追いし者追われし者



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初公開日(参考)2002年05月
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長編小説

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追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)

2002年05月31日 追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)

―おれは彼女のストーカーになった。彼女の全てを知るために後をつけ、盗聴器も仕掛けた。あるとき彼女がある男のことで困っていることを知る。そこでおれは彼女の故郷のS市を訪れることにした。―わたしは不安でならない。誰かにつけ狙われているらしい。あの男のことも気になって仕方ない。それではらちがあかない。思い切ってS市に行くことにした。―S市ではあの男が家の中で殺され、さらにおれの会社でもひとりの男が命を落としていた。精緻と変幻のあわいに読者を落とし込む気鋭の快作登場。 (「BOOK」データベースより)




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追いし者追われし者の総合評価:6.33/10点レビュー 6件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6:
(4pt)

叙述系推理・・・だが分かりにくい

氷川透氏の同名探偵シリーズとは独立した作品ですが、この著者の全著作に見られるように、微妙に繋がりはあります。特に「密室は眠れないパズル」を読んでいないと分からないネタもあります。
交互の人称の異なる人物からの視点で話が展開・・・という段階でこれは叙述トリック系だろうと誰もが思うが、その通りです。さらに本作の事件は作中作という設定で、本編の前半と後半でメタレベルでのやや反則的なトリックが仕掛けられており、非常に構成的には凝っているが、正直これが分かりずらい・・・。読み終わっても我孫子武丸氏の「殺戮にいたる病」のようなインパクトが殆ど残らないんですよね。
あまり氷川氏はこの路線は向いてないような気がします。従来の論理で密室を説き明かす系の明朗論理推理系の作品の方が面白いです。
追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)より
4562035226
No.5:
(4pt)

氷川透が出てこない叙述ミステリ

叙述トリックが仕掛けられた作中作の合間合間に、「外挿」というメタレベルの章を
組み込むことで、作中作の不備を自然なものにすると同時に、ミスディレクションを
謀るという、企みに満ちた周到な構成がなされている野心作。
とはいえ、いくら「外挿」でフォローされるといっても、作中作の其処彼処で見られる
アンフェアな記述は致命的ですし、真相自体もいまいちインパクトに欠けるというの
が、つらいところw
ストーカー(追いし者)とその標的(追われし者)という歪な関係性に着目した
アイデアは良いと思いますが、作品として昇華しきれていないのが残念です。
■付記
  本作の前に『密室は眠れないパズル』を読んでおくことをおススメいたします。
追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)より
4562035226
No.4:
(2pt)

良い展開も煮え切らないストーリーで今一歩。

途中で伏線の張り方に気付く。わりかし叙述トリックの定番ぽい。が、結構読めるし嫌いではない展開。バレても良いのだ、もうちょっと主人公が追い詰められてドツボにはまるような展開だったならば・・・。若き著者と天才編集者の打ち合わせの「外挿」が邪魔である。ラスト前に思いっきり気持ちを削がれてしまった。外挿自体が叙述に一役買うのならば面白かったのに・・・。タネ明かしと言い訳じゃダメよ。なんなら、あとがきで書いとけよー。
追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)より
4562035226
No.3:
(2pt)

トリックこそ本格派だが・・・

 ミステリーリーグ作品の一作。ミステリーリーグとは、原書房が出版する書き下ろし本格ミステリー小説のシリーズ。著者の氷川透は、2000年に「真っ黒な夜明け」でメフィスト賞を受賞、論理ミステリーを得意とする作家であるようだ。 本書は会社の同僚をストーカーする男性が主人公である。そしてストーカー相手の女性のまわりで二つの殺人事件が。意中の女性に容疑がかからないように、事件の捜査に乗り出すストーカー探偵。ついに犯人が判明。それは・・・ なぜ、本文の途中で若き著者と叔父である敏腕編集者とのやりとりが挿入されているのかがわからない。その先の展開を明かしてしまっているのだ。何とも不可解である。トリックもそれほど珍しいものではないし、かといって、犯行の背景にある動!機に関しても詳しく書かれていない。当然のように読後感には物足りなさが残った。しかし、読みやすさは抜群だった。スラスラ、あっという間に読み終えていた。それだけに途中で挿入されている外挿が「なぜここで」という気持ちがどうしても残ってしまう。 トリックこそ本格ミステリー風だが、薄っぺらい内容はとても本格ミステリーとは言えないのではないだろうか。ミステリーリーグの作品は本書しか読んでいないが、手が遠のきそうな気がしてきて残念である。
追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)より
4562035226
No.2:
(2pt)

大仕掛けがすべて

何か書くとネタバレてしまうので、非常にコメントしにくい作品。作品に仕掛けられた大仕掛けが「全て」といえる。でも、その仕掛けがイマイチ上手くは隠せていない。ラストで「やられた~~!!」と思わせるからこそ意義があるのであって、序盤で匂わせては意味が無いのでは?いや、それも含めて仕掛けなのか?もしそうならば、脱帽。
追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:追いし者 追われし者 (ミステリー・リーグ)より
4562035226



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