片目の証人
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第36話。冒頭にメイスンは登場しませんが、すぐ電話で呼び出されます。少し日本人の血が混じっているという煙草娘にローリイを注文。ドレイクは寒い時にうってつけの特製バター入りラム酒をメイスンに振る舞います。行く先々で死体にぶつかるメイスンはトラッグにしつこく付きまとわれ、不動産取引のついでにデラにプロポーズ。メイスンの無茶な冒険はありません。法廷場面は予審、バーガーが登場。眼鏡講義の後、最後はデラの女優の才能が発揮され、劇的な証言シーンを経て、ちょっと複雑すぎる解決に至ります。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1950年の第36作。メイスン物の冒頭が突飛なのは毎度の事だが、本書はかなり異例。メイスンがナイトクラブでくつろいでいると、名前を名乗らぬ女が突然電話をかけてきて、差し迫った様子で、さほど差し迫ったとは思えない頼み事をする。メイスンは通常なら、そのような匿名の依頼はうっちゃるのだが、女のおびえきった、死に物狂いの口調に動かされ、行動を開始する。メイスンはようやくそれらしい女を見つけるが、なぜか彼女は電話をかけた事を頑として否定する。なぜこの期に及んでまで、そんな無意味と思える隠し立てをするのか? あるいは…? 本書で最も興味深い謎である。この謎の答えがいいかげんだったり、こじつけめいたものだったら、ガッカリしただろうが、期待にそむかぬものだった。伏線が良く出来ている。また、”片目の証人(One-Eyed Witness)”が何を意味するのか? これも、証人の目が悪いといった単純なものでは全くなく、やはり期待にそむかなかった。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1950年の第36作。 メイスン物の冒頭が突飛なのは毎度の事だが、本書はかなり異例。メイスンがナイトクラブでくつろいでいると、名前を名乗らぬ女が突然電話をかけてきて、差し迫った様子で、さほど差し迫ったとは思えない頼み事をする。メイスンは通常なら、そのような匿名の依頼はうっちゃるのだが、女のおびえきった、死に物狂いの口調に動かされ、行動を開始する。 メイスンはようやくそれらしい女を見つけるが、なぜか彼女は電話をかけた事を頑として否定する。なぜこの期に及んでまで、そんな無意味と思える隠し立てをするのか? あるいは…? 本書で最も興味深い謎である。この謎の答えがいいかげんだったり、こじつけめいたものだったら、ガッカリしただろうが、期待にそむかぬものだった。伏線が良く出来ている。 また、”片目の証人(One-Eyed Witness)”が何を意味するのか? これも、証人の目が悪いといった単純なものでは全くなく、やはり期待にそむかなかった。 | ||||
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