影の告発



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初公開日(参考)1963年01月
分類

長編小説

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影の告発―千草検事シリーズ 土屋隆夫コレクション (光文社文庫)

2002年03月01日 影の告発―千草検事シリーズ 土屋隆夫コレクション (光文社文庫)

「あの女が…いた…」そう言って、デパートのエレベーターの中で男が死んだ。手がかりは、落ちていた名刺とこの言葉だけ。被害者の周辺から疑わしい人物の名前が挙がってくるが、決定的証拠が掴めない。そして被害者の過去の鍵を握る少女の影。千草検事と刑事たちは真実を追いかける―。日本推理作家協会賞受賞の名作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

影の告発の総合評価:8.45/10点レビュー 11件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

アリバイくずし

この年代の作品はアリバイくずしがテーマになっているものが多いですね。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(7pt)

影の告発の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(5pt)

その事件の陰には…

表題作がとてつもなくいい作品です。
長編向けの作家さんなんだろうな、と感じましたね。

この作品はある男がエレベーターの中で毒殺されます。
ところがこの被害者、なぜかある種の時代が抹消されているのです。
それはなぜかと言いますと…

ただし、とてつもなく読んでいて暗く、きつい作品です。
それはある事実(実質人を駒に使った、しかも…)が突きつけられるからです。
本当この部分は胸糞なのでご注意あれ。

短編に関しては本当あっけなく終わります。
うへ、やっちまったと思うこと請け合いです。

長編がすべてと思っていただければ。
影の告発 千草検事シリーズ (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:影の告発 千草検事シリーズ (光文社文庫)より
4334703305
No.8:
(5pt)

圧倒的な文章力

もはや末期的と思われるテレビの刑事犯罪ものの、視聴者の誤誘導を狙ったクローズアップと、アンフェアな手がかりの秘匿といった安直な手は一切使わない堂々たるミステリー。筋と犯人が分かっていても何度でも読みたくなる。文章で読ませる本格推理小説の見本である。
影の告発 (講談社文庫 AX 34)Amazon書評・レビュー:影の告発 (講談社文庫 AX 34)より
4061360345
No.7:
(5pt)

著者の代表作を2作読めるお得な文庫でした

「危険な童話」出所後すぐの男が殺され・・・というお話。

作中作の童話が挿入されながら、殺人事件の捜査が進む構成の作品。最初に犯人の目星がつくけど、決定的証拠に欠け、その人物の犯行は無理そうに見え・・・という展開はなかなか読ませるミステリ。公衆電話を利用した所等はかなり巧みに構築されていて、合理的な解決がなされる所はカタルシスを感じさせてうまいと思いました。ただ、今スマホが普及してあまり公衆電話を使った事がない世代の方は少し理解し難いかも。☆4・5くらいで。

「影の告発」ある学校の校長先生がエレベーターで刺殺され・・・というお話。

松本清張風のアリバイ崩し物ですが、容疑者のアリバイが鉄壁でなかなか崩れない所は緊張感があります。ほんの少しの誤謬で主人公の検察官が真相に到達する所も合理的でカタルシスがありました。アリバイ崩し物だと最初から犯人の目星がつくので、最後に真犯人が指摘されるカタルシスはないですが、それを補って余りあるリアリズムがあると思いました。こちらも☆4・5くらい。

両方の作品とも、童話や詩を挿入して幻想的な効果を挙げているのが印象に残りました。著者が日本のミステリ界で独自の地位を持っているのも納得の作品だと思いました。

著者の代表作を2作読めるお得な文庫。是非ご一読を。
危険な童話・影の告発―土屋隆夫推理小説集成〈2〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:危険な童話・影の告発―土屋隆夫推理小説集成〈2〉 (創元推理文庫)より
4488428029
No.6:
(4pt)

写真トリックによるアリバイ崩し

61年の日本推理作家協会賞受賞のアリバイ崩しもののミステリーの名作である。
戦争の後遺症まだ冷めやらぬ時代背景とアリバイ崩しものの要素がうまく融合して一級の推理作品に仕上がっている。
本作のアリバイトリックは時刻表ではなく、写真によるアリバイトリックとなっている。
この5年後に書かれた鮎川哲也の準急ながらで捨てトリックとして可能性を検討しながらも否定されてしまう写真トリックが本作ではメインに使われている。
その意味ではこの写真トリック自体はあまり出来が良いとは言えないのであるが、それだけではなくきっちりと犯人と過去の事件の真相などが印象的に描きこまれており、名作と呼ぶに値するだろう。
影の告発―千草検事シリーズ 土屋隆夫コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:影の告発―千草検事シリーズ 土屋隆夫コレクション (光文社文庫)より
4334732976
No.5:
(5pt)

文学性と遊戯性の高度な達成

濃密な不可能犯罪興味と素晴らしい叙述技巧で読者を翻弄する『危険な童話』(1961年)
シリーズ探偵千草検事初登場作品でもある、推理作家協会賞を得た『影の告発』(1963年)は巧妙なアリバイトリックを駆使した名作。いずれも細部まで精緻に練られたプロットと論理展開の面白さ、陰影深い人物描写を兼ね備えた力作。
常に豊かな物語性と遊戯としての探偵小説の完成度の両立を目指し続けた著者の高度な達成点を示している。
危険な童話・影の告発―土屋隆夫推理小説集成〈2〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:危険な童話・影の告発―土屋隆夫推理小説集成〈2〉 (創元推理文庫)より
4488428029



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