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ファインダーズ・キーパーズ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ファインダーズ・キーパーズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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上巻ではホッジズの取り巻きの登場を、今か今かと待ち侘びて、やっと登場したと思ったら下巻へ…。 そしてこちら下巻は、あまりにも淡々と物語が書かれており、物語と言うより、「誰かの日記のよう」な印象でした。 ストーリーとしては面白いのですが、読み物としては物足りないものでした。 『ミスターメルセデス』は、腑に落ちない点もあるなか、読み進める手が止まらなかったのですが、『ファインターズキーパーズ』は下巻がなかなか進みませんでした。 次は『任務の終わり』を読んでみます。 キング作品では『11/22/63』が何度も読み返したくなるくらい好きなのですが、そのような作品になかなか再開できず残念。 ドラマ版『ミスターメルセデス』は、シーズン3の時代描写等、原作とは全く違っていますが、完成度が高くおすすめです。(ドラマ版『アンダーザドーム 』にがっかりした方にもおすすめ!) しかし、決して原作と並行して観ないように。 ごちゃごちゃになります。 | ||||
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ミスターメルセデスのドラマを見てシリーズもの?のこちらを購入しました 先にドラマを見てしまったのでキャラクターの俳優の顔が頭に浮かんで テンポ早く読めました。 ドラマもぜひ見てみてほしいです スティーブンキングって本当にすごいんだなと、全作は読んでいませんが たまに最近のキングは何か出したかな?と少しタイムラグがあって検索すると 読んでいない作品がいっぱい出てきてしまう!なのでドラマ化されるとちょっと ズルしてそっち見れるので助かります | ||||
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前作の「ミスターメルセデス」のファンです。シリーズ2にあたる作品ということで期待しすぎたかもしれません。それぞれ年齢も境遇も背負ったものも異なる3人が力を合わせて事件を解決に導くという前作のようなハラハラドキドキワクワクの展開をこの作品ではみることができずに残念。 むしろ「ファインダーズ・キーパーズ」である必要もなかったような気がします。 | ||||
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「ミスター・メルセデス」の続編。 まず、家族思いの利口な少年、ピート・ソウバーズと凶悪犯であるモリス・ベラミーの残酷・非情さの対照が見事です。 本来なら何の接点もなかったはずのピートとモリスの人生が一つの宝物をめぐって交錯し、さらにさまざまな人たちがそれぞれの思惑や欲望に駆られてピートとモリスの物語に加わってきます。 長年の怨恨が爆発して起こされる陰惨な事件、そしてピートとモリスの対決…。 作者があのスティーブン・キングだということを忘れてしまいそうになる程、実に正統的なサスペンス・ストーリーが展開されます。 「ミスター・メルセデス」事件の後、ファインダーズ・キーパーズ探偵社を設立したホッジズとホリー、そして大学に進学したジェロームがふとしたきっかけからピートが抱えた問題の解決に尽力するようになるわけですが、いずれも前作から比べて成長・成熟した姿を見せてくれるのが嬉しいところ。 「ミスター・メルセデス」の続編として、そして次作「任務の終わり」へのブリッジとして、まずは満点を付けられる良作だと思います。 | ||||
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サスペンスとしては、普通かなと思います。半分くらいからのジェットコースター感は凄かったけど。 気になったのは、ラスト近くでジェロームがハーバード大からケンブリッジ大になってるところ。“任務の終わり”を読むとハーバードになってるから、校正ミスか?それともキング自身? それと、古書店に売るつもりだった6冊はどこに行った?被害者の指紋も、もしかしたら加害者の指紋も残っている、筆跡鑑定より有力な証拠だろうに。 | ||||
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ジミー・ゴールドシリーズを読みたい! 2人若者が夢中になる人生が変わると言わせるロススティーンの作品、読んでみたい!未発表作品も含めて | ||||
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シリーズで映像化されるキャスティングを妄想してます。続きが気になる | ||||
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前作と同様、犯人は最初からわかっていて、その犯人と被害者の話が出てきて、その悲劇をどう食い止めるか、というパターン。前作の、このパターンがあまりにもスリリングであったため、本作はそれに比べて、あまり緊迫感がなく前半が過ぎてしまう。下巻の方は、面白くなるので、さすがなのだが。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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1作目のミスターメルセデスを読んでいれば、今作を深く楽しめると思う。 子どもの描写、会話が特に好き。 次回の第3部にも期待。 | ||||
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エドガー賞受賞の前作に続く、〝退職刑事ホッジズ〝シリーズの第2作。 隠遁した作家宅に強盗が押し入り、作家を殺害したうえ未発表原稿と現金を盗み、ほとぼりが冷めるまで 人目がつかない場所に埋めますが、主犯の強盗はささいなことから終身刑に。。。。数十年後、ひとりの 少年が偶然、原稿と現金を見つけ、一方、主犯の強盗は仮釈放で社会に復帰するところから本作が始まります。 やがて強盗と少年とが交錯、原稿と現金を巡る追跡劇はハラハラドキドキしつつ終盤になだれ込みます。 相変わらずぐいぐい読めます。 最終章では第3作の展開を予想させる、或る〝不穏な出来事〟が描かれ、第3作も待ち遠しいです。 そして最後はやはり、〝クソにはクソの価値もない。〟けだし名言です。 | ||||
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なんかコレどこかで読んだことあるぞ!?、といった展開で始まる本作、面白くて一気に読み終えました。 キングと言えばホラーですがそんなファンに向けたオマケもついています。 | ||||
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一気に読みました。好みは割れるでしょうが、犯罪者のちまちました心理が面白い。 ただ、3部作の1つ・・・??活躍度、出番も低いホッジス達いらないです。 犯罪者vs少年の純粋対決の方が面白かったかも。 | ||||
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犯人を含めて登場人物に魅力がない。 ストーリーも今一つ。 というのもやってる犯罪も行き当たりばったり、主人公の追跡もまさに素人。 うまくいったのは偶然、それでも小説の形にできるキングは大したもともいえるがそれ以上ではない。 次作では前作で小物臭が漂ったメルセデスキラーが怪物化するのだろうか? それが面白くなかったらキングオワタとなりそう。 | ||||
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ほのめかしばっかで、中々動き始めないなー、と思いながら読んでいた が、動いたらあっという間のバタバタであっけないほどテキパキと事が済んでしまって、若干「…は?」という気がしないでもなかった ピートってば状況把握は感嘆するほど早いし、身体もちゃんと動くのに、「そこに至って、まだ、自分は無傷でいようとするのか?いられると思うのか?」がどうにも腑に落ちなかった 通常とりあえず逃げながら『通報』じゃない?それは。キング定番の不思議事象や不可解事象、超常現象なら「警察に連絡しても、何にも役立たない」って判断が導き出されるけど、今回のは違うだろうに…みたいな 何気に、ホリーのお気に入り映画に「ショーシャンクの空に」が入ってるトコに「ふふっ」と微笑ましくなった。あれ、いい出来だったよねー。個人的にはエンドロールで「再会」したトコまで描写しちゃった部分だけは、「そこは、直截に撮るのは野暮だよ」と思ったけれど 「何故、書いているのに発表しなかったのか」が一番の「そこちゃんと解き明かしてよ」の部分だった。 ラストの雰囲気だと、3作目はお得意「超常事象」が入ってくるのか?そうだとするとちょっと楽しみかも知れない とても面白かった…とは正直思ってない。「普通」。な感じでした | ||||
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あれ程好きだったキングの文章が「読み進み難い」と感じている自分がいたりして… 何と言うか、わくわく感を余り感じず、「ねえ、さくさく行こうよ」と思っていたりする 初っ端に悲壮な決意で開き直った作者を1行で死なせちゃう辺りは「ああ、キングだ」と思ったが… ヘンに細かい描写が引っ掛かったりする。 こげて真っ黒になったビーフシチューをゴミ箱に捨てたら、火がでるぞ(ミトン使ってる訳だから今の今まで焼いてたんだろう?)とか、アメリカ人の「ヘルシー」はエナジーバーかよw、とか 「本にサインするのは既存する行為」は同意。 著者のサインはギリギリOKでも、自分の名前など入れてくれたら、それは「汚れ」でしかない 「作者」や「文学」に対する描写が、著者の考えはこうなんだな。うんうん。そうだよね色々あったよね、的で本編とは別の方向に楽しんだ 上巻は丸々全員立ち位置に付け、さて、下巻になったら走るぞ という感じでした | ||||
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シリーズの前作である「ミスター・メルセデス 」は、面白かったです。 個人的には、主人公を固定したシリーズ作品の醍醐味と言えるのは、登場人物の描写の掘り下げであると思います。 その点が今作では足らなかったのではないかという印象があります。 記憶はあいまいなので間違いでしたら申し訳ないのですが、第一作の「ミスター・メルセデス 」が刊行された時点で、三部作である と言うことが明かされていました。確かに三部作では、長期にわたるシリーズ作品のような人物描写はできないのは至極当然です。 しかしながら、今作では主要人物の人間性や過去などが、もう少し深く描写されるのではないか、と期待してしまいました。 残念ながら、小説の主人公や主要な登場人物がおよそ一般的とは言えないバックボーンを抱えているというのは、 読者の無理な期待であるかもしれません。 三部作であることから、あまりにも魅力的な人物像の構築は難しいと思いつつ、作者が巨匠であるため、どこか期待してしまった と言うのが本音です。 それでも、三部作の第一作を読んでしまったが故に、今作も読まずにはいられないという思いで読み進めました。 特に、極端な失望がある展開であるわけでもないのですが、続編としての期待値が高かったこともあり、この評価になりました。 三部作のフィナーレである次作に期待しましょう。それが全てです。 | ||||
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キングの新作が出るとつい買ってしまいます。 とても好きな作家です。 ただ好きと嫌いと良い悪いは評価軸が違います。 もちろん本の値段が高いからマイナスなんて変な評価もありません(内容と関係ないから)。 好きな作家だけどミステリーとしては普通というの私のが評価です。 上巻の後半から(ファインダースキーパーズのメンバー登場から)ラストまで一気に読んでしまいました。 ただもう一つキングにしては書き込みが薄い、「それだけ?」というか何か足りない。 三部作とされている二作目という位置づけだからでしょうか? 次に「続く・・・」的な。 キングには、「もういいや!」と思った時期を越え 『11/22/63』で、すわ復活か!?と期待し 『ドクタースリープ』で心底がっかりし 『ジョイランド』で(往年にははるかに及ばないが)少し喜び 『ミスターメルセデス』で「なんでこの程度でエドガー賞か?」と思いながらも相変わらずの創作意欲に感心し そして本書。 とうにキングは先に進んでいるの(新刊は出版されている)ですが、いつ爆発してくれるのかとこれからも翻訳を待つ日々が続くのでしょう。 ちなみに私は原書にはない、藤田新策氏のカヴァー絵が大好きで、これがなければ今回も買っていなかったかもしれません。 | ||||
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ネタバレを含むので、ご注意下さい。 星を五に出来なかった理由は簡単に言えば「そうかな~?」と首を傾げたくなるピーターに対しての大人たちの評価。 確かに彼は家族の為に、言うなれば猫ババをしたのだろう。 けれどそれって本当に「全然悪くない」んだろうか? 彼が正しい行いをしていれば、ハリデイは死なずにすんだろうし母親は撃たれず妹も危険な目にはあわなかったのではないかな? もちろんやってしまったことは仕方ないし、ピーター自身も決して自分が正しいとは思っていないことが救いではある。 私が疑問に思うのはホッジズを始めとする周りの人々が心底「ピーターには一点の非もない」としているところだ。 さらに、星をひとつ減らしたのはモリスの死に方がアニー・ウィルクスを余りにも彷彿とさせてしまうところ。 今回のファインダーズ・キーパーはキングの今まで書いてきた登場人物を微かに思い起こさせる。 ピーターの心理はゴールデンボーイの少年の心理に近いものがあるし(陰と陽ではあるが) モリスの本に対する執着はアニー、ハリデイの狡さは暗黒の塔のタワーやサンドッグのエースの叔父に似ている。 そういった意味で新鮮さは余り感じられなかったが、スピーディーな展開とピーターとモリスの縮まりゆく距離にはドキドキさせられた。 キングの文章力にはいつも感心する。 三部作最終作品が今から待ちきれない。 もしかすると今までの二部作にはなかったオカルト要素があるかもしれない。 | ||||
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