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還らざる道
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還らざる道の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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なにしろ作品量が多いのです。初期作品には推理小説として傑作と言えるものもあったのですが、少々濫作ともいえる執筆量で、中にはよく似通った、おざなりな作品と思われるものもありました。どの推理小説にも言えることですが、何と言っても「古い過去と現在」とを結びつけた作品群は読ませます。そこにこの作者が時々やってしまう妙な地方歴史ではなく、世の中に普通に生きる個人の経歴と、人間関係をからめた場合はその作品が成功する場合が多いようです。この作品も浅見シリーズの一つではありますが、その推理段階が無理なく俗にいう「ハマル」形で物語が展開しています。シリーズの中でも佳作と言える作品でしょう。 | ||||
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瀬戸氏の正義は何年経過しても消えるではなかった。 物語に引き込まれて時間を忘れ読みふっけてしまいました。 | ||||
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内田康夫の原作はドラマでよく見ていましたが、今回初めて本を読みました。 面白かったです。 | ||||
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有名インテリア会社の会長が事件に巻き込まれ、その孫娘と共に光彦が事件の真相に迫っていきます。 事件の裏側には、何十年も前に起こっていた、とある事件と関係があるのではと推測した光彦は。。。。。 今回はいつもとは少し違った展開で、光彦と犯人が最後まで一切接触しません。 それゆえ、後味があまり良くなかった気がします。 | ||||
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遠い過去の記憶を紐解く過程が実に細かく表現された作品。 歴史のなかでそのまま誰にも理解されずに消滅してしまった であろう事件に深く切り込んで行く浅見名探偵の姿が記憶に 残った。 | ||||
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初めて内田康夫の「死者の木霊」を読んで以来、その旅情あふれるミステリーに魅せられました。娘の誕生日プレゼントのKindle で読む第一作として、この本を選びました。いい記念となりました。ありがとうございます。 | ||||
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以前から好きな作家のひとり。しばらく新刊を読んでいなかったが、海外赴任を機にしばらく読んでいなかったものを大量購入。やはり、いいですね。 | ||||
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これだけの長編小説でありながら、登場人物に対する心理描写が薄い気がします。 殺人の動機なども簡単すぎます。 旅情作品としては良く描かれていますが、作品構成として力が足りない気がします。それはやはり人物描写に於ける心理面が不足しているからです。 数十年前の因縁事を追求する過程に於いても、物語の進み具合にもうひとつ深みが感じられません。 プロットのない作品構成からくるマイナス面かもしれませんが、読み応えがありませんでした。 只、浅見光彦の推理の巧さだけは光っていたと思います。 | ||||
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著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。 この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。 この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。 正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。 この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。 推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。 また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。 過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。 しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。 | ||||
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著者の近年の作品は、事件のルーツを相当過去に遡るものが多い。 この作品も同様で、それは50年も遡るのだが、当事者のほとんどが物故されているという難題がある。 この作品の特徴は、正義を貫き通す男の強い意志と、林業の今昔が絡められて成り立っている点だ。 正義と貫くためには、自らの命すらいとわないという、男の生き様が描かれる。 この全容を「民間人」浅見光彦が見事に解明してゆく。 推理小説としての成り立ちが自然で、理路整然としている。 また、浅見光彦シリーズの常であるが、豊かな旅情とともに描かれている。 過度に重くなりすぎておらず、細緻な人間模様も面白い。 しみじみと楽しむ事が出来る作品だ。 | ||||
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ストーリー構成もうまく出来ており、違和感なく読み進む事が出来ました。過去に起きた事件と現代に起きた事件との繋がりを追いかける光彦の活躍に心踊る作品です。 | ||||
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ストーリー構成もうまく出来ており、違和感なく読み進む事が出来ました。 過去に起きた事件と現代に起きた事件との繋がりを追いかける光彦の活躍に心踊る作品です。 | ||||
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大企業のトップや官僚を巻き込んだ犯罪なのだから、具体的に表現していただきたかった。官財の犯罪の奥深さを描いていただきたかった。語りだけで「そういう犯罪があったのだ」では興味半減である。光彦の想像だけでストーリーが進んでしまうのは惜しい。犯罪の中心人物の改心や行動も安易だ。上級のファンを増やすためにも内容を深めて欲しい。 | ||||
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大企業のトップや官僚を巻き込んだ犯罪なのだから、具体的に表現していただきたかった。官財の犯罪の奥深さを描いていただきたかった。語りだけで「そういう犯罪があったのだ」では興味半減である。光彦の想像だけでストーリーが進んでしまうのは惜しい。犯罪の中心人物の改心や行動も安易だ。上級のファンを増やすためにも内容を深めて欲しい。 | ||||
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物語は、前作の「棄霊島」同様、相当古い話に遡る。 事件の真相を調べるにあたって、50年という歳月が、壁の様に立ちはだかる。 しかし、実は、この物語は、古くて新しい話でもあった。 今回も浅見光彦の推理が冴え渡るが、あまり兄の力を借りようとはしない。 そして彼は、またしも、事件の真相を調べる女性に、想いを寄せられる。 これまで彼に、想いを寄せた女性は、一体何人にのぼるのだろう? ただ、この物語は、非常に真面目だ。 物語が追求するのは、あくまで正義であり、それ以上でも以下でもない。 ノリの軽い軽井沢の先生も登場しないし、幽霊話めいたテイストは皆無だ。 これまでの著者の作品では、軽井沢の先生が登場すると、コミカルで面白いという事で、歓迎する方もおられる。 私は、事件の質にもよると思うが、幽霊話は全く歓迎しないというのが、私の周囲の内田作品ファンの一致した意見だ。 人間の生き様にまつわる正義について描かれた力作だ。 含蓄のある作品であり、印象に残る。 | ||||
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人間、不本意ながら信念を曲げてしまうことがある。 自己顕示欲のため・家族を守るためなど理由は様々だろう。 だが、ひとたび嘘をつくと嘘を隠すためさらに嘘を重ねる結果となる。 そして、人生を狂わせ罪悪感を抱え、下手をすれば子孫にまで影響を及ぼす。 自分の命を掛けても守りたい信念を感じることができる。 市町村の合併、木地師の生活など地域に根ざしたことが描かれていて、なぜ事件は起こったのか、なぜ隠すのかが納得できて興味深い。 | ||||
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人間、不本意ながら信念を曲げてしまうことがある。 自己顕示欲のため・家族を守るためなど理由は様々だろう。 だが、ひとたび嘘をつくと嘘を隠すためさらに嘘を重ねる結果となる。 そして、人生を狂わせ罪悪感を抱え、下手をすれば子孫にまで影響を及ぼす。 自分の命を掛けても守りたい信念を感じることができる。 市町村の合併、木地師の生活など地域に根ざしたことが描かれていて、なぜ事件は起こったのか、なぜ隠すのかが納得できて興味深い。 | ||||
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私の地元、足助が登場しています。 ミステリー小説ですので、「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」とあります。 しかし、足助で土蔵のお店(書店&ギャラリー)をはじめた深見さんとか、「三州足助屋敷」を造成した観光カリスマが登場してたりするので、足助を知る者としては、なんだかうれしくなってしまいました。 ときどき、ノンフィクションかような錯覚にも陥ったりして... ミステリーは久しぶりに読みました。ゆっくり読もうと思っていたのですが、ストーリーに惹きこまれて、一気に一晩で読んでしまいました。おもしろかったです。 | ||||
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私の地元、足助が登場しています。 ミステリー小説ですので、「本作品はフィクションであり、実在の個人・団体などとは一切関係がありません」とあります。 しかし、足助で土蔵のお店(書店&ギャラリー)をはじめた深見さんとか、「三州足助屋敷」を造成した観光カリスマが登場してたりするので、足助を知る者としては、なんだかうれしくなってしまいました。 ときどき、ノンフィクションかような錯覚にも陥ったりして... ミステリーは久しぶりに読みました。ゆっくり読もうと思っていたのですが、ストーリーに惹きこまれて、一気に一晩で読んでしまいました。おもしろかったです。 | ||||
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