延期された殺人
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン追加その2。手直し前のほぼ完成作、ガードナー死後発表のメイスンもの2冊目。によると書かれたのは1939年。姉が行方不明となった依頼人。メイスンは危ない橋を大胆に渡り、ホルコムと鋭く対立。銃を放り投げたり、冷たい水に浸かったり、屋敷に忍び込むメイスンの冒険が見ものです。法廷シーンは予審、判事スキャンロンはかなり型破りな運営でメイスンの真相究明を助けます。全体的に筋が弱い感じですが、ホルコムが元気に活躍しているので満足です。銃は38口径コルト、ポリス・ポジティブとコルト38スペシャル「44フレーム」が登場。44フレームという表現は聞いたことがないのですが、S&Wの.38/44(44口径のフレームを使用しており38口径の強装弾を発射出来る銃、S&Wの分類ではNフレーム)に相当する銃はコルト オフィシャル ポリスではないかと思います。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1973年の第82作で、最後の作品。だが本書は、作者の死後に見つかった未発表の原稿を出版したものであり(ガードナーは1970年に81歳で亡くなっている)、最後を意識した話には全くなっていない。だから、いつどのように読んでも全く問題ないだろう。私にとっても、本書は最後に読むメイスン物ではない。 実際、メイスン物としてはさほど出来の良い話ではないので、最後の作品だからと身構えず、気軽に楽しむようお勧めする。また、進歩的な女性が登場したと思ったら、最後はあっさりと古くさいパターンに収まってしまったのも、何だか残念。まあ、約80歳の男性の作者が、まだそれほど進歩的になっていない時代に書いた事を考えれば、これだけでも大したものなのかもしれない。 なお本書は、シルヴィアと名乗る若い女が、姉のメイ・ファーの問題でメイスンに相談に来るが、メイスンは女の不自然な様子から、女はメイ・ファー本人であると当たりをつける…という話である。 | ||||
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