逆さに咲いた薔薇
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
逆さに咲いた薔薇の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
逆さに咲いた薔薇の総合評価:
6.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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退屈はせず最後まで読めるので平均的な出来だと思うが、どうも作者は初期のころの緻密な論理推理合戦で不可能犯罪を解き明かすパターンに限界が来たのか、この時期リリースされた作品はライトノベルっぽい学園推理や叙述トリック系など様々なパターンの作風を広げようとしていたのだと思われるが、やはり論理押し切りの推理なしの作品ではこの著者の魅力が殆ど出ていない。
本作も推理小説としてはトリックや真相が陳腐過ぎるのは否めない。要するに安易なプロットである。本作がデビュー作だったらおそらくメフィスト賞は落選でデビューは難しいのではないか、それくらい何か素人が書いたようなストーリーだ。
本書に裏表紙に書かれている論理の反転だが、正直、反転というよりそのままのような気がする。初期の作品のような最後まで真相が掴めないサスペンスが殆どなく読者がまさかこんなオチじゃないだろうな・・・と中盤辺りで思いいだく悪い意味での予想通りのオチ・・・。
探偵役は「最後から二番目の真実」に登場し強烈な印象を残したキャラだが、本作ではあまりキャラも立っていない。
厳しい事ばかり書いているが、氷川氏の初期の作品が非常に出来が良かっただけにここに来ての失速ぶりはちょっと悲しいものがある。
このシリーズも本書のカバーの記述を見ると続編が刊行予定と明記されているが、結局出なかった。
本作の次に出る学園ライトノベルものも評判が悪かったで、これ以降全く著作が出ていないとこ見ると、ここらへんが著者の推理作家としての限界だったのかも知れない。