人魚とミノタウロス



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    5.50pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    3.50pt ( 5max) / 4件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []C総合:1163位
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    10.00pt

    80.00pt

    20.00pt

    20.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2002年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,019回
    お気に入りにされた回数1
    読書済みに登録された回数6

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)

    2002年02月01日 人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)

    病院内の面接室で身元もわからないほど焼け爛れた死体が発見された。人の出入りが明瞭な現場からなぜ出火したのか。その直後にも警察が取り囲む敷地内から新たな業火が。目まぐるしい展開を上回る速度で推理小説家志望の氷川透の頭脳が回転する。その夜、論理だけを武器に明かされる驚愕と感動の結末とは。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    人魚とミノタウロスの総合評価:7.00/10点レビュー 4件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (5pt)

    メフィスト賞の孤高の本格作家の氷川シリーズの一作

    メフィスト賞作家のなかでもとりわけ本格推理志向の強い氷川透氏の同名探偵が活躍するシリーズの講談社ノベルズからのリリースとしては3作目に当たる作品。
    今回は病院を舞台に焼死した氷川の親友医師の事件の真相を探る。
    相変わらず日常を舞台にした論理のみで押し切る古き良き時代の推理小説的展開はミステリー好きにはたまらないものがある。
    過去の2作と比較するとページ数が少ないため、事件の真相自体はやや淡泊でもう一捻りの展開があった方が良かったような感じもするが、本作のもう一つのモチーフでもあるジェンダーの問題もうまく事件の真相と融合されており、読み応えは満点。
    メフィスト賞受賞作の「真っ暗な夜明け」が気に入った人は読んでも外れはないだろう。
    人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)より
    4061822071
    No.3:
    (1pt)

    古い

    名探偵がいて、知り合いの警察官がひれ伏す的なキャラ設定は古いというか飽きました。
    あと、主人公と親友の理屈というか理論の思い出とか必要?

    亡くなったのは親友か、親友はないかってとこで親友じゃない方がこの本てきには面白かったんじゃないかな〜?
    人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)より
    4061822071
    No.2:
    (4pt)

    ボーダーラインがもたらす暴力と悲劇

    病院内にある精神科の面接室で、身元も
    わからないほど焼け爛れた死体が発見された。
    その死体は、氷川に多大な影響を与えた旧友で、現在は
    精神科医の生田瞬である可能性が高いと思われるが……。
    《氷川透》シリーズ第三作。
    前二作同様、閉鎖空間を舞台とすることで、その内と外を
    明確に区分し、容疑者や彼らが取り得る行動を限定します。
    その上で、一見不可能と思われた内と外の越境をなし得る
    人物を、論理操作によって導き出していくという、方法論が
    採られています。
    それに加え、本作では、ふたつの事象の間に引かれる
    ボーダーラインの暴力が、大きなテーマとなっています。
    男と女、犯人と被害者、そして、生者と死者――。
    「常識」の名のもとに引かれる強圧的な境界線は、ときに、
    無辜の人びとの人間性を無惨に引き裂いてしまうのです。
    今回氷川が、DNA鑑定だけでは犯人の偽装を見破れないことを指摘したり、
    延々《バールストン・ギャンビット》にこだわるのも、そうした理不尽な暴力への
    抵抗のためといえましょう。
    人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)より
    4061822071
    No.1:
    (4pt)

    人魚とミノタウロス

    氷川透の講談社ノヴェルス第三段である。前二作と同様、推理小説家志望の「氷川透」が登場する、本格推理小説だ。最近の新本格ならぬ変本格ミステリィとは一味違う、ロジックの限りを尽くした作品である。病院の面接室で身元が解らないほど焼け爛れて発見された死体。それが友達かもしれないと、本調子の出ない「氷川透」。おなじみの高井戸警部、刑事北沢の警察の面々。今回はさらに、ヨッスィーこと千歳良美なる新ボケキャラも?ますます目の離せないシリーズである。
    人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:人魚とミノタウロス (講談社ノベルス)より
    4061822071



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク