ためらう女
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
ためらう女の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ペリー メイスン第41話。いきなり法廷での反対尋問から始まるのはシリーズ初。ネチネチ尋問は不発に終わり、メイスンはブラックストーン(「黒大理石」と誤訳)の胸像に帽子を被せます。官選弁護人メイスンも初。ドレイク事務所の探偵の目印は赤いカーネーション。デラとラスヴェガスにお忍び旅行のはずがすぐバレます。今回は危ない冒険がたっぷり、人にやらせたり、自分でやったりです。でもデラを危険に晒したので減点ですね。法廷では杓子定規な判事を上手く扱い、ネチネチ尋問で証人をやり込めます。ホルコムは正式に「殺人課」と記述され、トラッグは最後に現れ、珍しくハードボイルド的デカの見本を見せます。解決は強引な感じですが、行動的メイスンなので満足です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、メイスン物としては、いつもとだいぶ趣が違う。 (1) メイスンが官選弁護人として、無一文の被告の弁護にあたっている事 (2) 事件が殺人ではなく強盗である事 (3) 冒頭から裁判が始まっている事 今回の被告は嘘つきでもなく、かわいげのない所もなく、珍しく読者の同情心をそそる人。なのに、状況は被告にとって悪くなる一方。しかし、メイスンは決してあきらめず、ついに劇的な逆転劇に成功する。本書では、メイスンの弁護士としての誠実さがよく現われている。たとえ一銭も稼げなくとも、いったん弁護を引き受けたからには、全力を尽くすのだ。もし刑事弁護士が必要な事態になったら、メイスンを雇えればいいのにな、と心から思う。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|