黄金の13/現代篇
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン誌上で1945年から1956年までの12年間で年1回行われたミステリ短編コンテストで選出された短編を集めたまさに珠玉のアンソロジー。つまりその年の“トップ・オヴ・ザ・トップス”というわけだ。これは期待が高まるのも無理はない。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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カバーが破けていました。中身は何とか読めますが、しんどいです。 | ||||
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背表紙に若干の破れがありました↓ プレゼントだったので少しショックでした。。。 | ||||
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非常に面白い作品集です。 ただし、中には殺害されるものが 人間ではないものがあったり 狭義のミステリーには入らないものもありますが どれも一度読んでしまったら 最後まで読んでしまわないと気がすまなくなる作品ばかりです。 その中でも面白いのは 「アデスタに吹く冷たい風」や 「物は証言できない」でしょうか。 特に後者の作品は 時代の皮肉をもろに表現しており 登場人物は確かに人望のない人でしたが かわいそうでしたね。 ただ、総ページが多いのでそこのところは注意。 | ||||
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◆「一滴の血」(コーネル・ウールリッチ) 別れ話がこじれたため、男は女を衝動的に殺害してしまう。 男は、まず死体を始末すると、血しぶきによって 斑ら模様ができてしまった現場の壁を、血と同じ 茶色のペンキで塗りつぶし、その他の家具は一つ 残らず運び出し、焼却してしまった。 のちに男は、警察に拘束され、尋問を受ける。 しかし、何日間にも及ぶ懸命な捜査がなされたにも関わらず、証拠となる 一滴の血すら発見されなかったため、彼の犯行を立証することができない……。 本作で犯人が見落としていた《証拠》は、人の心理的盲点を衝くものですし、 クライマックスでそれを刑事が犯人に提示し、一発逆転する展開もいいです。 ただ、如何せん「最初から壁の血痕検査をすればいいじゃん」 という、ヤボなツッコミを許してしまうのが、玉に瑕ですね。 | ||||
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エラリー・クイーン主宰による世界短編コンテストの第一席を 13年分集めた物 普通こういう年間ものアンソロジーは粒が揃わないことで有名ですが さすがはクイーンブランド、コンテストに応募された作品も多く 選者の審美眼も確かな物とみえて 驚く程の傑作しかありません カー「パリから来た紳士」フラナガン「アデスタを吹く冷たい風」ウールリッチ「一滴の血」等 読んで損しない作品が目白押し なにせ、このコンテストで第一席を獲得できなかった作品に マクロイの傑作「暗い鏡の中に」の中編バージョンもあるのですから | ||||
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