掏替えられた顔



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初公開日(参考)1955年08月
分類

長編小説

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掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)

1985年08月01日 掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)

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掏替えられた顔の総合評価:9.60/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(4pt)

二人は中国と日本を訪れ法律制度を調査していた 1938年4月出版

ドレイクによるとバリ島にも足を伸ばしてたらしい… ペリー メイスン第12話。ホノルルからカリフォルニアに戻る途中の船上が事件の舞台です。メイスンは、びっこカナリヤと吠える犬の事件でヒラ巡査にも有名。ジャクスンは鼈甲ぶちの眼鏡。ガッツに乏しいとメイスンは言いますが、おいおい、あんたと比べられてもね… 今回は、ある出来事がメイスンを眠れなくなるほど焦らせます。事件は予審でカタがつき、パズルのピースは上手く嵌るのですが、ちょっとごたついた印象を受けました。メイスンの危ない冒険も控え目です。次の事件の予告は具体的ではありません。(ジャクスンが一風変わった事件の依頼人が来ていると連絡してきただけ) 銃はメーカー不明の38口径リヴォルヴァが登場。メイスンの拳銃も初登場。ショルダーホルスターを使い、リヴォルヴァであることしか書かれていませんでした。
掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)Amazon書評・レビュー:掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)より
4150002126
No.4:
(5pt)

さすがのメイスンもまさかのピンチに。

メイスンが法廷で悪戦苦闘させられる作品です。せっかくバカンスに出ていたのにもかかわらず結局は事件に引き寄せられてしまうという…なんだかちょっとかわいそうになってきますね。この作品の特徴はとかく犯行の真相が複雑になっていること、そして、犯行にもないだろうと思っていることが平然と用いられていること。したがってこういった作品は無理して推理しようとするだけ精神を磨耗してしまうので無理に考えないほうがラクですよ。それにあくまでも「法廷を楽しむ」ための作品なので敏腕弁護士(?)メイスンのその鮮やかで時にブラックな裁判をご覧ください。しかしながらこの作品のすばらしいところは事件だけではなく人間模様も興味深いところ。この残酷極まりない事件ゆえに一人の人間が傷つくこととなってしまいました。そう、正直者がまさに手痛い打撃を受けたのです。もし、この作品の複雑な真相のようなことがなければ、このようなことにはならなかったろうに…どこかさびしげなラストの作品でありました。
掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)Amazon書評・レビュー:掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)より
4150002126
No.3:
(5pt)

さすがのメイスンもまさかのピンチに。

メイスンが法廷で悪戦苦闘させられる作品です。
せっかくバカンスに出ていたのにもかかわらず
結局は事件に引き寄せられてしまうという…
なんだかちょっとかわいそうになってきますね。

この作品の特徴は
とかく犯行の真相が複雑になっていること、
そして、犯行にもないだろうと思っていることが
平然と用いられていること。

したがってこういった作品は
無理して推理しようとするだけ
精神を磨耗してしまうので
無理に考えないほうがラクですよ。
それにあくまでも「法廷を楽しむ」ための
作品なので敏腕弁護士(?)メイスンの
その鮮やかで時にブラックな裁判をご覧ください。

しかしながらこの作品の
すばらしいところは事件だけではなく
人間模様も興味深いところ。
この残酷極まりない事件ゆえに
一人の人間が傷つくこととなってしまいました。

そう、正直者がまさに
手痛い打撃を受けたのです。
もし、この作品の複雑な真相のような
ことがなければ、このようなことには
ならなかったろうに…

どこかさびしげなラストの
作品でありました。
掏替えられた顔 (1955年) Hayakawa Pocket Mystery 212Amazon書評・レビュー:掏替えられた顔 (1955年) Hayakawa Pocket Mystery 212より
B000JB489O
No.2:
(5pt)

Corpus Delictiの重要さ

ペリー・メイスンは、真相をつきとめるために、かなり思い切った(時には違法な)手段を取る。彼のこの姿勢は"薄氷の上でスケートをする" とたとえられるが、本書ではスケートどころか、薄氷の上での宙返りのような離れ業を見せてくれる。拍手喝采。だが、メイスンの見事な曲芸は今始まった事ではない。本書の最大の特徴は、"Corpus Delicti" の重要さだろう。"Corpus Delicti" は普通"罪体"と訳されるが、知らなければこれでもチンプンカンプンだろう。要は、殺人事件で言えば、被害者がまちがいなく死んでおり、その死の原因は他者の犯罪的な行為である(自然死や事故死や自殺ではない)事の証明である。犯人は○○だと指摘する前に、まずこれを確立する必要がある。なぜ本書ではこれがそれほど重要なのか…興味のある方は、ぜひご一読を。
掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)Amazon書評・レビュー:掏替えられた顔 (ハヤカワ・ミステリ 212 ペリイ・メイスン・シリーズ)より
4150002126
No.1:
(5pt)

Corpus Delictiの重要さ

ペリー・メイスンは、真相をつきとめるために、かなり思い切った(時には違法な)手段を取る。彼のこの姿勢は"薄氷の上でスケートをする" とたとえられるが、本書ではスケートどころか、薄氷の上での宙返りのような離れ業を見せてくれる。拍手喝采。
だが、メイスンの見事な曲芸は今始まった事ではない。本書の最大の特徴は、"Corpus Delicti" の重要さだろう。"Corpus Delicti" は普通"罪体"と訳されるが、知らなければこれでもチンプンカンプンだろう。要は、殺人事件で言えば、被害者がまちがいなく死んでおり、その死の原因は他者の犯罪的な行為である(自然死や事故死や自殺ではない)事の証明である。犯人は○○だと指摘する前に、まずこれを確立する必要がある。なぜ本書ではこれがそれほど重要なのか…興味のある方は、ぜひご一読を。
掏替えられた顔 (1955年) Hayakawa Pocket Mystery 212Amazon書評・レビュー:掏替えられた顔 (1955年) Hayakawa Pocket Mystery 212より
B000JB489O



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