重婚した夫
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第65話。Saturday Evening Post連載(1961-7-15〜8-26)ポスト誌集中連載時代(10年間に14作)の13作目。デラの出す科学クイズに全く興味の無いメイスン。電話ではよそよそしい態度のトラッグですが、顔をあわせるとペリーと呼んで親しさを強調、ジムという刑事を連れています。登場人物が読んでいた雑誌中にポスト誌が出てくるのは楽屋落ち。予審はバーガーが最初から張り切りますが、メイスンに逆転され、最後には珍しく正義のために素直になります。解決は鮮やかですが、全体の冗長な感じは相変わらず。銃はスミス・アンド・ウエッスン製38口径リヴォルヴァー、銃身2インチが登場。シリアルC232721は、Kフレームfixed sight1948-1952年製、該当銃はミリタリー&ポリスですね。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1961年の第65作。 セールスウーマンのグウィンは、事情があって既婚の親友ネルの家で暮らしているが、仕事である家を訪れて仰天する。その家の幼い息子が、ネルの夫グライムズにそっくりだったのだ。グライムズは重婚して二重生活を送っている…と確信したグウィンだが、さっそくその晩危険な目に。グウィンはメイスンの助けを求めるが…。 前の配偶者と離婚して再婚したはずが、手違い等で離婚が成立していなかった…という形の重婚は、メイスン物や他のドラマでもたまに見られるが、本書のは正真正銘、完全に意図しての重婚。浮気ならともかく、別人として2つの家庭生活を営むなんて、経済的に余裕があろうとも、時間的・精神的にものすごくしんどいと思うのだが、何が楽しいのだろう。 重婚の問題をやたらに突っ込んでも仕方がないので目をつぶるが、それでも本書の出来は良いとは言い難い。重婚グライムズ氏の行き当たりばったりの性格に引きずられてか、話全体が何だか行き当たりばったりで、不自然なものになってしまった気がする。メイスンの真相暴露も唐突すぎて、かえって切れ味が感じられない。それなりに楽しめるが、メイスン物は全部読む…という熱心なファン以外には、特にお薦めしない。 | ||||
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前半と後半で訳文の雰囲気が異なるため、作品を楽しむ以前に少々とまどってしまう。とはいえ、肝心の作品のほうも大したものではない。メイスンものとしては下位のでき。 | ||||
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