盲目の鴉
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著者の作品を初めて読んだが、用意周到なお膳立てで、少し読み進めると引きずり込まれ、あとは一気に読んでしまった。 ただ後半ででくる「差し込み型卓上電話」のトリックは、いまのスマホ時代にちょっと古さを感じてしまう。 | ||||
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1980年初刊。 短編「泥の文学碑」を母体に執筆された千草検事シリーズの第四長編。 田中英光や島崎藤村、さらには題名に引用された大手拓次など文学者達への著者の深い思い入れが複合的なトリックの精緻さと有機的に融合した傑作。 (電話を利用したトリックはこの時代ならでの古色を帯びてしまっているが) そして登場人物たち、被害者と加害者の双方が帯びた陰影と運命の悲痛さには胸を打たれざるをえない。この慈味深い文学性に著者が生涯懸けて追求した推理小説への高い理想の実践を見る事が出来るのだ。 | ||||
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