消えた看護婦
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第43話。Saturday Evening Post連載(1953-9-19〜11-7)なので、実は前作(1953年11月出版)より前に発表されています。ポスト誌連載は「そそっかしい子猫」(1942年)以来ですが、本作から1962年まで毎年メイスンものをポスト誌に連載(10年間に14作)、人気の高さがうかがえます。見え透いた罠に飛び込むメイスン、冒険癖が抜けません。バーガーと地方検事局で立ち回りを演じ、危ない冒険も辞さない行動派メイスンです。予審で地方検事をきりきり舞いさせ、被告を隠したメイスンにバーガーが襲いかかります。武闘派バーガーとお間抜けホルコムを翻弄し、強引に予審を終わらせますが、解決はちょっと複雑です。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1954年の第43作。 開業医のモールデンが飛行機事故で死亡する。彼には脱税の疑いがかけられており、その右腕で愛人だった看護婦も姿を消す。未亡人のステファニーは、夫が脱税した金を看護婦が隠し持っていると疑い、メイスンに調査を依頼する。ステファニーは欲の皮が突っ張った女である。夫の死を悼むよりも、夫の隠し金をかっさらう方に血道を上げ、そのためにメイスンを利用しようとする。だからと言って冷血な殺人犯人とは限らないが、イヤな依頼人である事に変わりはない。それでも、メイスンは資格剥奪や刑務所入りの危険を冒して、依頼人のために全力で戦う。弁護士とはつくづく因果な商売だと思う。メイスン物の最大の魅力は、証拠が乏しい中、いかにして真犯人の真相を、皆を納得させられる形で暴き出すか…という点にあるが、本書でも終盤の法廷での、スリリングでドラマティックな真相の暴露が圧巻。さらに本書では、真犯人が全く思わぬ人物で驚かされる。さらに本書は、宿敵の検事バーガーがメイスンに殴りかかったり、メイスンが法廷侮辱罪を宣告されるなど、スペクタクルなシーンが多くて楽しめる。 | ||||
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