東西ミステリーベスト100(国内)

東西ミステリーベスト100(とうざいミステリーベストひゃく)は、1985年に『週刊文春』で実施された推理小説のオールタイムベスト選定企画。推理作家や推理小説の愛好者ら約500名がアンケートに回答し、結果は『週刊文春』1985年8月29日号および9月5日号で発表された。1986年12月には文藝春秋編『東西ミステリーベスト100』として文春文庫より刊行された。

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掲載作品を102件表示しています

1位

S 8.15pt 7.47pt 4.02pt

瀬戸内海に浮ぶ獄門島-南北朝の時代、海賊が基地としていたこの島に、悪夢のような連続殺人事件が起こった。

2位

B 7.46pt 6.51pt 3.93pt

昭和29年の洞爺丸沈没事故で両親を失った蒼司・紅司兄弟、従弟の藍司らのいる氷沼家に、さらなる不幸が襲う。

3位

B 7.00pt 6.95pt 4.11pt

福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。

4位

B 7.25pt 6.68pt 3.86pt

探偵小説を愛し、戦争中は仲間と犯人当てゲームに興じた安吾。

5位

D 4.30pt 4.91pt 3.89pt

黒死館の当主降矢木算哲博士の自殺後、屋敷住人を血腥い連続殺人事件が襲う。

6位

B 6.71pt 6.87pt 3.96pt

昭和十年一月、書下し自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に著者の思想、知識を集大成する。

7位

B 6.56pt 6.69pt 4.30pt

一柳家の当主賢蔵の婚礼を終えた深夜、人々は悲鳴と琴の音を聞いた。新床に血まみれの新郎新婦。

8位

B 6.00pt 6.42pt 4.28pt

鮎川哲也の戦後本格の出発点となった里程標的名作。綿密な校訂と著者の加筆訂正による決定版。

9位

A 7.60pt 7.48pt 4.57pt

大正歌壇の寵児・苑田岳葉。二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。

10位

A 7.86pt 7.39pt 3.86pt

野村絹枝の背中に蠢く大蛇の刺青。

11位

B 9.00pt 7.22pt 4.43pt

船戸与一最高傑作堂々復刊冒険小説の第一人者、船戸与一最高傑作『山猫の夏』が、この夏堂々復刊。

12位

S 7.93pt 7.66pt 4.56pt

三度目の刑務所生活で、スリ師戸並健次は思案に暮れた。

13位

B 7.00pt 6.79pt 5.00pt

大金を盗んだ紳士泥棒がつかまった。だが金の隠し場所は白状しない。

14位

B 7.00pt 7.20pt 4.21pt

実業家小山田六郎氏の夫人静子を脅迫する陰獣・大江春泥のナゾを追求するわたしのまえに展開していった驚嘆すべき真相は何であったか?昭和3年発表の傑作中編「陰獣」と、初期の名作3編を収めた乱歩傑作集!

15位

B 6.33pt 6.86pt 3.99pt

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。

16位

B 5.89pt 6.56pt 4.40pt

奇術ショウの仕掛けから出てくるはずの女性が姿を消し、マンションの自室で撲殺死体となって発見される。

17位

B 6.86pt 6.96pt 4.16pt

『11枚のとらんぷ』を筆頭に、『乱れからくり』等数々の名作でわが国推理文壇に不動の地位を築いた泡坂妻夫が、この一作をもってデビューを飾った記念すべき作品―それが本書冒頭に収めた「DL2号機事件」である。

18位

A 9.00pt 8.14pt 4.40pt

戦後最大の問題作を晩年の著者が病苦をおし、パソコンに向いながら、一字一句、全ページにわたって、書き直した、改訂決定版。

18位

B 7.00pt 7.29pt 4.67pt

失踪した前任者・香取の行方を探すために、内戦下のサイゴンに赴任した坂本の周囲に起きる不可解な事件。

20位

B 7.00pt 6.86pt 4.50pt

幻想的な童話と血腥い殺人。被害者は傷害致死で服役し、仮釈放されたばかりだった。

21位

S 7.60pt 7.85pt 4.03pt

密室で殺された画家が遺した手記には、六人の処女の肉体から完璧な女=アゾートを創る計画が書かれていた。

22位

A 7.50pt 7.35pt 4.14pt

玩具会社部長の馬割朋浩は、降ってきた隕石に当たり命を落とす。

23位

A 7.67pt 7.28pt 4.48pt

1961年7月2日、神奈川県の山林から女性の刺殺体が発見される。被害者は地元で飲食店を経営していた若い女性。

24位

B 7.00pt 7.33pt 4.13pt

スーパーの親爺。ヤクザからは足を洗った。

25位

B 7.00pt 7.59pt 4.77pt

蕗屋清一郎が下宿屋をいとなむ老婆を絞殺した。老婆がためていた大金をねらって…。

26位

B 5.50pt 6.76pt 4.00pt

推理小説マニアの大学生・曳間が、密室で殺害された。しかも仲間が書いている小説の予言通りに。

27位

B 7.50pt 6.91pt 3.90pt

ささやかだが平穏な暮らしが、その日、失われた。怪しい男たちが訪れた時刻から。

28位

A 6.00pt 7.42pt 4.37pt

明晰な頭脳にものをいわせ、巧みに法の網の目をくぐる。ありとあらゆる手口で完全犯罪を繰り返す“天才的知能犯”鶴岡七郎。

29位

B 6.50pt 6.33pt 4.60pt

中国に渡って十五年、破産した紅真吾は、危機から救った大手商社の支店長・沢井から、儲け話に誘われる。

29位

B 7.00pt 8.00pt 4.46pt

愛する女・牧子のために殺人を犯して、暴力団と警察に追われる幸二。

32位

A 7.45pt 6.89pt 3.86pt

衆人監視の白木の箱の中から突如消えた“人形の首”。

33位

C 0.00pt 7.00pt 3.67pt

とざい東西、江戸は神田の橋本町、ものもらいや大道芸人ばかりが住んでいるおかしな長屋に、センセーと呼ばれる推理の特技をもった砂絵かきがいた。

34位

C 6.00pt 5.50pt 3.78pt

暴力団浜内組の幹部を追跡中、同僚を誤射した志田司郎は、刑事を辞し、妻子とも別れ、たったひとりで、波止場に単喰う巨大な暴力組織に立ち向ってゆく。

35位

B 6.20pt 6.17pt 3.71pt

仁木雄太郎・悦子の素人探偵兄妹が巻きこまれた奇妙な連続殺人事件。

36位

B 7.00pt 6.41pt 4.23pt

灼熱の太陽に喘ぐパリが漸く黄昏れた頃、不意にカケルを見舞った兇弾―その銃声に封印を解かれたかの如くヨハネ黙示録の四騎士が彷徨い始める。

37位

A 7.71pt 7.29pt 4.48pt

密室状態での恋人の死に始まり、その調査を依頼した素人探偵まで、衆人環視のもとで殺された蓑浦は、彼に不思議な友情を捧げる親友諸戸とともに、事件の真相を追って南紀の孤島へ向かうことになった。

37位

B 7.50pt 7.15pt 4.71pt

労働争議に揺れる東和紡績の常務令嬢敦子と、労働組合副委員長の鳴海は恋人同士。

39位

- 5.00pt 5.00pt 0.00pt

“第2維新”を目論む日本は、軍をフィリピンに侵攻させようとしていた。

40位

B 6.95pt 6.67pt 3.29pt

ヌードダンサーのミミイ・ローイこと漣子は八島財閥の御曹司・杉彦と恋に落ち、玉の輿に乗った。

41位

B 6.50pt 6.30pt 4.44pt

「あの女が…いた…」そう言って、デパートのエレベーターの中で男が死んだ。手がかりは、落ちていた名刺とこの言葉だけ。

42位

A 6.80pt 7.17pt 4.32pt

岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。この地に昔から伝わる手毬唄が、次々と奇怪な事件を引き起こす。

42位

A 6.97pt 7.12pt 3.73pt

北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館―通称「斜め屋敷」。

44位

A 8.40pt 7.78pt 4.53pt

戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。

45位

B 6.25pt 7.20pt 4.43pt

思わぬ運命の急変から、大金が至急必要になった四人の男女。

46位

C 1.00pt 6.14pt 4.30pt

奥州衣川で非業の死を遂げた源義経。モンゴル帝国を築いたジンギスカン。

47位

B 6.50pt 6.50pt 4.62pt

海峡で消息を絶ったのは、弟に船長を任せた船だった。乗組員は全て死亡したと聞く。

48位

A 7.06pt 6.90pt 3.80pt

埼玉県と長野県の境近く、かつては個人の別荘であった寮「リラ荘」を、日本芸術大学の学生七名が訪れた。

49位

B 7.00pt 6.41pt 4.17pt

魚津へ蜃気楼を観に行った帰りの汽車の中、二等車内には「私」ともう一人、古臭い紳士の格好をした60歳とも40歳ともつかぬ男しかいなかった。

51位

C 6.00pt 7.00pt 4.60pt

客の罵声を浴びながらリングに転がる。

52位

C 5.00pt 5.73pt 3.88pt

東京の巨大ホテルの社長が堅牢な密室で刺殺された。

53位

A 6.00pt 7.45pt 4.05pt

東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。

54位

B 5.50pt 6.35pt 4.22pt

ヴィクトル・ユゴー街のアパルトマンの広間で、血の池の中央に外出用の服を着け、うつぶせに横たわっていた女の死体は、あるべき場所に首がなかった。

55位

B 6.00pt 6.50pt 4.66pt

岡っ引上がりの半七老人が、若い新聞記者を相手に昔話を語る。

55位

C 4.00pt 6.71pt 4.40pt

M県のI湾に浮かぶ沖の島に突如として出現したものはなんであったか?富豪菰田源三郎と瓜二つの小説家人見広介は、源三郎が死んだのを幸いに源三郎になりすまし、菰田家の莫大な財産をもって、おのが空想した夢のパノラマ島をつくりあげた。

55位

C 7.00pt 6.33pt 4.50pt

女性ばかりの住む白雪荘。その一室でバー『デラ』のホステスあかねが絞殺された。

58位

B 6.00pt 6.78pt 4.36pt

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。

59位

D 4.00pt 4.60pt 4.06pt

“私はこの事件の犯人であり、探偵であり、被害者…”一人三役というアクロバティックな設定が、主人公の手記を通して変奏されながら明らかになっていく華麗なる本格推理。

60位

C 0.00pt 7.50pt 4.29pt

事件は、商産省組合の秘密闘争計画を筒抜けにしたスパイを発見した事が発端だった。

61位

B 7.86pt 6.63pt 4.07pt

競馬評論家・大友隆一が東北の牧場で銃殺された。ともに撃たれたのは、牧場長とサラブレッドの母子・モンパレットとパステル。

61位

D 4.50pt 4.67pt 4.20pt

探偵小説芸術論を提唱した木々高太郎の代表的長編。直木賞(第4回)受賞作。

63位

D 5.00pt 6.00pt 4.09pt

夜の非人間的な女誑しと昼間の正義の医師、植秀人。

64位

B 8.00pt 6.40pt 3.56pt

満席で飛び立ったジェット機内から、一人の女が消えた!?新聞記者の冬木悟郎は、人妻・朝岡美那子失踪の謎を追って、彼女の郷里・福岡へ。

65位

B 6.50pt 6.55pt 4.04pt

自らナポレオンの生まれ変りと信じ切っている男、はたまたナポレオンの遺品を完璧にそろえたいコレクター。

66位

C 6.33pt 6.25pt 4.03pt

キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくわえた富豪刑事こと、神戸大助が難事件を解決してゆく。

66位

B 5.25pt 6.56pt 4.47pt

謎の絵師といわれた東洲斎写楽は、一体何者だったか。後世の美術史家はこの謎に没頭する。

68位

C 6.00pt 6.00pt 4.38pt

弁護士・谷の同僚、戸部が失踪、つづいて彼と関わりのあった小山民子が殺された。

69位

B 7.25pt 6.86pt 4.04pt

日本屈指の歌劇団の主宰・原さくらが、東京公演を終え大阪公演を控えたわずかな間に姿を消した。

70位

C 6.00pt 6.33pt 4.33pt

結婚を控えた姉が突如失踪、遠く九州からの一報を受けて阿蘇へ赴いた妹美知子は、自殺者が姉であると確認するに至る。

72位

B 7.50pt 7.20pt 4.50pt

父にかけられた革命資金横領の汚名を晴らそうと、真相を探る主人公。次々と起こる奇妙な事件、そして殺人。

73位

B 7.00pt 6.88pt 4.27pt

深夜、東京の閑静な住宅街に一台のトラックが突っ込んだ。やがて起きる二つの殺人事件。

75位

B 8.00pt 7.10pt 4.08pt

新雪に包まれた山中湖畔。

77位

- 0.00pt 7.00pt 5.00pt

旧式の双発プロペラ機ダグラスDC‐3で運び屋をする退役自衛官・北一馬。

77位

C 6.00pt 5.50pt 3.93pt

江戸川乱歩に見いだされた「車引殺人事件」にはじまる、老歌舞伎俳優・中村雅楽の推理譚。

77位

C 5.50pt 6.38pt 4.06pt

孤独な老嬢たちが住む女子アパート。突如始まったアパート移動工事と同時に奇怪な事件が続発。

80位

A 7.40pt 6.91pt 3.94pt

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。

81位

D 3.00pt 4.67pt 3.85pt

怪奇探偵小説作家の中で最も比類のない魅力に富んだ作家のデビュー作「完全犯罪」を始めとして代表的短篇を収録した一冊。

81位

A 8.00pt 7.45pt 4.52pt

競馬界を舞台にしたミステリーの最高傑作。北海道で3億2千万円のサラブレッド「セシア」が盗まれた。

83位

D 2.00pt 4.67pt 4.50pt

滝口正雄が翻訳しているのは、“ニンジュツ”修行に励む外国人ヒーローや秘術を繰り出す“くノ一”軍団が登場する日本を舞台にしたスパイ小説。

84位

B 7.00pt 7.00pt 3.88pt

資本金15億の「東和油脂」経理部に勤める朝倉哲也は、上司の信頼が厚く、控え目で真面目な男。

85位

B 6.00pt 6.75pt 4.46pt

私立探偵の真木は、実業家・磯村の依頼を受けて、十九歳の劇団研究生・乃里子の行方を捜し始めた。

85位

B 0.00pt 6.21pt 4.51pt

「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」。西条八十の詩集を持った黒人が、ナイフで胸を刺されて殺害された。

85位

B 7.00pt 7.00pt 4.31pt

山間の温泉町へ向かった列車から八人の乗客が消えた。

88位

B 8.00pt 6.25pt 3.33pt

大手精密機器会社課長・守口は、愛人とのドライブ中に人を撥ねてしまった。

89位

D 4.00pt 5.00pt 4.67pt

その女は、小雨に洗われた京葉道路に横たわっていた──ひき逃げ現場に出くわしたチンピラ四人と医者ひとり。

89位

D 5.00pt 6.50pt 3.00pt

神代恒彦はCIAの非合法員だ。メキシコ保安局の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派の抹殺を受け負った。

89位

B 7.00pt 5.78pt 3.78pt

火曜日の深更、独り暮らしの娘を絞殺し屍体の一部を持ち去る。

92位

C 8.00pt 5.00pt 4.43pt

温泉町で旅館を経営している古い友人が逮捕された。何かがある--。

94位

C 6.00pt 6.00pt 5.00pt

自己破壊衝動に駆られる危うい精神状態の男の物語「落ちる」、万年平行員のささやかな逆襲「ある脅迫」、完全犯罪かと思われた事件の皮肉な露顕「笑う男」―第四十回直木賞を受けた三編のほか、囚われの身となった老人の視点でユーモラスに描く「私は死んでいる」や、青少年期

94位

D 4.00pt 5.40pt 4.15pt

栗本薫は22歳、某マンモス私大の3年生。

94位

D 4.00pt 5.67pt 4.00pt

陸奥宗光が極秘に認めた文書が鹿鳴館の一室から消えた。公開されれば深刻な国際問題となる。

98位

D 4.00pt 5.71pt 4.09pt

旅先で間違えたバッグの中には一通の手紙が。

98位

B 7.67pt 7.80pt 3.50pt

わたしは夫であるあなたを殺します。女であれば誰しもが夫に抱く憎悪が、殺人にまでふくれあがったからです……。

98位

98位