運命(さだめ)。

新米刑事の高木は、闇社会の人間関係を知り尽くし圧倒的な実力で事件を解決する刑事・桜井に衝撃を受けるが――本格警察長編。

百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説。

西暦一九九七年、東洋の全体主義国家、大東亜共和国。

学園日常ミステリーの新鋭! 真冬の曾祖父にあたる宗次郎が残した「メロスを燃やしてくれ」というメッセージから、「自画像・メロス」という奇妙な絵画に秘められた謎を、啓介と真冬が解き明かしていく。

大好評!ショートショート・アンソロジー第4弾。今回は過去最高数の作品を収録した一冊刊行。

毎朝配達される幻灯新聞が食卓に話題を提供し、港にはエーテル推進機を備えた空中船が着水・停泊。

藤木稟のもうひとつの人気シリーズ、待望の文庫化リブート! 昭和13年、浅草。

市長の秘書が殺された。

さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。

東京墨田区の外国人たちの相談役的存在で、「シスター」と慕われる、予備校の英語講師、能條玲。

アコースティックギターの調べは、ぼくの目の前に金色の雨として現われる。

夢を行き交い「心の傷」を美味しい食事にかえて癒やしてくれる不思議な料理人・平峰花。

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。

アカデミー賞授賞式の夜、見事に監督賞を射止めたブルースは、意気揚々と帰宅する。だが栄光の夜は、思いもよらぬ展開を見せた。

知能犯と対峙する警視庁捜査二課を描いた『ナンバー』『トラップ』につづくシリーズ第三弾は、これまで以上に「決して許してはいけない犯罪」を描く。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

リトアニア人娼婦のリディアは斡旋業者から激しい暴行を受け、病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女はある行動に出る。

天才的記憶力を武器に次々と問題作を発表する犯罪ノンフィクション作家キンリーにもたらされたのは故郷の親友である保安官変死の報。

ここにもある袴田事件、免田事件、財田川事件、足利事件の理不尽。 生きるということは、かくも哀しく美しいものか。

大好きな従姉の転落死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手〞に真相を探っていく。

そいつはいったい誰なんだ?「ホテルの客で唯一、自分を殺そうとしていないのは?」「豪華客船の中で殺されるのは?」「雪の山荘が爆破される緊急事態に生き残ったのは?」……多彩な7つの設定で魅せる、奇妙奇天烈、変則フーダニットの見本市。

父レルヌ大公が自殺し、一人娘のコラは悲しみに沈んでいた。そんな彼女への遺書の中で大公は、こう記していた。

分かるし、刺さるし、救われる――自由になれる7つの物語。

医療従事者の苦悩、陰謀論者の暴走、ジャーナリストの葛藤……そして悲劇は起きたーー。

『殺戮にいたる病』『かまいたちの夜』の我孫子武丸からの挑戦状! 「大丈夫です。

明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。

「ワぁ、ゴッホになるッ！」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。

囚人493ことモンモランシー。

謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。

あの日の出会いは、きっと偶然なんかじゃない。未羽は受験のため、大好きだったケーキ屋のバイトをやめた。

雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。

賭けごと、妄想、そして狂気…。奇才ダールの妙味をつめ込んだ、代表作四編。

東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の警視庁千住署が自殺と断定したが、遺族は納得していない。

銃撃事件に遭遇した麻生刑事は、毎夜の悪夢に苦しめられていた。

目覚めた場所は硬くて冷たい床の上だった―。“私”は自称ミステリ作家の富豪、火照陽之助の屋敷を取材する。

鶴岡市で発見された身元不明の白骨死体。それが、すべての、終わりの始まり―天橋立で、「アマテラスの子」と呼ばれる神代静香。

主人公は､「きみ」。

八朔の日、亥の刻。芝湊町の土蔵に、見知らぬ者の文で呼び出された男たちが、 密かに集まってきた。

『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。

人気女性アナウンサーの誘拐事件が発生した。

「あなたの本当の目的というのは、もう一度人間になること?」 大学生になった春、美綾の家に迷い込んできたパピヨンが「わしは八百万の神だ」と名乗る。

下関から東京へ向かう新幹線の中で、男が「あの女にやられた」と叫びながら、突然死亡した。

第10回『このミステリーがすごい! 』大賞の隠し玉作品、『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』で鮮烈なデビューを飾った著者による、シリーズ第4弾。