還らざる道

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評判

還らざる道の評価:

4.26/5点 レビュー 19件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(5pt)

歴史は繰り返す

物語は、前作の「棄霊島」同様、相当古い話に遡る。
事件の真相を調べるにあたって、50年という歳月が、壁の様に立ちはだかる。
しかし、実は、この物語は、古くて新しい話でもあった。

今回も浅見光彦の推理が冴え渡るが、あまり兄の力を借りようとはしない。
そして彼は、またしも、事件の真相を調べる女性に、想いを寄せられる。
これまで彼に、想いを寄せた女性は、一体何人にのぼるのだろう?

ただ、この物語は、非常に真面目だ。
物語が追求するのは、あくまで正義であり、それ以上でも以下でもない。
ノリの軽い軽井沢の先生も登場しないし、幽霊話めいたテイストは皆無だ。

これまでの著者の作品では、軽井沢の先生が登場すると、コミカルで面白いという事で、歓迎する方もおられる。
私は、事件の質にもよると思うが、幽霊話は全く歓迎しないというのが、私の周囲の内田作品ファンの一致した意見だ。

人間の生き様にまつわる正義について描かれた力作だ。
含蓄のある作品であり、印象に残る。
還らざる道 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (祥伝社文庫)より
4396336772
No.11
(4pt)

真実と信念の追求

人間、不本意ながら信念を曲げてしまうことがある。
自己顕示欲のため・家族を守るためなど理由は様々だろう。
だが、ひとたび嘘をつくと嘘を隠すためさらに嘘を重ねる結果となる。
そして、人生を狂わせ罪悪感を抱え、下手をすれば子孫にまで影響を及ぼす。
自分の命を掛けても守りたい信念を感じることができる。

市町村の合併、木地師の生活など地域に根ざしたことが描かれていて、なぜ事件は起こったのか、なぜ隠すのかが納得できて興味深い。


還らざる道 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (祥伝社文庫)より
4396336772
No.10
(5pt)

おもしろくて一気に読みました

私の地元、足助が登場しています。

ミステリー小説ですので、「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」とあります。

しかし、足助で土蔵のお店(書店&ギャラリー)をはじめた深見さんとか、「三州足助屋敷」を造成した観光カリスマが登場してたりするので、足助を知る者としては、なんだかうれしくなってしまいました。
ときどき、ノンフィクションかような錯覚にも陥ったりして...

ミステリーは久しぶりに読みました。ゆっくり読もうと思っていたのですが、ストーリーに惹きこまれて、一気に一晩で読んでしまいました。おもしろかったです。
還らざる道 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (祥伝社文庫)より
4396336772
No.9
(5pt)

林業今昔の中の謎と、男の生き様

著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X
No.8
(5pt)

林業今昔の中の謎と、男の生き様

著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。
還らざる道 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (ノン・ノベル)より
4396208618
No.7
(5pt)

林業今昔の中の謎と、男の生き様

著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。
この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。
この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。
正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。
この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。
推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。
また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。
過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。
しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X
No.6
(4pt)

なかなかの良作

ストーリー構成もうまく出来ており、違和感なく読み進む事が出来ました。過去に起きた事件と現代に起きた事件との繋がりを追いかける光彦の活躍に心踊る作品です。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X
No.5
(5pt)

林業今昔の中の謎と、男の生き様

著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。
この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。
この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。
正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。
この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。
推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。
また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。
過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。
しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。
還らざる道 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (ノン・ノベル)より
4396208618
No.4
(4pt)

なかなかの良作

ストーリー構成もうまく出来ており、違和感なく読み進む事が出来ました。過去に起きた事件と現代に起きた事件との繋がりを追いかける光彦の活躍に心踊る作品です。
還らざる道 (ノン・ノベル) Amazon書評・レビュー: 還らざる道 (ノン・ノベル)より
4396208618
No.3
(5pt)

歴史は繰り返す

物語は、前作の「棄霊島」同様、相当古い話に遡る。
事件の真相を調べるにあたって、50年という歳月が、壁の様に立ちはだかる。
しかし、実は、この物語は、古くて新しい話でもあった。
今回も浅見光彦の推理が冴え渡るが、あまり兄の力を借りようとはしない。
そして彼は、またしも、事件の真相を調べる女性に、想いを寄せられる。
これまで彼に、想いを寄せた女性は、一体何人にのぼるのだろう?
ただ、この物語は、非常に真面目だ。
物語が追求するのは、あくまで正義であり、それ以上でも以下でもない。
ノリの軽い軽井沢の先生も登場しないし、幽霊話めいたテイストは皆無だ。
これまでの著者の作品では、軽井沢の先生が登場すると、コミカルで面白いという事で、歓迎する方もおられる。
私は、事件の質にもよると思うが、幽霊話は全く歓迎しないというのが、私の周囲の内田作品ファンの一致した意見だ。
人間の生き様にまつわる正義について描かれた力作だ。
含蓄のある作品であり、印象に残る。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X
No.2
(4pt)

真実と信念の追求

人間、不本意ながら信念を曲げてしまうことがある。
自己顕示欲のため・家族を守るためなど理由は様々だろう。
だが、ひとたび嘘をつくと嘘を隠すためさらに嘘を重ねる結果となる。
そして、人生を狂わせ罪悪感を抱え、下手をすれば子孫にまで影響を及ぼす。
自分の命を掛けても守りたい信念を感じることができる。
市町村の合併、木地師の生活など地域に根ざしたことが描かれていて、なぜ事件は起こったのか、なぜ隠すのかが納得できて興味深い。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X
No.1
(5pt)

おもしろくて一気に読みました

私の地元、足助が登場しています。
ミステリー小説ですので、「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」とあります。
しかし、足助で土蔵のお店(書店&ギャラリー)をはじめた深見さんとか、「三州足助屋敷」を造成した観光カリスマが登場してたりするので、足助を知る者としては、なんだかうれしくなってしまいました。
ときどき、ノンフィクションかような錯覚にも陥ったりして...
ミステリーは久しぶりに読みました。ゆっくり読もうと思っていたのですが、ストーリーに惹きこまれて、一気に一晩で読んでしまいました。おもしろかったです。
還らざる道 Amazon書評・レビュー: 還らざる道より
439663272X