ファインダーズ・キーパーズ



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初公開日(参考)2017年09月
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長編小説

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ファインダーズ・キーパーズ 上 (文春文庫 キ 2-57)

2020年02月05日 ファインダーズ・キーパーズ 上 (文春文庫 キ 2-57)

巨匠キングが小説への愛をこめた渾身のミステリー! 少年ピートが川岸で掘り出したのは札束と大量のノートの入ったトランクだった。父が暴走車によって障害を負ったピートの家では、毎晩のように両親がお金をめぐって喧嘩をしていた。このお金があれば家族は幸せになれるに違いない……。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

ファインダーズ・キーパーズの総合評価:7.15/10点レビュー 20件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

前作よりは、ちょっと退屈

「ミスター・メルセデス」で始まった「退職刑事ビル・ホッジス三部作」の第二作。前作同様、犯人は分かっていて、次の犯行を防ぐためにホッジスたちが奮闘する私立探偵もののバリエーション作品である。
物語の発端は、隠遁している老作家の家に強盗が押し入り、作家を殺害した上に現金と未発表原稿を奪ったこと。老作家の愛読者だった強盗の主犯のモリスは、仲間割れした後、現金と原稿をトランクに詰めて隠した。30数年後、トランクを偶然に見つけたのが13歳の少年ピートだった。実は、ピートの父はメルセデス事件に巻き込まれて負傷し、働けなくなっており、生活苦から夫婦仲が悪化し、離婚の危機に直面していた。トランクで見つけた現金があれば両親が仲直りでき、元の家庭が戻るのではないかと考えたピートは、現金と原稿を家の中に隠し、現金を少しずつ父親宛に郵送することにした。それから4年、現金が尽きたため、ピートは今度は原稿を売ることを考え始めるのだが、ちょうどそのころ、服役していたモリスが仮釈放で出所し、トランクを回収しようとする。隠しておいた宝物を盗まれた盗人と偶然宝物を見つけた少年の手に汗握る攻防戦が始まった。当然のことながら、ホッジス、ホリー、ジェロームの三人は少年ピートの助っ人として問題解決に乗り出していく。
ストーリーの中心はピートとモリスの原稿争奪戦で、ホッジスたちの役割りはサブの扱いである。さらに、老作家の原稿の重要性、価値を強調するためのエピソード類が多いため、全体にやや緊迫感に欠ける。特に、上巻ははっきり言って退屈な部分がある。それでも、ピートとモリスが交差する辺りからはサスペンスが盛り上がり、満足できるレベルに仕上がっている。
前作を受けたエピソードが多いので、できるだけ第一作「ミスター・メルセデス」から読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.19:
(3pt)

誰かの日記のよう。

上巻ではホッジズの取り巻きの登場を、今か今かと待ち侘びて、やっと登場したと思ったら下巻へ…。

そしてこちら下巻は、あまりにも淡々と物語が書かれており、物語と言うより、「誰かの日記のよう」な印象でした。
ストーリーとしては面白いのですが、読み物としては物足りないものでした。

『ミスターメルセデス』は、腑に落ちない点もあるなか、読み進める手が止まらなかったのですが、『ファインターズキーパーズ』は下巻がなかなか進みませんでした。
次は『任務の終わり』を読んでみます。

キング作品では『11/22/63』が何度も読み返したくなるくらい好きなのですが、そのような作品になかなか再開できず残念。

ドラマ版『ミスターメルセデス』は、シーズン3の時代描写等、原作とは全く違っていますが、完成度が高くおすすめです。(ドラマ版『アンダーザドーム 』にがっかりした方にもおすすめ!)
しかし、決して原作と並行して観ないように。
ごちゃごちゃになります。
ファインダーズ・キーパーズ 下Amazon書評・レビュー:ファインダーズ・キーパーズ 下より
4163907122
No.18:
(5pt)

久しぶりにキング作品読みました

ミスターメルセデスのドラマを見てシリーズもの?のこちらを購入しました
先にドラマを見てしまったのでキャラクターの俳優の顔が頭に浮かんで
テンポ早く読めました。
ドラマもぜひ見てみてほしいです
スティーブンキングって本当にすごいんだなと、全作は読んでいませんが
たまに最近のキングは何か出したかな?と少しタイムラグがあって検索すると
読んでいない作品がいっぱい出てきてしまう!なのでドラマ化されるとちょっと
ズルしてそっち見れるので助かります
ファインダーズ・キーパーズ 上Amazon書評・レビュー:ファインダーズ・キーパーズ 上より
4163907114
No.17:
(2pt)

期待しすぎた。。。

前作の「ミスターメルセデス」のファンです。シリーズ2にあたる作品ということで期待しすぎたかもしれません。それぞれ年齢も境遇も背負ったものも異なる3人が力を合わせて事件を解決に導くという前作のようなハラハラドキドキワクワクの展開をこの作品ではみることができずに残念。
むしろ「ファインダーズ・キーパーズ」である必要もなかったような気がします。
ファインダーズ・キーパーズ 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ファインダーズ・キーパーズ 下 (文春文庫)より
4167914492
No.16:
(5pt)

ホッジズとホリー、ジェロームが帰ってきた!正統的なサスペンス・ストーリー。

「ミスター・メルセデス」の続編。
まず、家族思いの利口な少年、ピート・ソウバーズと凶悪犯であるモリス・ベラミーの残酷・非情さの対照が見事です。
本来なら何の接点もなかったはずのピートとモリスの人生が一つの宝物をめぐって交錯し、さらにさまざまな人たちがそれぞれの思惑や欲望に駆られてピートとモリスの物語に加わってきます。
長年の怨恨が爆発して起こされる陰惨な事件、そしてピートとモリスの対決…。
作者があのスティーブン・キングだということを忘れてしまいそうになる程、実に正統的なサスペンス・ストーリーが展開されます。
「ミスター・メルセデス」事件の後、ファインダーズ・キーパーズ探偵社を設立したホッジズとホリー、そして大学に進学したジェロームがふとしたきっかけからピートが抱えた問題の解決に尽力するようになるわけですが、いずれも前作から比べて成長・成熟した姿を見せてくれるのが嬉しいところ。
「ミスター・メルセデス」の続編として、そして次作「任務の終わり」へのブリッジとして、まずは満点を付けられる良作だと思います。
ファインダーズ・キーパーズ 上Amazon書評・レビュー:ファインダーズ・キーパーズ 上より
4163907114
No.15:
(3pt)

校正ミス?

サスペンスとしては、普通かなと思います。半分くらいからのジェットコースター感は凄かったけど。
気になったのは、ラスト近くでジェロームがハーバード大からケンブリッジ大になってるところ。“任務の終わり”を読むとハーバードになってるから、校正ミスか?それともキング自身?
それと、古書店に売るつもりだった6冊はどこに行った?被害者の指紋も、もしかしたら加害者の指紋も残っている、筆跡鑑定より有力な証拠だろうに。
ファインダーズ・キーパーズ 下Amazon書評・レビュー:ファインダーズ・キーパーズ 下より
4163907122



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